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 冬場のローディーを悩ませる問題、それは”持ち物が多い”という事。

 自転車の収納力は人によって異なりますが、一般的には
  • ボトルホルダ×2
  • サドルバッグ×1
  • 背中のポケット
 程度。冬場はさほど飲まないので、ボトルは1本で済みます。つまり、小物などの収納場所として使えるスペースは
  • ボトルホルダ×1
  • サドルバッグ×1
  • 背中ポケット
 サドルバッグはチューブやボンベ、カギなどで満杯。背中のポケットは財布、スマホ、モバイルバッテリ、畳んだウインドブレーカーで占領されています。残る輪行袋は、空いたボトルホルダになんとか入れられますが、もし冬の峠に挑むなら、氷点下の寒さに備えて最終兵器的なダウンジャケットも携帯したいところ。そうなると、畳んでも自転車の積載量をオーバーしてしまいます。

 そんな時に私が使っているテクニックが、通称コバンザメスタイル。

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 このブログで何度も書いていますが、私は輪行袋に自転車を収納する際、付属のヒモは使わず、長めマジックテープを愛用しています。マジックテープであれば、結ぶ手間が省けて素早く輪行できるほか、他のことにも使いやすいため。その利点を活かし、写真のようにサドルバッグに輪行袋をぶら下げています。

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 すっぽ抜けてしまわないかと心配になりますが、モンベルのコンパクトリンコウバッグには緑色の輪っかが縫い付けられているので、ここに通してしまえばマジックテープがズレる心配はありません。

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 サドルバッグ自体からマジックテープがすっぽ抜けてしまった場合に備え、サドルのレールを通すカタチでマジックテープをもう1巻き。これで基本的には落ちませんが、命綱的な意味で、別のマジックテープをさらにもう1巻きしています。

 このスタイルで今まで過ごしてきましたが、2つほど問題が。1つはマジックテープでの固定作業自体が面倒、2つ目はマジックテープが邪魔でサドルバッグが開け閉めしづらいという事です。さらに言えば、固定した姿があまりスマートでない、美しくないというのも問題と言えるでしょう。

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 そんな折り、ドッペルギャンガーから発売されたアイデアグッズ的な「マルチユースサイクルマウント」を発見。さっそくポチってみました。

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 中身はこんな感じ。プラスチックのベースを挟むようにゴム板が配置され、上下にゴムバンドも装備しています。

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 付属品として、ラバーリングが大小の2本。

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 こちらが裏面。

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 使い方はいたって簡単。側面にある突起に、付属するラバーリングを引っ掛けて……反対側の突起へと渡します。

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 すると、このような隙間が生じます。

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 これをトップチューブなど、固定したい場所でやってみると……

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 こーんな感じに。裏面にもゴムがあるので、トップチューブとプラスチックフレームは直接触れておらず、傷はつかなそうです。

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 固定が完了したら、プレートの時上下にあるラバーリングを使い、いろいろなものをホールドしてみましょう。まずは、モンベルのコンパクトリンコウバッグから……。

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 いけんじゃん!!

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 ウインドブレーカーなら楽勝。

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 ゴリラポッドもOK

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 モバイルバッテリも朝飯前。

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 カメラの交換レンズだって固定できちゃいます。

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 しっかりホールドされてるけど見た目が超怖いwww

 これは精神衛生的にやめた方が良さそうです。

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 ついでにスマホも固定できました。

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 クマ吉(ぬいぐるみ)もOKですが、しっかり固定しないと吹っ飛びそうです。

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 まあこれはどうでもいいか

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 しかし、この便利ツール、プレート自体が写真のように短く、なおかつラバーリングがさほど長くないため、太くて長いもの、具体的にはツール缶を固定するのは困難です。もっとも、細身であれば固定できる可能性はありますが、すべてのツール缶がOKというわけではなさそう。

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 同じ輪行袋でも、キャリーライトはかなりキビシイ。袋をたたむ際に、超キッチリ折りたたんで、小さく小さくすればなんとかイケるのかもしれませんが、キャリーライトの太さに対して、ラバーリングが短すぎる印象はぬぐえません。

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 逆に小さすぎるものも、ゴムが1本しか渡せないので向いていません。

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 取り付け位置はトップチューブだけでなく、シートポストやハンドルなど、リングが渡せるところであればどこでもOK

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 サドルバッグを使わない人は、こんな風に輪行袋を固定してもいいかもしれません。

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 シートポストの前側に輪行袋を持ってくれば、サドルバッグと干渉しないかも……

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 おお、これはいいんじゃね!?

 ……と、思いましたが、サドルにまたがった瞬間に計画は崩壊。太ももの付け根に輪行袋が当たりまくりで、まともにペダルが回せません。

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 ではトップチューブならどうでしょう。写真のように、太ももに干渉しないよう、できるだけトップチューブの前の方に固定してみました。

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 かつて、トップチューブバッグを使っていた時を思い出します。幸い、ラバーリングで手前部分がキュッと締められているので、これならばヒザに当たらないかも……。

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 おお! 大丈夫そう。これはこれで1つの輪行袋固定ポジションとして採用できそうです。

 アイデア次第で、便利に使えそうなマルチユースサイクルマウント。個人的に気に入ったポイントは、薄型なので使わない時に邪魔にならない事。この薄さなら、「旅先で小物を購入した時など、ふいに荷物が増える可能性があるライド」に持参しても便利そうです。