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しおいんですけど

ネトゲやPS4、PS Vita、自転車などを楽しむクランメンバーによる合同ブログ。AVA、BF4など、広く浅く楽しみます。さらに、6番目の味覚“しおい”を探求するグルメサイトと、ニーソや絶対領域を探求する求道者の隔離病棟も兼ねています。自分でも何を言っているのかわかりません。基本読まないでください。

走り出したが目的地が無い時は“ガード下”を目指せ

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 ロードバイク乗りというのはおかしな生き物で、自転車にまたがって走り出してから「どこへ行こうか」と考えます。元来“どこかへ行くための乗り物”がロードなのに、目的地は二の次で、“乗ること自体”が目的となるわけです。「手段が目的となる事を“趣味”と言う」ならば、趣味のロードとしては正しい姿と言えるかもしれません。

 しかし妙なもので、走り始めてみると何か目的地を作らないと落ち着かない。あのカフェに行ってみようとか、あの林道を写真に収めてみようとか、とりあえずの目的を掲げないと、何も考えずに走り出した自分のアホさに耐えきれなくて、サドルの上で落ち着かなくなります。

 こんな時の目的地は、最高に意味不明でどうでもいい場所にしましょう。どうしても行きたい場所は、もっと気合をいれて、ちゃんと行きます。暇を持て余してロードを転がしているのだから、こんな時でなければ絶対に行かないような場所がいい。脳みその片隅の裏路地のマンホールの底に落っこちていたような、そんな目的地こそふさわしいのです。

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 話は変わりますが、トンネルとか電車の高架橋、高架下(ガード下)が好きです。薄暗い人生を歩んできたので、太陽の光が降り注ぐ屋外では目をあけていられません。人の目が届かない薄暗く、ジメッとした高架下で、息を潜めていたい。ああそうだ、変なガード下に行こう。“ガード下ライド”だ。最高に無意味でゾクゾクする。

 ただの高架下ではつまらない。なぜこんな所にあるのか、誰が通るのか、どうやって通ればいいのかわからないような、奇妙な高架下はないものか……。

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 東京ですぐに思いつくのが、品川駅に近い「高輪橋架道橋」。特徴は“低さ”で、なんと低い場所では1.5mしかないという衝撃。タクシーの屋根の表示灯がもげてしまう事でマニア(?)には知られた存在です。

こんな低いガード下と一緒にロードバイクを撮影したら面白そうと思いましたが、なんとこのガード下、新駅の「JR高輪ゲートウェイ駅」誕生と共に消滅するんだとかもう家帰ろうぜ。

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 現存していて、もっと面白い高架橋はないものか……。

 神社の境内で休憩させてもらいつつ、スマホをポチポチしていると、東急池上線 長原駅-洗足池駅のあいだには、さらに低い1.3~1.4mという低さの高架橋があるらしい。もはやリンボーダンスの世界です。だが世の中広いもので、さらに検索を進めると、1mを切る都内で一番低いかもしれない高架橋が存在するらしい。まじかよ背骨折れるじゃん。




 名前は羽毛田堀開渠(ハケタボリカイキョウ)。場所は都内のローディーにはお馴染み、尾根幹(おねかん)の入り口である矢野口より少し西。西武多摩川線の競艇場前駅の近くです。尾根幹を走りたいなんてまったく思いませんが意味がわからないほど低い高架橋なら見てみたいではありませんか。


 基本的には矢野口を目指しつつ、細かい場所がよくわからないので立ち止まってスマホを確認しつつライド続行。ちょっと行き過ぎて戻ったり、変な道を曲がって戻れなくなったり……プチ迷子がロードバイクでは逆に楽しい。クルマで道を間違うと「うへぇ面倒だな」としか思わないけれど、小回りが効いて、スピードが遅いロードでは「楽しい散歩が長くなった」気分です。


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 なんだこれは


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 真新しい住宅街の小道の先に、突如異界が口をあけていました。奇妙な光景を前に、呆然と立ち尽くすしかありません。高架橋とかそういうレベルじゃない。隙間だ。

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 近づくと、そのとんでもない低さがよくわかります。自分の腰のあたりまでしか無い。ロードバイクのハンドルが当たるほど低い。こんなの人が通れるのか!? ていうかどんな生き物のための高架橋なんだこれは。


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 じゃあ何のために作ったんだ


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 もしかしたら農業用用水路の跡とか、暗渠の名残とかなのかもしれません。なんによせ、向こう側を撮影しようとしゃがんで体を入れてみますが、ヘルメットが天井にゴチゴチ当たります。しゃがんだまま進めないほど低いのです。

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 下は舗装されておらず、誰かが木の板を置いてくれています。メジャーは持ってきていませんが、なるほど、1m以下という話も頷ける低さ。

 かがんでいると、ゴーッという音が近づいてきます。ちょうど電車が来たようです。

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 こっwww

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 こえええええええwwwwwww

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 あまりに電車が近すぎて、高架橋の近くにいると、上半身が吹き飛ばされそうな恐怖。なんだこの無駄なアトラクション感。


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 とりあえず、どのくらい低いかを実感していただくための動画を撮影しました。暇な人は再生してください。





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 感想:すげぇ低かった

 ああ素晴らしいこの無意味さ。しかし、Garminに表示された消費カロリーだけを見て帰路につくのとは明らかに違う、不思議な満足感があります。私は都内で一番低いかもしれない高架橋をくぐろうとした事のある人間で、旅に出る前の私とはもう違う人間なのです。意味はよくわかりません。

 特に考えずにロードにまたがり、なんとなく尾根幹の方に向かったけど、心にポッカリ穴があいた気分の時はガード下の事を思い出してください。ヘルメットはかぶったままの方がいいです。



ロードにナナチ乗せて走れ! 「メイドインアビスライド」

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 ロードバイクを買ったばかりの頃は、週末になるたび「あの峠を走ってみたい」「ブログで見たあの坂に挑戦してみたい」とワクワクするもの。けれど、数年が経過すると、自走や輪行1時間程度で行ける場所は走り尽くし、新鮮味が薄れてきます。「ロードを買って世界が広がった」と人は言いますが、物語はそこで終わりではなく、「広がった世界で何をするか」を問われる日が来るのです。

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 渋峠や乗鞍のような場所であれば「何度も行きたいな」と思いますが、そこらへんの峠は景色もそれなり。ついつい「一度行ったからもういいよ」と言いたくなるもの。きっと行けばそれなりに楽しく、天候や季節の違いで新しい景色が見つかるのかもしれませんが、ウェアに着替えて玄関をあける面倒さに打ち勝てるほど、強い動機にもなりません。

 世間では、ロード乗りたての友達を作って案内してあげるとか、タイムを計測して“速くなる”というモチベをプラスするとか、峠の先にあるカフェで昼食を食べる事を習慣にするとか、いろいろな手法で“マンネリの打破”に挑む人もいるようです。でも、友達作れないコミュ障だし、速さに興味ないし、美味しい昼飯は街のお店でも食べられるし……。

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 話は変わりますが、先日フィギュアが届きました。「メイドインアビス」という、簡単に言うと「はじめてのおつかい:地獄篇」のようなアニメ(AmazonPrimeやNetflixなどで配信中/原作は漫画)に登場する、“ナナチ”というキャラクター。作品を知らない人は人間なのか、ケモノなのか、妖精なのか、よくわからないですが、要するにモフモフしたかわいいキャラクターです。

 「メイドインアビス」の「アビス」は、「地底」とか「地の底」を意味します。南の海に浮かぶ小島の真ん中に発見された、直径約1,000mもある巨大な穴。深すぎて中がどうなっているのか、どこまで深いのか、だれもわからない危険な大穴に魅了され、命と引き換えにその謎に迫る人間達の物語。その深淵で主人公達の前に現れ、癒やしをくれるのが“ナナチ”です。


 届いたフィギュアのナナチは、たいそう可愛いのですが、困った事が。家の中で撮影しても、背景がフローリングやソファではまったく“冒険感”が出ない。

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 近所の公園に行っても“人智のおよばない神秘的な世界感”を出すのは難しそう。ならば本当の秘境に行って撮影すればいいのではないか。

 ここでロードの経験が活きてきます。なにせ、人のいない峠ばかりを選んで登ってきた自転車人生。「ここどこだよ」みたいな山奥の景色は、飽きるほど見てきました。

 近いところでは、奥多摩、相模原、飯能方面。“地底っぽい風景”と言えば、洞窟、トンネル、滝など。奥多摩の神戸岩あたりがいいのでは? と考えていたところ、その手前にある“払沢の滝”(ほっさわのたき)が、冬は凍りついて神秘的になるという情報が。まさにおあつらえ向きではないか!!

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 (こんな風になるらしい)

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ピザローディーがジムに5回行っただけで、ヒルクラできるようになるのか


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 ロード歴そこそこなのに、三本ローラーも固定ローラーも持ってない皆さん、こんにちは。私もそうです。3日でやらなくなりそうだもの。「えいやと買ったら続けるだろう」なんて、未来の自分ほど信用できないものはありません。

 ピザってるのにジムとか行ったことない皆さん、こんにちは。私もそうです。お金払ってガチムチに囲まれ、肩身の狭い思いをしながら、景色も変わらない室内でエアロバイク漕ぐなんてハムスターかよ。

 という、極めて偏った考えを持つ生き物に、近所のジムが配っていた「5回無料チケット」を与えるとどうなるのか? 今回はそんな実証実験です。

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 背景には、夏休みに台風が来たり酷暑だったり、エンジン付きのバイクに浮気したり、あまり自転車に乗る機会が無かった……という事実があります。乗らないと乗れなくなるのがロードの怖いところ。「別にもう必死に乗らなくていいよ」と口では言いながら、足がなまっていく事につきまとう罪悪感。そこに現れたのが「5回無料チケット」でした。

 白状すると、1回は行ってみようと思いました。ネタで。ジムに通う気は一切ありません。1回行って、エアロバイクを漕いでいる写真をTwitterにUP。「ローラーなんて持ってない」、「トレーニングなんて死んでも嫌だ」と呟いている男が、いきなりジムで頑張ってる写真をUPしたら「気でもふれたか」という反応が来るのではないか、それは面白そうだと考えたわけです。自分のピザさをネタにTwitterウケを狙う、後ろ向きな承認欲求の充足というゴミクズのような思考です。

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 そんなこんなで初回のジム。トレーニングウェアなんて持っていないので、普通のTシャツと、なんかスポーツ用に見えなくもないズボンを持って敵陣へと潜入。ランニングマシーンやエアロバイクの使い方、エアロビ教室、エアロバイクを使ったバイク教室など、いろいろなプログラムがあると、ジムのお姉さんが教えてくれます。

 ふむふむという顔で聞いていますが、頭の中では「いやいいです、孤独にエアロバイクだけやるので」としか考えていません。ランニングマシーンは嫌です。理由は走りたくないから。走るのが苦でないなら、最初からロードバイクなんて乗っていません。

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【血の味ランキング】

29
大弛峠※激坂十傑集
28.5 乗鞍ループ※激坂十傑集
28 風張林道※四天坂
27 箱根ループ※激坂十傑集
24 渋峠・毛無峠※激坂十傑集
22 埼玉のラルプ・デュエズ
21 乗鞍※激坂十傑集
20.5 子ノ権現※四天坂
20 有間峠/白石峠
19 苦労坂(東都飯能CCの激坂)
19 成木峠
18.9 鋸山林道
18.3 和田峠※四天坂
18 渋峠※激坂十傑集
18
榛名山
12 鶴峠(全区間)
11.8 都民の森※四天坂
11 風張峠(奥多摩周遊道路)
10 ヤビツ峠
9.6 仁田山峠
9.5 牧馬峠
9.2 梅ノ木峠
8 入山峠/碓氷峠/不動峠
8 山伏峠
8 雨降林道
7.5 名栗湖坂/龍崖山脇
7 鶴峠(甲武トンネルまで)
7 穴川林道
6.2 裏尾根幹
6 梅ヶ谷峠
4 大垂水峠
4 物見山
2.7 いろは坂/亜美ちゃん坂
1 東村山のラルプ・デュエズ
敗退 鳥居観音
敗退 奥武蔵グリーンライン

【短距離激坂集】
程久保の激坂/ガスト坂/百草園/別所坂

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クランメンバー(現在3人)
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自転車/アニメ/カメラ/ゲーム/オーディオ好き。名刺の肩書きは編集・記者で時折カメラマン。愛機D3/α7/RX100M3他。 愛車PINARELLO ROKH/DAHON MuP8。インナーロー教団主祭神 兼 生贄のピザ豚

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売りスレからAVAに最近リハウスしてきた。趣味はドッグタグ収集と戦車の真後ろで野グソ。退役JSです。職業は売春婦です。のんれす

:Vrinks526



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生理学的味覚である甘味、酸味、塩味、苦味、うま味に続き、新たに発見された第6の感覚。解明が進んでいないが、クランメンバーは唯一その絶対量を正確に判断する舌を持っている。唐揚げやラーメン、タルタルソース、フリトレーの菓子、粉チーズなどに多く含まれているが、塩分過多を示す感覚ではなく、ひらがな表記となる。また、「しおいんですけど」は否定的な意味ではなく、「シェフを呼べ」を上回る現代ブサイク食界で最上級に値する賛辞を意味する。唯一拒否反応を示すのは脂肪肝ぎみの肝臓だが、内蔵の悲鳴を黙殺して箸を進めざるおえない“背徳的かつ圧倒的な味覚の快楽”が、現状最も適した説明である。「しおいんですけど」に続く言葉の意味は、その味覚に目覚めた者しか知る事はできない。たまにネトゲ「AVA」をプレイしています。

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