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※お知らせ※
 頂いたコメントによると、この坂はランド坂ではなく”よみうりV通り”、正しいランド坂は旧道の方らしいです。いつか改めてレポートします(^^; 

 多摩川サイクリングロードを含む、多摩地区にある坂。最も有名なのは、耳すまの舞台地でもある聖蹟桜ヶ丘のいろは坂でしょう。ツライと思った頃に終わる適度な短さ、人の少なさ、眺望の良さなどが、コンパクトにまとまった印象です。このブログではこれまで、ミニベロ時代と、ロードになってからと、2回レポートしています。

 他にも、聖蹟桜ヶ丘から尾根幹の矢野口方面に向かおうとすると必然的に通る事になり、「これがそうだと気づかずに挑んでいた」でお馴染み、蓮光寺坂。住宅街の奥に突如として現れる激烈な坂の百草園など、小粒ではありますが、ユニークな坂が各所に点在しています。以前は、それらの坂をつまみ食いしてまわるライドなんかも行ないました。

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 そんな中、いろは坂にも匹敵する知名度を持ちながら、私が挑んだことがない坂があります。その名はランド坂。え、行ったことなかったの? と言われそうですが、なんとなく機会が無くて……。坂との邂逅は、1つの縁のようなものかもしれません。

 ランド坂……なんとも妙な名前ですが、由来を知れば納得。京王相模原線の「京王よみうりランド駅」から、よみうりランドに行くまでの坂道だから、ランド坂と呼ばれているそうです。ちなみに、ランド坂上には、読売ジャイアンツ球場も併設されているので「ジャイアンツ坂」と呼んでいる人もいるのだとか。場所がイマイチわからないという人は、スマホのナビに「京王よみうりランド駅」と入れればOK。「読売ランド前駅」という別の駅もあるので要注意です。



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 多摩地区を把握しているローディーにわかりやすい説明としては、尾根幹に行く時の矢野口とスタート地点は同じ。尾根幹はそのまま西へと道路が続いていますが、そこには行かず、大きなauショップ稲城矢野口店を左折……そのまま進んでいけば電車にぶつかり、そこが「京王よみうりランド駅」です。

 ちなみに左折するとすぐ、観覧車が遠くに見えます。あれがたぶんよみうりランドですな。

 注目すべきは、よみうりランドがちょっとした山の上にある事。登らにゃアカン感がここからでも伝わってきます。

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 こちらが「京王よみうりランド駅」。まあ、何の変哲もない駅ですが……駅前の道路の先に目をやると……

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 なんだこれwwww

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 周囲は完全に住宅街。その一角に、峠への山道をハメ込んだような不思議な景色。ここだけ切り抜いたら、奥多摩あたりの風景と言っても騙されそうです。

 ちなみに、アニメに詳しい人は昨年11月に公開された「日本アニメーター見本市」の中の「HILL CLIMB GIRL」という作品を見たことがあるかもしれません(以前は無料でネット上で見られましたが、現在は残念ながら公開終了)。

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 『HILL CLIMB GIRL』(c)2014 nihon animator mihonichi, LLP (C)スタジオカラー

 生粋のローディーである谷東監督のインタビューによれば、この作品でヒルクライムガールこと、女子高生のひなこが、チームスカイジャージ+DOGMAで駆け上がっていた坂こそ、このランド坂がモデルだそうです(正確には蓮光寺+ランド坂)。

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 『HILL CLIMB GIRL』(c)2014 nihon animator mihonichi, LLP (C)スタジオカラー

 そう言われてみると、確かに道路の段差舗装にアニメの面影があります。

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 『HILL CLIMB GIRL』(c)2014 nihon animator mihonichi, LLP (C)スタジオカラー

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 『HILL CLIMB GIRL』(c)2014 nihon animator mihonichi, LLP (C)スタジオカラー

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 アニメはさておき、逝ってみましょう。

 臨場感が欲しいという人は、動画でどうぞ。




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 序盤はフツーの坂道。斜度は5%程度でしょうか、楽勝ではありませんが、ゼーハー言って登るほどキツくはない感じ。特筆すべきは直線が長いので、心理的なダメージがある事でしょうか。

 また、斜度的に楽なのでついつい踏んでしまい、身の丈以上のスピードでヒルクラしてしまいがちになるのが怖いところ。どうして怖いのかは、右カーブが現れた頃にわかります。

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 結構キツイwwww (;´∀`)

 大きな右カーブにさしかかると、斜度は10%程度までアップ。部分的には10%を越えているようです。序盤にハッスルし過ぎて無酸素運動でここまで来ると、一気にツケを払うことになり、ガクンとスピードが落ちます。

 柄にもない頑張りはやめて、いつもの省力登坂に切り替えます。

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 10%オーバーのカーブを抜けると、あまり斜度が落ちないまま、ズーッとジャイアンツ球場まで坂が続いています。気をつけないとここでゲンナリして心がポキッと逝きかねません。見通しが良いので、回してもあまり進んでいないように感じてしまうのも嫌らしいところ。

 例えば大弛峠など、10%オーバーの登りがエンドレスで続くようなヒルクラスポットに挑む前に、こんな場所でペースに作り方というか、キツくても一定時間我慢する方法みたいなものを練習するには良い場所かもしれません。

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 とかなんとか考えていると、ジャイアンツ球場の駐車場が左手に。しかし、ここで終わりではなく、まだ坂道は少し続いています。この、終わりそうでなかなか終わらないトコロも、ランド坂の特徴。「あそこできっと終わりだー」と、無意味にハッスルして違った時のダメージはデカイので、やはり無表情でダラダラ登るのが得策です。

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 ランド坂 血の味指数 3.6

 いろは坂(2.7)より斜度がキツイので数値はやや高め、物見山(4)と似たような感じでしょうか。完全になめてかかっていましたが、なかなか良い運動になりました。

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 頂上からの見晴らしは……

 まあ、高いところに登ってきたんだなぁという感じは味わえます。

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 路面は綺麗なのでダウンヒルは快適。ただ、車もたまに通るので、スピードの出しすぎには要注意!