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 世間は夏コミの季節。例によって自転車系の同人誌新刊も豊富に出ています。コミケとか行かないっすという人は、COMIC ZINさんとか委託販売を行なっている書店の通販でも買えます。便利な時代になったもんです。

 お馴染みのロングライダースは、新刊の5.5が登場。コンマ5がついているので、ゆるふわなレポートが掲載されているのだろうなと開いたら、冒頭から大阪→東京500kmオーバーをロードで走るのはもうつまらないと、小径車、クロスバイク、マウンテンバイクで走ってみるという異次元レポ。ゆるふわの方向が違うww

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 ロングライダースと言えば、「実際に汗だくで走るのはおっさんだけど、挿絵が女子ローディーなので、むさ苦しいレポも清涼感と共に読みきれる」というのが特徴。しかし、今回は本物(?)の女子ローディーのレポが多めな印象。まあ女子だろうが、男子だろうが、おっさんだろうが、坂で死ぬ、ケツが痛い、デニーズから動けない等々、ロングライドで発生するイベントは似たようなものですけども。

 それにしてもロード購入約1年で秋葉原から坂アリの箱根まで200kmを走ろうと決意するトコロから既にスゴイ。100kmをウダウダ言いながら1年くらいでクリアし、その後も頑なに坂から逃げ回っていた自分を振り返ると恥ずかしいばかりです。女子ローディーはホントスゴイわ、もちょっとゆるポタしてください。

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 そして個人的に最も興味深かったのが、諏訪湖近辺のライドレポ。長野というと、どうしてもAACRとか木崎湖、美ヶ原、乗鞍、白馬あたりに話題が集中するのですが、このライドは伊那市や天竜川、諏訪湖あたりがメインなのです。

 天竜川と言えば、泣く子も黙る秘境駅まみれの鬼鉄道・飯田線の聖地。伊那市と言えば、究極超人あ~るを連想する人もいるでしょう。写真撮り歩きをしていた時は、飯田線や伊那市に良く行っていたので、あの場所とロードバイクを結びつけてくれるレポとして熟読しています。



 それにしても天竜川沿いって、人がいない具合や、峠の厳しさ具合では、恐らくハンパないと思います。まだロードバイク旅のゾーンとしてあまり開拓されていないというだけで、恐ろしげなヒルクラスポットまみれな予感。トランポならなんとかなるかもしれませんが、飯田線輪行+自走で無計画に走ると、夜中に人家の見えない山の中で神隠しにあう確率が450%くらいになりそうです。

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 東京から琵琶湖への、サバイバルな自走帰省を果たしたびわっこ姉妹。最新刊ではなんと海外へ!? 

 ラオスに飛び、現地でママチャリを購入。自販機もコンビニもない土地で、東京から広島くらいまでの距離をロングライドするという、サバイバルレベルが急激にアップした内容。あまりの苛酷さに読んでいると手が震えますww しかし、日本では味わえない現地の人達との心あたたまる触れ合いもあるようで……しかしこれ、ホントにクリアできるのか!? ww

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 温泉とヒルクラを組み合わせた「温泉ヒルクライム」。もうお馴染み化してきましたが、今回はサイクリスト憧れの渋峠・草津編。憧れてばかりでなく、そろそろ挑まないといけない雰囲気ではあるので、熟読せねばっ!!

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 シクロポリスも毎回濃い内容ばかりですが、今回個人的にビビっときたのはZwift導入指南。要するに、ローラー台と、PCのオンライン自転車ゲームを組み合わせたようなもの。GARMINとかのスピードやケイデンスなどの情報を、「BC-ANT-USB」などを使ってPCで受信。そのデータをオンラインゲームに反映させ、ゲームの空間の中で誰かと走ったりできる……というもの。

 部屋で寂しくローラーをゴロゴロやっているよりも、競ったりできるのでモチベーションがアップする! って感じのものです。



 PCもオンラインゲームも好きなので、以前から「楽しそうだなぁ」と思ってはいましたが、そもそもローラー台(三本/固定)を持っていないので参加できないのです。なら買えよという話ですが、買ったらちゃんとそれに乗って痩せて速くならなきゃいけない気がして怖くて買えないのです。何を言ってるかわからないと思いますが、私もわかりません。逃げ道を探しながら生きております。

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