お馴染み、コミックス版「ろんぐらいだぁす!」も遂に6巻。来年は秋からのテレビアニメ化も決まり、ますます盛り上がりそうです。
多くのローディーがそうであるように、ロードバイクの完成車の値段に驚き、ウェアや小物の値段に驚き、坂道でヘコタレ、脚が攣り、ハンガーノックで倒れ、パンク修理した直後にチューブがはじけ、それでも挫けずに自分の力で愛車と共に多くのライドに挑戦してきた亜美ちゃん。
そんな彼女も、より初心者なローディーをライドに連れていけるくらいのローディーに成長。そして、6巻ではついに、標高2,172m、日本の国道最高所、あのローディーの天国、渋峠への挑戦を決意します。彼女の成長に共感しつつ読み進めてきた自分も、今年の9月に渋峠を制覇しているので、シンクロニシティを感じずにはいられません。
しかし、普通のマンガが「じゃあ渋峠に挑戦しよう」と先を急ぐところ、準備段階からキチッとコミカライズするのが「ろんぐらいだぁす!」ならでは。この作品の根幹でもある、小さな経験と失敗の積み重ね、そしてキッチリとした準備がライドを成功に導くという鉄則は、6巻でも変わってはいません。
ゆえに、いきなり渋峠に挑むのではなく、準備段階として20kmの登りが続く箱根の椿ライン、道志みち、そして奥多摩周遊道路(風張峠)と、長距離の登りやアップダウンが特徴の峠で経験値を蓄積。その上で、渋峠に挑む流れとなります。
天国のような絶景が待ち受ける渋峠。しかし、景色が良く、超激坂が登場しないからといって、標高が2,000mを超えるモンスター峠である事には違いありません。優しい顔をする時もありますが、基本的には大弛峠や乗鞍などと、同列に語られるべき辛く厳しい峠である事には変わりはなく(悪天候時は特に)、その圧倒的なスケールは私が普段紹介している奥多摩や飯能などの峠とは比較になりません。
一定ペースで登り続けるペース配分、ダウンヒルも考慮に入れたウェアの準備、トラブル対策グッズとその使用方法の習熟、時間的・体力に無理のないスケジュールを組める能力、目的地の天候や気温の予想をキッチリ把握して対応できる能力、補給の仕方と補給ポイントのチェックなど……様々なスキルを備えたうえで挑む必要があります。サポートしてくれる仲間も需要ですが、個人で挑むならそのスキルはより磨きをかけておく必要があるでしょう。
ちなみに、草津温泉から登り始めた私に対して、亜美達は長野原草津口駅まで輪行で移動し、そこから夜明け前に登坂を開始。「駅から登り始めると、こんな感じなんだー」と、かなり興味津々で読みました。
暖かい時期に挑んだ私と異なり、彼女たちはまだ寒い時期に登っています。夜明け前の暗い中に登り始めているのは、日が昇り、気温が上昇するベストな時間帯に、標高が高くて気温が低い渋峠の頂上付近にいるためでしょう。なにげない描写ではありますが、ここにも一つのスキルが隠れているというわけです。
かくして亜美ちゃんは渋峠を制覇できたのか!?
ちなみに6巻で一番衝撃的だったのは葵のお父さん。彼女がロードバイクに詳しい理由が判明します。このお父さん、距離感が相当ぶっ壊れまくった重症ロングライド好きローディーのようで……知ってる、俺知ってるわ、会話するたびに「なら直江津行こうよ!!」とか言うひと知ってるよ。てーかなんで距離感ぶっ壊れたローディーってみんな直江津行きたがるんだwww
ちなみにCOMIC ZINさんで買ったのでオマケで走行ガイド付き。今回は渋峠周辺をよりディープに知ることができます。こんなん読んだらまた行くしかありませぬ。
さらにDVD付きバージョンも販売。毎回声優さん達がロードバイクでチャレンジしていますが、今回は……
なんとあのジャパンカップの舞台である古賀志林道にチャレンジ!!
かなーりキツイ坂もあったと思いますが、はてさて、こちらもどうなる事やら……。
話は変わりませすが、先日、モンハンをやっているローディー仲間が、オンラインで遊ぶのもいいけどオフラインでワイワイやろうと集まる「モンハンローディーOFF会」が開催されました。OFF会とか言いつつ、いつもロードバイク乗ってOFFで走り回ってるメンバーなので妙な感じではありますが。
というわけで、新宿の某カラオケボックスに集結。
一曲も歌わず、ひたすら4時間以上モンハンをプレイ。部屋から聞こえるのは
あー死ぬー!!
ぎゃー!!
シッポ!! シッポ切って!!
いのち、いのちだいじに! そこで回復飲まないで別マップ逃げて飲んで!
Deroさん防御力40ってなによ
全裸にオブラートかよ
いま新しいの作って80になった!!
オブラート2枚じゃん
などの叫び声のみという異様な1部屋。
ガチャ
店員さん:おまたせしましたー。ポテトとパーティーパックのお届けですー
ちょ、まって!! 誰も手が離せない!!
あ、えりかさん手が空いてる!? ごめんお金払っておいて!!
というようなありさま。
あー、ひたすらモンハンやってるだけで日が暮れてきた……
ちょwwwwwww
10人以上の熱気でガラスがハイパー結露してるwww
ふつう、この手のイベントは
ゲームやるつもりで集まったけど、なんかダベっちゃってあんまやらなかったねで終わる事も多そうな気がしますが、全員脳が疲れてグッタリするまでゲームをし続けるという、自制の効かない夏休みの小学生と大差ないレベルですみません。
ひな鳥うめえwww
おや鳥はすこぶる硬いですが、そのぶん味が深く、鳥の風味がガッツリ味わえるユニークな一品。かたくなにキッチンバサミを使わずにワイルドにかぶりつき続けるのはもちろんDeroさんです。
唐揚げもウマー(゚∀゚)
こちらは魚のすり身を揚げたB級グルメ的な「フィッシュカツ」だそうで。すり身+この見た目でおわかりになるとおもますが、味は、上品な菓道のBIGカツです。
満腹になった後、何故かゾロゾロとCOMIC ZINに移動して、自転車系マンガやら同人誌やらを物色するという謎の流れに。……とくに落ちはありません。
はじめましてー!
登り納めに和田とはいいですね! まさに坂スキーって感じでw
私も「ろんぐらいだぁす!6巻」で同じように読みながらジタバタしていましたw
漫画にいつも見ている場所が出てくると、むしょうにテンションアップしますね(^^;)
週末はもっぱら奥多摩か秩父にいることが多いので
赤黒バーテープ見かけたら、ぜひお声がけください!