アニメフェアの時は聖地巡礼についてウダウダ書きましたが、その次の週にはアニメコンテンツエキスポ(ACE)の方にも行きました。むろん半分仕事です。
空の境界系の新情報とか、アイマス映画化、声優参加の各種ステージイベントなど、いろいろな事がありましたが、既に4月期のアニメもスタートし、ネタの鮮度も無いのでそこらへんの話は置いておき、今回は会場で感じたフィギュアの話。
この手のイベントに精力的にブース出展をしているグッドスマイルカンパニー。今回も、「うーさーのその日暮らし」から、妙にエロいねんどろいど・れんとか、実はミリオタ大歓喜アニメでもあったビビッドレッド・オペレーション系の新作フィギュアなど、いろいろありましたが、
個人的に最もジックリ鑑賞したのは、その一角に展示されたこのフィギュア。
個人的に最もジックリ鑑賞したのは、その一角に展示されたこのフィギュア。
懐かしいと感じた人は、結構年季の入ったオタだと思います。それもそのはず、これは、なんと16年前に、マックスファクトリーから発売されていたベルダンディー&ホーリーベルのガレキ、を、PVC完成品で復刻したもの。ガレキ版は当時イベントやお店などで展示され“別格感”を醸しだしていました。
これが、マックスファクトリー25周年記念としてPVCの塗装済み完成品として発売される事になったそうです。私などは、PVC完成品フィギュアの進化を目の当たりにしてきた世代ですが、このレベルの造形物が、このクオリティで完成品として量産される日が来るとは……凄まじい時代になったなとしか言いようがありません。同時に、25年経ってもまったく色褪せない造形美に感動。PVC完成品でも2万くらいするそうですが、まあそれは仕方がないというか、安いと言っていいのではないかと。
そんな温故知新的なフィギュアを目にした後で、会場をまわっていると、なんと3Dプリンタを使ったフギュアの制作実演デモコーナーが。ソニー・ミュージックコミュニケーションズが今後展開するサービスを、アニメコンテンツエキスポで先行披露していたもので、その名も「3Dプリント・フィギュア」。
仕組みは単純で、自分自身など、フィギュア化したい物体を3Dスキャナでスキャン。その立体データを3Dプリンタに入力。造形だけでなく、表面の色データ(つまり写真テクスチャ)も同時に撮影しており、塗装もしてくれるという素敵な便利サービス。詳しくはこちらの動画でどうぞ。
ちなみに価格はSサイズ約15cm)で47,000円、M(約20cm)で62,000円、L(約30cm)で109,000円だそうで。作られるフィギュアの素材は石膏で、仕上げの塗装のボソボソ感がちょっと気になるところ。樹脂系も選べるようになると嬉しいっすな。
3Dプリンタ自体は、業務用途や一部のPCマニアとかが楽しんでいた一方、使い方によっては3Dプリント銃器とかも作れてしまう事も以前話題になりました。当然の話として、自分や恋人、家族などの複製も3Dデータさえあれば作れる時代になっているわけです(サイズの問題はあるけれど)。損傷した頭蓋骨を3Dプリンタで複製して自分自身の手術に使ったりと、SFさながらの利用法もあるようで。DNAや複製用幹細胞などだけでなく、人生の節目節目に自分の3Dモデリングデータを測定しておくなんて行為が当たり前になる時代も近いのかもしれません。
オタの間でも、「おー、このフギュア、可愛いじゃん。3Dスキャンさせて♪」なんて世界になりかねないわけで、海賊版を作るハードルも著しく低下しそうな予感。もっと進めば、自分をコピーした等身大フギュア内部に素体ロボットを組み込んで、遠方の用事に代理出席したりとか、完全に士朗正宗世界の話ですわな。
そういえば、イベントで弱虫ペダルのアニメ版イラストも公開されていました。キャラクターのデザインよりも、描かれている自転車に目が行ってしまうのがロード乗りのサガ……。
おおおおおおおおおおおおおお!! 鳴子のピナレロ、ちゃんとONDAフォークになってる!! ( ゚д゚)
実に放送が楽しみです。
あと、PSYCHOPATHの女子人気の圧倒的さに驚かされました。
展示インパクト的には、無駄にエロすぎと話題のムシブギョーのムシロボの巨大さが印象的でした。全長11mで17トンてwww
おまけに、シュタゲのジューシーからあげナンバーワンと、ガルパンの決戦用に会長とかが食ってたかつサンドも食べました。ドクペ10年ぶりくらいに飲んだな……。