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しおいんですけど

ネトゲやPS4、PS Vita、自転車などを楽しむクランメンバーによる合同ブログ。AVA、BF4など、広く浅く楽しみます。さらに、6番目の味覚“しおい”を探求するグルメサイトと、ニーソや絶対領域を探求する求道者の隔離病棟も兼ねています。自分でも何を言っているのかわかりません。基本読まないでください。

2014年06月

迫り来る雨雲からロードバイクは逃れられるのか? 無理www

ブログネタ
ロードバイク に参加中!

 またまたお邪魔してきました、茶川さん主催のポタライド。今回は武蔵境付近から、多摩川サイクリングロードに出て、羽田まで行こうという計画。ガチライドではないので距離はほどほど、のんびりと。しかし、天候がガチ仕様でした。

 明け方にかけてバケツをひっくり返したような土砂降りで、雨がようやく上がったかなという状態でのスタート。しかも午後3時くらいからは恐らくまた土砂降りになりそうな予感で、とりあえず短縮仕様で、羽田の手前、二子玉あたりを目指す事になりました。

 ※参加者の皆様 = 写真使いたいのあればご自由にどうぞー

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 当初11人という大所帯の予定でしたが、そんな天候もあり、参加を見合わせる人もいて最終的に集合したのは私を含めて7人。茶川さん、しろさん、ちまちまさん、suzukiさん、ゆっこさんは第1回ライドのメンバーで、今回はたくみさんが初参加。毎度のことですが、挨拶もそこそこにバイクに群がる面々。ローディーの習性ですのでどうしようもありません。

 たくみさんのバイクはGIANTのTCR。シンプルなシルエットとホワイトカラーがマッチしています。フレームサイズ
が大きくのもカッコイイ。私のバイクと並べると、毒々しい赤黒で走るとハブからジャージャー威嚇音を出すモンスターを白馬の騎士が倒す場面のようにしか見えません。

 見るからにスポーツマン体型なたくみさん。まだロードは買ったばかり(というか自分で組んだばかり)。しかし、マウンテンバイクなどは今まで乗ってきたそうで地力はバッチリ。最長ロングライド記録を聞いてみると、「180kmですね、意外に簡単に行けました。レースとかも興味あります」と驚愕の返答。長々時間をかけて「100km超えた!」とか騒いでいた当ブログを読んでいる人で、ロードに乗ったことが無い人は「さぞ100kmは大変なんだろうな」と思っているかもしれませんが、これらは全て、運動なんてフリトレーの菓子に手をのばすくらいしかして来なかった、肥大化したもやしっ子がロードに乗ったらどうなるかの記録に過ぎない事をご了承ください。ロングライド系をもっとチャレンジしたい! という感じでしたら、「ブルベ」という単語をググったり、本屋で「ランドヌール」とか買ってくると良いっすよ>たくみさん

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e3e05b84と、茶川さんが、前回私のゾンダを履いた時のように、何やらホイールを交換している。



uqH5o6yW今回はsuzukiさんのRS81を借りているのだ。



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e3e05b84ああ!! 代わりにsuzukiさんのアンカーにGIANTのホイールがwww 茶川さんのライドに参加するとGIANTのホイールを履く風習が確立されつつある。どんなライドだ。そしてsuzukiさんがGIANTホイールが妙に軽くて驚いているww そう、妙に軽いんですそのホイール。なんなんでしょ。


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 とかなんとかやっていると、suzukiさんが私にもプレゼントを!! なんと、私が先日「ツール缶を固定する場所がねえ」とウダウダ書いた結果、使っていないというボトルケージ固定用のパーツを分けていただいちゃいました!! \(^o^)/ うれしいいい!! 大人になるとめったにプレゼントなんてもらえませんし、ある意味“超ピンポイントで欲しいモノ”でもあるので嬉しさもひとしおです。

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 と、のんびりやっていたいところですが、天候も不安なのでとりあえずスタート。

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 以前、先輩ローディーのへまさんの後ろ走るの楽だわーと書きましたが、同じ理由でsuzukiさんやちまちまさんの後ろを走るのも楽です。風よけが必要なほどのライドではないので”体力的な楽さ”はさほど関係ありませんが、それ以外にも、ハンドサインの出し方、出すタイミング、信号でちぎれた時の判断、駐車車両をやり過ごす時の抜き方など、勉強になります。前後のロードバイクだけでなく、それを追い抜く自動車にもキッチリ気を配っているので、安心して走れます。

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 ゆっこさんも「2人が前にいてもそうだけど、後ろにいてくれても安心感が凄い」と言っていましたが、完全に同意。まあ安心してばっかりでも仕方がないので、私も周囲に安心感を与えるような乗り方ができるようにしたいもんです。ロード初心者の人は、慣れた人と一度は一緒に走ってみると良いですホント。

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 ほどなくして多摩川サイクリングロード到着!

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 心配していた天候も回復基調で、雲の隙間に青空も見えて来ました。

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 驚いたのは、河川敷で野球をしている人たちがかなりいた事。雨がやんですぐ、これだけの人数が集まり、試合や練習をしているってのは凄いもんです。まあ、やんだやんだと急いでロードバイクに乗っている我々が関心するのも妙な話ですが。

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 というか完全な晴れに。

 凄まじい日差しが降り注ぎ、「今日は曇りとか雨だから日焼け止めはいいや」と、何も考えていなかった私の腕やら首筋やらをローストしていきます。

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 雨上がりでもあるので、日差しに熱せられた水蒸気がムワッと立ち込め、カラッとした夏の陽気よりも、むしろ暑く感じるほど。なんというか、暑くて汗が出るというより、浸透度か何かの影響で、強制的に毛穴から汗がブワッと吹き出させられる感覚。走って風をきっていると爽快なので、止まらないほうが楽かもしれません。

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 汗をかきつつ、二子玉のジャイアントストアの前を通過。女性向けのグッズなども豊富に揃えているのが特徴です。まあ、最近は弱虫ペダル人気のおかげで、ここよりも、池袋のワイズロードの方が”新規女子ローディーの聖地”みたいになっているようですが。

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 二子玉公園で一休み。昔、ミニベロとかで多摩川サイクリングロード良く行っていた頃は、二子玉もウロウロしていましたが、二子玉公園は初めて来ました。綺麗すぎて、新聞の折込チラシの新築マンションの宣伝CGみたいに見えますな。

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 シロガネーゼ的な感じのニコタマーゼ御用達と思われるスタバ。ニコタマーゼって溶き卵みたいな言葉ですな。日差しの暑さで脳がヤラレてきました。

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 多摩川沿いだけあり、バイクラックも完備されています。

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 いやぁー晴れました。ザ・夏という空。

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 カロリー補給として、インド料理屋(モティ)へ。

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 ココナッツミルクがたっぷり入ったエビカレー。ナンも食べたかったですが、今日はバターライスをチョイス。

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 んー美味。海老も柔らかいです。しかし、ココナッツミルクでまろやかになっているにも関わらず、辛いww セットで頼んだラッシーの甘さに助けられます。ラッシーってロードの補給ドリンクに結構良い気がします。カローが恐ろしすぎる日清食品のピルクルみたいな感じで。

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 いつのまにかオシャレな街というカテゴリに入れられていて、「そうだっけ」と微妙に違和感が残る二子玉を疾走。

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 ここから羽田空港を目指すのが当初の予定でしたが、天気予報によれば西の方から再び雨雲が到来中とのこと。羽田まで行っていると、帰りに直撃を食らいそうなので、今回はここでUターン、そのまま戻るのもアレですので、野川という川をさかのぼります。この川は、国分寺あたりから、調布を通り、成城学園前の近くを通って、二子玉で多摩川へと流れ着いています。つまり、さかのぼっていけば、茶川さんライドで定番、調布の飛行場にあるプロペラ・カフェへと行けるのです。

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 実は私、野川を自転車で走るのは初めて。

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 川をじっくり見る機会なんて、ロードに乗らないとありませんでしたが、野川の綺麗さにビックリ。緑も多く、山の中の川のような雰囲気もあり、とても都内の景色とは思えません。

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 道幅が広くないので、走りやすさは荒川や多摩川とは比べられませんが、景色の変化という意味では飽きが来ず、これも面白いルートです。

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 ただ、雑草が多く、たまに腕やらにピチピチ当たるのが難点。まあ、それだけ緑豊かとも言えますが。

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 さらに暑さが厳しくなってきたところで、コンビニ休憩。ちまちまさんが、氷を買って、皆にわけてくれました。夏場は魔法瓶を駆使して、家から入れてきた氷をなんとか溶かさないよう、冷え冷えドリンクを飲みたいと頑張っている私ですが、そーか、コンビニで氷買ってしまえばそれでいいのかと、このシンプルなテクニックに目からウロコ。そりゃそうだ。新しい氷入れりゃいいんだ。

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 デカすぎて入らねえwwwww

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 サイクルボトルをグニグニ変形させても、中に落ちる気配すらしないので諦めて、直射日光を当て、少し溶かすことに。

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 わりとあっという間に入りました。それだけ日差しが強いという事。

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 さらなる涼を求めてプロペラ・カフェへ。

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 飛行場の広大な敷地内に到着。開放的な道路のおかげで、前方でいつのまにかスプリントがスタート。最後尾からゴボウ抜きを狙うとアウター解禁するも、ゆっこさん速くて追いつかないww

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 プロペラ・カフェ到着。今回は空をイメージした飲み物をと、ブルースカイフロートをチョイス。簡単に形容すると、大量のラムネをかき氷シロップのブルーハワイで溶かして、炭酸で割って、アイス乗っけたような味 = 駄菓子屋味 = バカな男子小学生の理想味 = うめえwww


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 あー、かき氷も美味しそうだ。

 とかなんとか、冷たいものを食べつつ、ロード談義に花を咲かせていると、いつの間にか時間も過ぎ、スマホでアメッシュを確認すると、西から迫ってきた雨雲の姿がチラチラと。

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 「雨が降る前に帰宅しよう」と店を出ると、何やら西の方の空の色がおかしいwww

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 右側は抜けの良い、夏の青空という感じですが、左から墨汁のような雲が押し寄せています。

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 雨雲から逃れるように帰路へ。

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 まだおやつ時ですが、あたりが暗くなってきました。たまらずライトも尾灯もON 。

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 中央の赤いシミは血……ではなく、アクションカメラのレンズに付着した水滴に、車のテールランプの赤い光が反射したもの。ん!? 水滴!? まさか雨がもう降ってきた??

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 ちょwww スコールwwwwwww

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 ロードでこんな大雨の中を走ったの初めてでしたが、大きな雨粒が顔にビシビシ当たるので、結構イタイ。よく、温泉施設とかで細い無数の穴からお湯が勢い良く噴射されて、背中などの血行を良くするジャグジーみたいなのがありますが、あのピチピチ放水を、前方から叩きつけられた感じ。

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 ブレーキも効きにくくなり、スリップなどもしやすくなるので注意深く運転する必要がありますが、なんかこの苛酷さが、ブルベとかイベントライドの後半の大変さを連想させて、逆に燃えてきます。自分で書いていて、やっぱビックリするほどマゾいわーロードバイク乗りって。

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 ただ、さすがに跳ねまわる水が霧のようになり、前がほとんど見えなくなってきたので、高架下で雨宿り。

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 もう完全に南国のスコールですな。

 風と、雨の勢いが弱まったタイミングを見計らい、解散となりました。

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 だが、校長先生がいつも言っているように、帰宅するまでがロングライド。俺達の冒険は始まったばかりだ!! すいません、どこが何だかわからないほど何もかも水没しているんですがww  東京しっかりして(特に排水)


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 右の車道が完全に水没。とても自転車で走れないので、やむなく誰もいない歩道へ退避。しかし、車が車道を通ると水が溢れ出て、歩道へと押し寄せて来ます。その様子はまるで、海の波がぶち当たる、堤防のようです。オラ楽しくなってきたゾ。

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 波は、道路上のゴミや石も取り込み、歩道に押し流すため、踏んだらシャレにならない大きさの石がゴロゴロ。雨水だけでなく、こういう部分にも注意が必要。なんとか無事、自宅に帰還。距離はさほど長くありませんが、スペクタクルに富んだ”濃い”ライドでした。そろそr洗車しようと思っていたのでちょうどよかった。ついでに靴まで洗いましたw

 

観音開きで使いやすいツール缶と2本目のボトル、どちらをとるか!?

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ロードバイク に参加中!


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 ロードバイクの荷物減らしというか、“リュックを背負わずにライドしよう”を今夏の合言葉とし、装備の見直し進行中。とりあえずカメラまわりはRX100M3購入で一段落しました。

 ただ、その過程でいろいろな収納グッズを調べていると、余計な知識が増え、当初の予定に無かった欲しいものまで出てくるのが困ったやら楽しいやら。

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 私のサドルバッグは、以前レポートしたTOPEAKの「Wedge DryBag」(ストラップマウントバージョン)のMサイズ。どんなサドルバッグが自分にピッタリなのか良くわからなかった頃に買いましたが、当時重視していたのは"防水性能”。ロングライドには天候の変化がつきもの、バッテリなんかを入れるかもしれないし……と、考えていたんだと思います。

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 今のところ大きな不満は無し。取り出し口も大きいので、内容物の出し入れがしやすく、尾灯の取り付けるためのベロまでついて、良いサドルバッグだと思います。雨の中ライドすることはほとんど無いので防水性能の出番が無いなぁと思っていましたが、自転車を水洗いした時などに、構わずぶっかけて洗えるのは地味に便利です。

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 中にはチューブ×2個、簡易工具、補給食、六角レンチなど。普通のライドでは十分だと思います。ただ、太めの鍵とかを入れるのはキツく、CO2のボトルやミニ空気入れまで突っ込もうとすると、入りそうで入らない。仕方なくトップチューブバッグに退避させていますが、そちらはそちらで、バッテリやスマホ、ナビなどに専有されているのでギッチギチ。もう1カ所、どこかに収納できる場所が欲しいなぁと思っていました。

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 そこで購入したのがツール缶。サイクルボトルのようなサイズの缶……というか、入れ物で、中に工具などを収納、ボトルゲージに固定できるという便利グッズ。中でも人気なのが、Vittoriaの「Premirem zip tool case」というやつです。

 以前から評判は聞いていましたが、茶川さん主催のライドにお邪魔した時に、ちまちまさんのTIME FIRSTのボトルホルダに発見!! 実物を見たのは初めてでしたが、オシャレなカラーリングと、振動吸収性がありそうな質感が気に入りました。ツール缶ってザ・プラスチッキーなものが多く、まあ質実剛健で良いんですが、もうちょっと凝ったものが欲しいなぁと思っていたところにジャストフィット。現物を見て物欲が高まりました。 

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 最大の特徴は観音開きできる事。蓋を開けて中身を取り出すツール缶の場合、奥にある小さな工具などは取り出しにくく、結局全部ひっくり返して中身を出さなければならないところ、観音開き仕様であれば、サッと内部にアクセスできるという仕組み。なるほど、実際に使ってみると確かに便利です。見た目よりも意外に収納力もあります。

 ただ……1つ大きな問題が。

 このツール缶自体は非常に良いモノなのですが、当然ながら、ボトルケージを1つ専有してしまいます。これからの季節、ローディーには共感していただけると思いますが、走行していると「俺は人間ではなく、ちょっとした太さのストローで、飲んだものがそのままカカトから道路に流れ落ちているのでは」と思うほど大量に水分を消費する季節が到来します。

 街中であれば、自動販売機はどこにでもありますが、ちょっと遠出しようものなら水分補給ができない区間も多く、2ボトル体制の維持は個人的にかなり重要。まあ、遠出するならリュックを背負っているので、その中に飲み物を入れておけという結論でも良いのですが、せっかくリュック無しに挑戦しているのにリュックに頼るというのもどうだろうと。 

 ツール缶×1本と、サイクルボトル×2本の3本体制を実現するためにはどうしたら良いのか。頭をよぎるのは、トライアスロンの人とかがよく使っている、サドルの後部にボトルを2本装着できるパーツの導入……。しかし、よくわかっていないのですが、恐らくコレを付けると、その影響で大きなサドルバッグが付けられなくなりそう。俺が知らないだけで、両方難なく取り付けられる方法があるのかもしれませんが……。

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 もう1つ頭をよぎるのが、ロングライダースの方達や、ブルベ参加の諸先輩方のバイクなどで見かける、ダウンチューブにボトルケージがもう1つ取り付けてある光景。これって、フレームのダウンチューブの底面にネジ穴が最初からあれば難なく取り付けられるのでしようが、私のロードにはそんなモノは無く……。後から勝手にネジ穴開けられるのかもしれませが、ダウンチューブにそんな穴あけて強度とかは大丈夫なのか? という不安も。

 ベルクロなんかでダウンチューブに巻きつけて固定するタイプもあるようですが、場所が場所だけに、緩んで落下したりしないのかなと気になります。そこんとこ、うまく解決できそうなグッズって何かないだろうか……。 
 
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ロードバイク用機材軽量化計画:その5 RX100M3が本領発揮

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 先日、愛用中の画像処理ソフト「Lightroom」がアップデート。ロードバイク用に購入した新しいコンパクトデジタルカメラ「RX100M3」のRAWファイルに対応してくれまして、ようやく思ったようにカメラを活用できるようになりました。

 RAWファイルというのは、一般的なJPEGより情報量の多い保存形式の事。……例え話に変換するのが難しいですが……CDの音楽をデジタルファイルにリッピングする時に、MP3(不可逆圧縮)で記録するか、FLAC(可逆圧縮)で記録するかの違いというイメージ。音にする前のデータなのでちょっと違う気もしますが。

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 センサーに光が当たって得られた情報を、絵にせず、そのまま保存しておく未現像のファイルがRAW。カメラの内に住んでいる絵師が、得られた情報を耳にしながら「了解!! こんな絵でござるな!? まかせるヨロシ。サラサラリ」と描いたカラーの絵を保存するのがJPEGです。

 絵で渡されると、その時点でほぼ完成してしまっているで、「いや、絵師さん、これ色ちがくね? あと、人の顔見えないからここだけ明るくしたいんだけど、あと全体的に線が適当じゃね?」と文句をつけたところで、「今更そんな事を言われても、あの時の情報なんて覚えておらんばい。知らんでござる」で終了。しかし、RAWで撮っておけば、「あ、キミはもう絵描かなくていいから。あと全部俺がやるから」と言って絵師から仕事を取り上げ、自分でジックリ絵にする事ができます。

 思い通りの絵にできるとか、情報量が多いので失敗写真が救済できるなど、良いことが結構あります。また、“カメラの癖”もわかるようになるのが面白いところ。ヘンテコな絵(JPEG)がカメラから吐き出された時に、カメラがダメなのか、絵師がタコなのかが判断できるようになります。RAWデータを覗いてみると、撮影で得られたデータ自体は素晴らしいのに、絵師(画像処理エンジン)が悪く、吐き出された絵がボロボロなんて事は結構あります。RAWの弱点は情報量が多いのでファイルサイズが大きくなる事。そこは金のパワーで大容量SDカード突っ込めばクリアできます。

 ロードバイクで出かけている時には、あまりジックリ撮影する時間はとれない事が多いので、「とりあえずRAWで撮っといて後でなんとかする」という使い方は結構便利です。

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 とはいえ、RAWで撮影できるコンパクトデジタルカメラは少数派で、マニア向けの高級機である事がほととんど。また、JPEGで撮影する一般的なコンデジやスマホなどは、後処理でレタッチする事をあまり想定しておらず、撮って出し、“撮影 = 完成”という使われ方が基本。それゆえ、カメラ側に露出や絵作りをまかせると、若干明るめの写真にしようとするカメラが多い印象です(一般的には明るい写真=綺麗な写真とされるため?)。

 逆にRAWで後処理をじっくりやる場合は、撮影する現場では、撮りたい被写体の情報量を一番多く保存しておく事が重要です。現実の風景の情報量をまるごと記録するのは現在のセンサーでは不可能なので、保存可能な範囲(ダイナミックレンジ)は限られています。そこで、レンジをどこに合わせるかというのが大切。一般的には白トビ(明るい場所の階調情報が欠落)しない事を念頭にする事が多くなります。

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 例えば綺麗な夕焼けだなぁと、こんな写真を撮影したくても

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 明るく撮り過ぎると雲が全部白トビしてしまい、雲の情報自体が欠落……。

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 情報が欠落したRAWファイルを、後からいじって暗くしても、最初から記録されていない情報(雲の形など)が戻る事はありません。

 RX100M3の場合、カメラとしてはコンデジなので、やや明るめに撮ろうとするきらいがあります。白飛びしそうな状況では、露出を意識的に下げ目に撮影しておいた方がよさそうです。


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 広角24mmだと、頑張れば東京都庁のお膝元で、ロードと都庁のてっぺんをフレーム内に収める事が可能でした。

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【血の味ランキング】

29
大弛峠※激坂十傑集
28.5 乗鞍ループ※激坂十傑集
28 風張林道※四天坂
27 箱根ループ※激坂十傑集
24 渋峠・毛無峠※激坂十傑集
22 埼玉のラルプ・デュエズ
21 乗鞍※激坂十傑集
20.5 子ノ権現※四天坂
20 有間峠/白石峠
19 苦労坂(東都飯能CCの激坂)
19 成木峠
18.9 鋸山林道
18.3 和田峠※四天坂
18 渋峠※激坂十傑集
18
榛名山
12 鶴峠(全区間)
11.8 都民の森※四天坂
11 風張峠(奥多摩周遊道路)
10 ヤビツ峠
9.6 仁田山峠
9.5 牧馬峠
9.2 梅ノ木峠
8 入山峠/碓氷峠/不動峠
8 山伏峠
8 雨降林道
7.5 名栗湖坂/龍崖山脇
7 鶴峠(甲武トンネルまで)
7 穴川林道
6.2 裏尾根幹
6 梅ヶ谷峠
4 大垂水峠
4 物見山
2.7 いろは坂/亜美ちゃん坂
1 東村山のラルプ・デュエズ
敗退 鳥居観音
敗退 奥武蔵グリーンライン

【短距離激坂集】
程久保の激坂/ガスト坂/百草園/別所坂

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自転車/アニメ/カメラ/ゲーム/オーディオ好き。名刺の肩書きは編集・記者で時折カメラマン。愛機D3/α7/RX100M3他。 愛車PINARELLO ROKH/DAHON MuP8。インナーロー教団主祭神 兼 生贄のピザ豚

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生理学的味覚である甘味、酸味、塩味、苦味、うま味に続き、新たに発見された第6の感覚。解明が進んでいないが、クランメンバーは唯一その絶対量を正確に判断する舌を持っている。唐揚げやラーメン、タルタルソース、フリトレーの菓子、粉チーズなどに多く含まれているが、塩分過多を示す感覚ではなく、ひらがな表記となる。また、「しおいんですけど」は否定的な意味ではなく、「シェフを呼べ」を上回る現代ブサイク食界で最上級に値する賛辞を意味する。唯一拒否反応を示すのは脂肪肝ぎみの肝臓だが、内蔵の悲鳴を黙殺して箸を進めざるおえない“背徳的かつ圧倒的な味覚の快楽”が、現状最も適した説明である。「しおいんですけど」に続く言葉の意味は、その味覚に目覚めた者しか知る事はできない。たまにネトゲ「AVA」をプレイしています。

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