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 以前紹介した、こやまけいこさんのコミック「かわうその自転車屋さん」第2巻が発売されました。

 自転車系コミックといえば、弱虫ペダルのような熱血少年漫画や、「ろんぐらいだぁす!」のような体験レポート的な作品が最近は多いですが、「かわうその自転車屋さん」は、前のめりで読むというよりも、ホッと一息入れたい時に手に取りたくなる作品です。

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 小さくて可愛い、かわうそ店長が切り盛りする自転車屋さんを舞台に、様々な動物達がお客さんとしてやってくる……という内容。ただ、喫茶店スペースもある自転車屋さんは、本業の自転車よりも、ピザやコーヒーの方が人気なのが悩みどころ。はてさて、2巻ではどんなお客さんが、どんな自転車の悩みを持って来店するのでしょうか?

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 読んでいると自然と自転車に関する知識が身につくのが、自転車系漫画の良いところ。しかし、この作品の場合、そうしたマニアックな知識が押し付けがましくなく、あくまで1つのアクセントとして控えめに組み込まれているのが、のんびり読める、おだやかな空気感が崩されない秘訣なのでしょう。

 自転車の知識だけでなく、カンガルーやヒツジなど、様々な動物たちの生態も、豆知識のように得られるのが面白いところ。


 2巻の最大の見どころは、なんといっても羊のヨウコさん。可愛い彼女には、劇中随一の剛脚疑惑がありましたが、それが疑惑どころではなく、とんでもない脚の持ち主である事が判明。ほんわかトーンが最大の持ち味ですが、ヨウコさんがガチでブルベやヒルクライベントなどに挑戦するようなタフな展開も見てみたいところ。

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 もう1つの見所といえば、なといっても「かわうそジャージ」。劇中から飛び出し、本物のサイクルジャージとなって既に販売されていますが、誕生のいきさつなどが2巻にしっかり収録されています。読んでいると、可愛いかわうそジャージが欲しくなってきます。