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(読了後再生推奨/画質は720/60p、1080/60pがオススメです)
メタルスライム並みの出現率と現実逃避スピードを誇るのんれす氏が、(空想世界から)帰らぬ人となって以降、私がロードバイクで誰かと出かける時は、茶川探検隊(仮)のメンバーがほとんど。
本来であれば、隊長に率いてもらっていろんなトコロを探検するハズですが、ギックリ腰や肉離れなどの不運が重なり、2カ月ほどロードはお休み状態に……。そんな隊長がロードに復帰するというのでとりあえず参加して来ました。
本来であれば、隊長に率いてもらっていろんなトコロを探検するハズですが、ギックリ腰や肉離れなどの不運が重なり、2カ月ほどロードはお休み状態に……。そんな隊長がロードに復帰するというのでとりあえず参加して来ました。
最近は山岳まみれだったので、「今日はどこの山に行くの?」という思考パターンになっていますが、なんと今回のライドは平地オンリー。しかも山奥や田舎ではなく、渋谷や恵比寿、三軒茶屋、皇居など、まさに東京ど真ん中の大都会ライド。休みの日なのに職場付近をウロツクという背徳的なライドでもあります。
信号まみれの都内は、どのみちスピードが出ませんのでリハビリライドにはうってつけ。ライドというより、ポタリングです。目的地は、なんと“たい焼き”。都内の美味しいたい焼き屋をめぐり、もぐもぐしながらのんびり走ろうというなんとも平和な内容。たい焼きで摂取するカロリーを、ライド自体で消費できない可能性の方が高い予感がします。
平地と下り坂を愛する私にとっては、願ってもいない話のハズ。しかし、隊長のBlogに貼られたルートラボ地図を見ながら「あ、あれ? 坂道が無いぞ……平均斜度8%みたいな数字も無いぞ、お、おかしいな……」と、小刻みに震えながらブツブツ。完全にヤク(坂)が切れたジャンキー状態。ヒルクラスキー毒の恐ろしさを、改めて思い知ります。
ちなみに坂なんて登ると、こんな恐ろしい事になるのだと、私が身を挺して体験。同じ苦しみを味わう人が二度と現れないように、平地を愛するロードバイク初心者諸氏に警鐘を鳴らし続けているというのに、コメント欄やTwitter等で「ぼくも坂が登りたくなりました」とか言われるのだから報われません。ロードバイクにおけるオモイヤリは、こうも正しく伝わらないものかと、ぢつと手を見る日々です。
ライドの参加者は……という名の呪文詠唱を開始。隊長&しろさん、まっつーさん、akikiさん、病気さん、Deroさん、ゆっこさん、イズミさん、トントンさん、miyaさん、えりかさん、リヒティさん、けるさん、関脇さん、へまさん、りょうさん、そして私はお初のしんぱちさん。途中で、小寺さんも合流予定と、ひーふーみーで、19人? 合ってる? もうよくわかんなくなってきましたw
あまりに多いので3グループに分割し、時間差でスタート。一路、都内を東方向へと進みます。
と、スタート直後にアクシデント。しろさんのチェーンが、スプロケの外側に落ちるというメカトラブル発生。
スプロケの向こう側、ハブとの隙間に落ちてしまったようで、なかなかチェーンが外れません。「というか、こんな事って起こるのか」と驚きつつ、皆で修理に乗り出しますが、手持ちの簡易工具類では外れず……。akikiさんが家に戻ってスプロケ外しを持ってくるなど、紆余曲折。
途中合流のメンバーも居るのであまり遅れるわけにもいかないと、修理班を残して他のチームは先へ。……その後、しろさんは無念の戦線離脱(TдT) いきなりついてませんが、スタート直後だったのが不幸中の幸いとも言えます。
私の所属する先行部隊は、住宅街を抜け、三軒茶屋にあるはちみつのお店・花めぐみに到着。なんでもこのお店では、今川焼きのような外見ながら、はちみつをたらして食べるという「はちみつ焼」なるスイーツがあるとのこと。
さぁて何個食べようかしらと、自転車を停めてお店に向かうと、先に入っていたイズミさんが、不思議な表情で出てきて一言、「もうはちみつ焼の販売はやっていない」と言われました。
たいちょおおおおおおおおwwwwwwww
道路脇でまだ修理をしているであろう隊長に文句を言ってもはじまりません。ネタ的な意味で一筋縄ではいかないのが探検隊ライド。スポドリをちゅーちゅーやって、はちみつを摂取した気になるという、まさかのエアーたい焼きスタート。こうなったら、意地でもたい焼き食べねばなりません。次のお店がある六本木へと移動します。
ほら、坂のぼりたいへるんさん、坂ありますよ坂
なかなかナイスな斜度だねぇ。でもなんだろう、登ったら時速100kmくらいで走り続けないと死ぬ予感がする。
六本木や麻布あたりは外車まみれでポルシェなんてそこらじゅうに停まっていますが、ルーフキャリア+ロードバイク装備は初めて見ました。ローディーって金持ちだなぁー。
とかなんとか言いつつ、浪花家総本店に到着!! 今度は無事、たい焼きにありつけました!!
うまうま
写真でもわかりますが、あんこのギッシリ具合が凄いです。皮の部分は極限まで薄く、補給食にはピッタリ。ただなんというか、皮が薄すぎて、あんこギッシリ過ぎるので、たい焼きを食べているというより、巨大なモナカを食べているような感覚。
というか1個でもう腹いっぱいなんだけど。そもそもたい焼き何個も食えないよ。
お店で合流した小寺さん、なんと、今日はCANYONのマウンテンバイクで登場!! いやー、CANYONのロードカッコイイですが、マウンテンバイクもすっげえカッコイイ。
実は私、学生の頃に、ミヤタの安物マウンテンバイクに乗っていましたが、こんなに本格的なMTBには乗った事がなく。試しに乗らせてもらいましたが、これがバツグンの乗り心地。ちょっとした段差を乗り越えるにも、サスがしっかり沈んでまったく危なげなく通過できます。これで荒れた林道とかをガンガン走破したら、それはそれで楽しいんだろうなぁー。ロードバイクと比べると自重はありますが、それを感じさせない軽やかな走り。ディスクブレーキの効きっぷりも安心感あります。
輪行袋談義などをして腹ごなしをしたら、皇居方面へと移動しましょう。
到着したのは、都内のロード乗りにはお馴染み、パレサイことパレスサイクリング。以前、しおいんですけどロードバイク部の女子部員の練習で走ったりもしましたが、日曜日だけ、日比谷公園のはずれにある祝田橋から、竹橋駅そばの平川門までの往復約3kmがサイクリングコースになるというもの。
簡単に言えば、皇居の玄関口にある巨大な道路を、車せき止めて、自転車で好きなように走っていいよという事です。
まさにキング・オブ・平地。ここに至るまで、トラックや傍若無人なタクシーなどに辟易としながら都内を進んできたので、突然こんなに開けた場所で、「自由に走っていいよ」と言われると開放感がハンパないです。当然、路面の綺麗さも尋常ではありません。
ついスピードを出したくなりますが、自転車の練習をしている小さな子などもいるので飛ばし過ぎは危険。皆、思い思いのスピードで平地を楽しみました。
Deroさんかけるさんと遊んでいたら、なんか予定よりもかなりの回数グルグルしてしまい、脚がパンパンにww おかしい、今日は坂の無い平和なポタリングだったはずなのに……
休憩ついでに、みんなの愛車をパチリ。
まずはこちら。けるさんの新車、泣く子も黙る「Sタマ」こと、スペシャライズドのS-Works Tarmac。昨年のフレームとのことですが、いやぁーSタマが拝めるとは、眼福眼福。ごん太なトップチューブやヘッドチューブまわりに、引き締まったシートステーなど、優美なフォルムです。いーなー、今年の赤白モデル好きなんだよなぁー。
そしてakikiさんのPINARELLOには、ファストフォワードのホイールが!! ファストフォワードといえば、赤黒なリムのイメージですが、白黒バージョンもあり、フレームのカラーとマッチしまくって、なんかこのロードバイクのためにデザインされたかのよう。いーなー、かっこいいなー、俺もディープリムほしーなー。
関脇さんの新ホイールは手組かっ!! ぐぬぬ……お、俺もなんか買わなければ……(;_;)
とかなんとかやっていたら、お腹もすいてきたので武道館方面へと離脱。
カレーうまうま
謎の白身魚バーガーうまうま
さて、そろそろ平地にも飽きてきました。
食後のデザート代わりに、ちょこっと刺激が欲しいところ。りょうさんが、楽しいところへ連れて行ってくれるようです。
坂きたあああああああああああああああ!!
現れたのは、中目黒にある「別所坂」。都内の激坂としては、かなり有名なポイントです。そう、都内にも激坂って、意外にあるもんなんです。もちろん峠と呼べるような距離のものはありません。すぐに終わる激坂ですが、あなどれない斜度の場所も多いという事です。
してこの別所坂、距離は200mもないですが、斜度はキツイところで23%!! 東都飯能カントリー倶楽部の激坂と近いレベルです。
とりあえず挑戦してみましょう。今日はあいにくゆっけさんはいませんが、インナーロー教団としてやることは変わりません。しょっぱなからインナーロー開放、スタート直後の斜度はそれほどでもありませんが、途中でギアを落とすのも面倒だし、少しでも脚は使いたくないのでクルクルクルクル……。
右にカーブしながらグングンと斜度が上がっていきます。
そのまま登っていくと、左にカーブ。このあたりが、おそらく一番斜度がキツくて20%を越えているでしょう。ただ、脚が回らないというレベルではありません。あまり深く考えず、インナーローのまま、脚が重くなってきたところで立ち上がり、ダンシングで難関ポイントを抜けます。
あとは直線を我慢すればゴール!!
無事に脚つき無しで登坂できました(写真はDeroさん出演のイメージです)。
坂成分が補給できたので、体の震えが止まり、気分が良くなってきました。調子こいて、おかわり。2回目もダンシングで登り切りました。
いやー、坂はいいね。一週間に一度は坂登らないと、罪悪感で胃がやぶけそうだよ。
へるさん、インナーロー教団の教祖なのにダンシングしちゃダメじゃない、クリアしたことにならないよ!!
え?
先週私にダンシング禁止って言ってたでしょ、シッティングでクリアしなきゃ!!
う……うぐぅ……
A:オールシッティングでノロノロ登坂(時速10km以下)
B:休むダンシング多用で登坂
して、AとB、どちらの方が登坂中の心拍や、登坂後の心拍、足がキツいかなどを比べてみた事がありますが、結果としては“Aの方が余裕がある”となりました。
というわけでウダウダ考えているあいだに、シッティングで登れました。最後の階段部分の30%オーバーの部分はむろん無理でしたが。
ちなみに20%くらいの、このあたりの斜度が風張林道ではずっと続く感じ。子ノ権現の最後は、この30%オーバーな部分と似た感じ。
聞かなかったことにするwwwwww
ライドの参加者は……という名の呪文詠唱を開始。隊長&しろさん、まっつーさん、akikiさん、病気さん、Deroさん、ゆっこさん、イズミさん、トントンさん、miyaさん、えりかさん、リヒティさん、けるさん、関脇さん、へまさん、りょうさん、そして私はお初のしんぱちさん。途中で、小寺さんも合流予定と、ひーふーみーで、19人? 合ってる? もうよくわかんなくなってきましたw
あまりに多いので3グループに分割し、時間差でスタート。一路、都内を東方向へと進みます。
と、スタート直後にアクシデント。しろさんのチェーンが、スプロケの外側に落ちるというメカトラブル発生。
スプロケの向こう側、ハブとの隙間に落ちてしまったようで、なかなかチェーンが外れません。「というか、こんな事って起こるのか」と驚きつつ、皆で修理に乗り出しますが、手持ちの簡易工具類では外れず……。akikiさんが家に戻ってスプロケ外しを持ってくるなど、紆余曲折。
途中合流のメンバーも居るのであまり遅れるわけにもいかないと、修理班を残して他のチームは先へ。……その後、しろさんは無念の戦線離脱(TдT) いきなりついてませんが、スタート直後だったのが不幸中の幸いとも言えます。
私の所属する先行部隊は、住宅街を抜け、三軒茶屋にあるはちみつのお店・花めぐみに到着。なんでもこのお店では、今川焼きのような外見ながら、はちみつをたらして食べるという「はちみつ焼」なるスイーツがあるとのこと。
さぁて何個食べようかしらと、自転車を停めてお店に向かうと、先に入っていたイズミさんが、不思議な表情で出てきて一言、「もうはちみつ焼の販売はやっていない」と言われました。
たいちょおおおおおおおおwwwwwwww
道路脇でまだ修理をしているであろう隊長に文句を言ってもはじまりません。ネタ的な意味で一筋縄ではいかないのが探検隊ライド。スポドリをちゅーちゅーやって、はちみつを摂取した気になるという、まさかのエアーたい焼きスタート。こうなったら、意地でもたい焼き食べねばなりません。次のお店がある六本木へと移動します。
ほら、坂のぼりたいへるんさん、坂ありますよ坂
なかなかナイスな斜度だねぇ。でもなんだろう、登ったら時速100kmくらいで走り続けないと死ぬ予感がする。
六本木や麻布あたりは外車まみれでポルシェなんてそこらじゅうに停まっていますが、ルーフキャリア+ロードバイク装備は初めて見ました。ローディーって金持ちだなぁー。
とかなんとか言いつつ、浪花家総本店に到着!! 今度は無事、たい焼きにありつけました!!
うまうま
写真でもわかりますが、あんこのギッシリ具合が凄いです。皮の部分は極限まで薄く、補給食にはピッタリ。ただなんというか、皮が薄すぎて、あんこギッシリ過ぎるので、たい焼きを食べているというより、巨大なモナカを食べているような感覚。
というか1個でもう腹いっぱいなんだけど。そもそもたい焼き何個も食えないよ。
お店で合流した小寺さん、なんと、今日はCANYONのマウンテンバイクで登場!! いやー、CANYONのロードカッコイイですが、マウンテンバイクもすっげえカッコイイ。
実は私、学生の頃に、ミヤタの安物マウンテンバイクに乗っていましたが、こんなに本格的なMTBには乗った事がなく。試しに乗らせてもらいましたが、これがバツグンの乗り心地。ちょっとした段差を乗り越えるにも、サスがしっかり沈んでまったく危なげなく通過できます。これで荒れた林道とかをガンガン走破したら、それはそれで楽しいんだろうなぁー。ロードバイクと比べると自重はありますが、それを感じさせない軽やかな走り。ディスクブレーキの効きっぷりも安心感あります。
輪行袋談義などをして腹ごなしをしたら、皇居方面へと移動しましょう。
到着したのは、都内のロード乗りにはお馴染み、パレサイことパレスサイクリング。以前、しおいんですけどロードバイク部の女子部員の練習で走ったりもしましたが、日曜日だけ、日比谷公園のはずれにある祝田橋から、竹橋駅そばの平川門までの往復約3kmがサイクリングコースになるというもの。
簡単に言えば、皇居の玄関口にある巨大な道路を、車せき止めて、自転車で好きなように走っていいよという事です。
まさにキング・オブ・平地。ここに至るまで、トラックや傍若無人なタクシーなどに辟易としながら都内を進んできたので、突然こんなに開けた場所で、「自由に走っていいよ」と言われると開放感がハンパないです。当然、路面の綺麗さも尋常ではありません。
ついスピードを出したくなりますが、自転車の練習をしている小さな子などもいるので飛ばし過ぎは危険。皆、思い思いのスピードで平地を楽しみました。
Deroさんかけるさんと遊んでいたら、なんか予定よりもかなりの回数グルグルしてしまい、脚がパンパンにww おかしい、今日は坂の無い平和なポタリングだったはずなのに……
休憩ついでに、みんなの愛車をパチリ。
まずはこちら。けるさんの新車、泣く子も黙る「Sタマ」こと、スペシャライズドのS-Works Tarmac。昨年のフレームとのことですが、いやぁーSタマが拝めるとは、眼福眼福。ごん太なトップチューブやヘッドチューブまわりに、引き締まったシートステーなど、優美なフォルムです。いーなー、今年の赤白モデル好きなんだよなぁー。
そしてakikiさんのPINARELLOには、ファストフォワードのホイールが!! ファストフォワードといえば、赤黒なリムのイメージですが、白黒バージョンもあり、フレームのカラーとマッチしまくって、なんかこのロードバイクのためにデザインされたかのよう。いーなー、かっこいいなー、俺もディープリムほしーなー。
関脇さんの新ホイールは手組かっ!! ぐぬぬ……お、俺もなんか買わなければ……(;_;)
とかなんとかやっていたら、お腹もすいてきたので武道館方面へと離脱。
カレーうまうま
謎の白身魚バーガーうまうま
さて、そろそろ平地にも飽きてきました。
食後のデザート代わりに、ちょこっと刺激が欲しいところ。りょうさんが、楽しいところへ連れて行ってくれるようです。
坂きたあああああああああああああああ!!
現れたのは、中目黒にある「別所坂」。都内の激坂としては、かなり有名なポイントです。そう、都内にも激坂って、意外にあるもんなんです。もちろん峠と呼べるような距離のものはありません。すぐに終わる激坂ですが、あなどれない斜度の場所も多いという事です。
してこの別所坂、距離は200mもないですが、斜度はキツイところで23%!! 東都飯能カントリー倶楽部の激坂と近いレベルです。
とりあえず挑戦してみましょう。今日はあいにくゆっけさんはいませんが、インナーロー教団としてやることは変わりません。しょっぱなからインナーロー開放、スタート直後の斜度はそれほどでもありませんが、途中でギアを落とすのも面倒だし、少しでも脚は使いたくないのでクルクルクルクル……。
右にカーブしながらグングンと斜度が上がっていきます。
そのまま登っていくと、左にカーブ。このあたりが、おそらく一番斜度がキツくて20%を越えているでしょう。ただ、脚が回らないというレベルではありません。あまり深く考えず、インナーローのまま、脚が重くなってきたところで立ち上がり、ダンシングで難関ポイントを抜けます。
あとは直線を我慢すればゴール!!
無事に脚つき無しで登坂できました(写真はDeroさん出演のイメージです)。
坂成分が補給できたので、体の震えが止まり、気分が良くなってきました。調子こいて、おかわり。2回目もダンシングで登り切りました。
いやー、坂はいいね。一週間に一度は坂登らないと、罪悪感で胃がやぶけそうだよ。
へるさん、インナーロー教団の教祖なのにダンシングしちゃダメじゃない、クリアしたことにならないよ!!
え?
先週私にダンシング禁止って言ってたでしょ、シッティングでクリアしなきゃ!!
う……うぐぅ……
そうでした。ダンシングでやっつける登坂を封印して、ダラダラ登坂を布教している手前、短い坂であっても、力任せにクリアしたのでは、クリアした事になりません。しかし……いけるかな、この斜度をシッティングで……。
深呼吸して心を落ち着かせ、坂のプレッシャーにのまれないようにしてから三度目の挑戦! もちろん最初からインナーローで突入します。序盤は軽すぎでスカスカであまり進みませんが、そもそもグイグイ速く登る気は毛頭ないので構いません。一切“攻めず”ギアチェンジの労力すら削ぎ落とすのがインナーロー教団の登り方です。
深呼吸して心を落ち着かせ、坂のプレッシャーにのまれないようにしてから三度目の挑戦! もちろん最初からインナーローで突入します。序盤は軽すぎでスカスカであまり進みませんが、そもそもグイグイ速く登る気は毛頭ないので構いません。一切“攻めず”ギアチェンジの労力すら削ぎ落とすのがインナーロー教団の登り方です。
このBlogのコメントも含め、和田峠や東都飯能カントリー倶楽部の激坂を“シッティングだけで登り切った”と報告すると、「スゲェ」という反応を受けます。まるで私がシッティングにこだわり、ダンシングを嫌っているかのように思われるかもしれませんが、まったく違います。ダンシングはむしろ好きです。それでも封印して登るのは“その方が最後まで登りきれる確率が高い”と感じているからです。
このBlogを読んでいるような人は、恐らくダンシングにはスパートで使うような“攻めるダンシング”と、自分の体重をペダルに乗せて登坂するだけの“休むダンシング”がある事はご存知でしょう。私が「ダンシング無しで登ったの? スゲェ」と言われた時のダンシングは、当然ながら“休むダンシング”を指しています。私がその“休むダンシング”すらしない理由は簡単、単純にエネルギーの消費量が、
休むダンシング > シッティングのゆるゆる省エネ登坂
だと考えているからです。実はずいぶん前に一度だけ、同じ坂道を
休むダンシング > シッティングのゆるゆる省エネ登坂
だと考えているからです。実はずいぶん前に一度だけ、同じ坂道を
A:オールシッティングでノロノロ登坂(時速10km以下)
B:休むダンシング多用で登坂
して、AとB、どちらの方が登坂中の心拍や、登坂後の心拍、足がキツいかなどを比べてみた事がありますが、結果としては“Aの方が余裕がある”となりました。
どうしてなのか? 探検隊の山岳ライドの最中や、撮影した動画の編集中に皆のダンシングを観察してみると、1つの事に気づきました。それは“休むダンシングって、体が重い人には不向きなんじゃないか?”という事。例えば、メチャ細い病気さんのダンシングは、後ろから見ていると非常に軽やかで“楽そう”。対して、ボンレスハムな私のダンシングは、重い体を「よいしょよいしょ」とペダルの上に運んでから重力で落とすという作業のくりかえしで、大変そうに見えます。
もちろん、ペダルを体重で踏み下ろす反動で反対のペダルは上に上がり、次の踏み下ろしをするための“体重の持ち上げ”を補佐してくれます。しかし、体重そのものが重いと、その補佐を差し引いてもある程度のパワーは必要です。
コンタドールの走りなどを見ていると「うわー楽そうだなぁー、あれならずーっと続けられそうだなぁー」と思いますが、あれはコンタドールほど絞りきった体と、鍛えた筋力があってこそできる事。体が重く、たいして筋力も無い場合は、体をゆすってペダルの上にのっけて踏み下ろすという動作の方が、サドルに腰掛けてクルクル脚を回す事より疲れるのではないか? というのが私の持論。つまり私のダンシングは、体型や筋力がともなっていない、"休んだつもりダンシングという名の単なる立ち漕ぎ”なのではないかと、疑っているわけです。
それでも困ったことに、坂を前にすると何故かダンシングをしたくなります。これも冷静に考えてみると、理由は簡単。ダンシングはクルクルゆるゆる回しよりも、ギュッギュとパワフルに、速く前に進むため、恐ろしくて怖い激坂を"速く抜けたい”という気持ちからダンシングしてしまうのです。
確かに激坂でもダンシングをずっと続けられる筋力や体の軽さという武器があれば、シッティングよりも速く抜けられるでしょう。しかし、多くの人が「自分がこの斜度で何回ダンシングができるのか?」がわからないままダンシングで突っ込んで、耐えられなくなって脚をついてしまいます。
ビンディングが外れなくて立ちごけしたら怖いという恐怖で脚をついてしまうというパターンもありますが、それも「この斜度でダンシングをしたら、停まってしまうほど足が回らなくなるのか? それとも回せるのか?」が、自分でわからないままダンシングをした結果です。私はそれがわからず、自分を信用していないのでダンシングせず、まだわかりやすいシッティングしか使っていないと言いかえる事もできます。
とどのつまり、体がダメなら頭で勝負してやろうという話。先週のレポでも書きましたが、大切なのは坂を前にして冷静でいること。「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」、「こんなのむりいいいいいいいいい」という言葉で頭が埋め尽くされていると、何がどう無理だったのかもわからないまま撃沈する事になります。
そんな事を考えながら登っていると、改めて前を走っているDeroさんの凄さがわかります。こんなに距離の短い、ネタ的な激坂ですが、Deroさんは上の写真のように一番キツイ斜度の場所では、やや外側に膨らんで斜度を緩やかにしながら登るという、峠などでお馴染みの登坂スキルを自然に使っています。
初めての坂でも、慌てず騒がず、この坂はどうなっているのか、どうなっていたら、自分はどうすれば乗り越えていけるのか……要するにそうした経験の積み重ねが何より大事なのでしょう。そう思い込むことにします。トレーニング嫌いだから。
それでも困ったことに、坂を前にすると何故かダンシングをしたくなります。これも冷静に考えてみると、理由は簡単。ダンシングはクルクルゆるゆる回しよりも、ギュッギュとパワフルに、速く前に進むため、恐ろしくて怖い激坂を"速く抜けたい”という気持ちからダンシングしてしまうのです。
確かに激坂でもダンシングをずっと続けられる筋力や体の軽さという武器があれば、シッティングよりも速く抜けられるでしょう。しかし、多くの人が「自分がこの斜度で何回ダンシングができるのか?」がわからないままダンシングで突っ込んで、耐えられなくなって脚をついてしまいます。
ビンディングが外れなくて立ちごけしたら怖いという恐怖で脚をついてしまうというパターンもありますが、それも「この斜度でダンシングをしたら、停まってしまうほど足が回らなくなるのか? それとも回せるのか?」が、自分でわからないままダンシングをした結果です。私はそれがわからず、自分を信用していないのでダンシングせず、まだわかりやすいシッティングしか使っていないと言いかえる事もできます。
とどのつまり、体がダメなら頭で勝負してやろうという話。先週のレポでも書きましたが、大切なのは坂を前にして冷静でいること。「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」、「こんなのむりいいいいいいいいい」という言葉で頭が埋め尽くされていると、何がどう無理だったのかもわからないまま撃沈する事になります。
そんな事を考えながら登っていると、改めて前を走っているDeroさんの凄さがわかります。こんなに距離の短い、ネタ的な激坂ですが、Deroさんは上の写真のように一番キツイ斜度の場所では、やや外側に膨らんで斜度を緩やかにしながら登るという、峠などでお馴染みの登坂スキルを自然に使っています。
初めての坂でも、慌てず騒がず、この坂はどうなっているのか、どうなっていたら、自分はどうすれば乗り越えていけるのか……要するにそうした経験の積み重ねが何より大事なのでしょう。そう思い込むことにします。トレーニング嫌いだから。
というわけでウダウダ考えているあいだに、シッティングで登れました。最後の階段部分の30%オーバーの部分はむろん無理でしたが。
ちなみに20%くらいの、このあたりの斜度が風張林道ではずっと続く感じ。子ノ権現の最後は、この30%オーバーな部分と似た感じ。
聞かなかったことにするwwwwww
残念ながら……( TДT)
違う次元で社会性が万が一アップしたら
また戻ってくる可能性もゼロではないようです。