DSC07580

 と~るさんの新車、デローザのスカンジウムがあまりにもエロカッコイイので、この渋いフレームが映えるような深夜撮影会が爆催されました。

 深夜撮影会開催までの経緯は非常に複雑なので、順を追って説明しますと
  • 昼間が暑すぎる
  • HAOさんがロード+夜景撮影にハマってるらしい
  • じゃ皆でお台場あたりでも行って撮影しよう
 というもの。ロードバイクで集合しますが、ライドと言うよりも、撮影がメイン。移動手段兼被写体としてロードバイクを使うイメージです。

 普段は山方面にばかり行っており、車や盗難が多い都心部は避けていますが、夜中ならば少しは走りやすいだろうという魂胆も内包。そもそも夜中に峠を目指しても、真っ暗で何も見えやしないので、夜景こそ都市部ライドの醍醐味と言えるのかもしれません。

DSC04823

 お台場あたりをウロウロするだけで、長距離走るわけでもないのでカメラはフルサイズの「α7」をチョイス。予備にRX100M3も背中のポケットにムギュッ。さらに、花火撮影でも活躍した携帯三脚もムギュ。さらに交換レンズ2本をツール缶に入れてボトルホルダにムギュというアホ装備。

 何キロ加算されているか知りませんが、坂を登るわけでもないのでなんとかなるでしょう。


-5xqteuTへるさんに前に借りたポケット三脚が面白かったので、自分で買ってみました。



DSC07491

e3e05b84お、ゆっけさんエライ



DSC07482

 家の方角が同じゆっけさんと共に、ダラダラと夜の街を走行。HAOさん、と~るさんと待ち合わせしている日本橋へ向かいます。途中、神楽坂あたりで中華のテラめし屋さんを発見。

DSC07481

 このサイズで餃子の中まで火を通すって至難の技だろうな……。

 というか、これ食ったら大弛峠30回くらい登らにゃならんだろうな。

DSC07501

 夜とはいえ、蒸し暑いです。汗だくでクランクを回して到着したのが、言わずと知れた日本橋。全ての道路の起点という意味ではローディーの聖地と言っても過言ではありますまい。

 頭上に首都高がかかっており、名所と言うには閉塞感がありますが、逆に時代の流れを体現したような静かなオーラがあります。麒麟のオブジェもフォトジェニックです。

DSC07521

 ローディーが日本橋を目にすると、おそらく「キャノンボール」(24時間以内に東京→大阪へ行く超人ライド)を連想しますが、私のようなアニオタがここを見上げると、「あーヘリで爆撃されてたなぁ」と、「パトレイバー2」を連想します。

 それはさておき夜景です。構図やらシャッタースピードやらISO感度やら手ブレ対策やら、細かい話を始めると本が一冊書けてしまいますが、一言に要約するとブレなきゃOKです。

DSC07502

 簡単かつ有用なテクニックとしては、ホワイトバランスの調整があります。ホワイトバランスが変えられるカメラやスマホアプリを使っている場合は、その設定を変えると、写真の色味が変化し、グッと雰囲気が違って見えます。青っぽく撮影すると、いかにもな夜景写真に。

 逆に暖色系にすると、夜でも寒々しくない、あたたかでやさしい感じの写真になります。これからライドに行くぜ! みたいな時には暖色系

DSC07505

 疲れきってもう駄目だリタイア……と、暗闇にポツンとロードが置いてあるなんて写真は、寒色系で撮影するとハマるかもしれません。

DSC07621


DSC07514

DSC07518

 なにもロードがガッツリ画面に写っている必要もありますせん。ボケ味の中にチラッと写っていても、それはそれでオツなもんです。

 日本橋でTwitterをいじり、嘘キャノンボールスタート宣言などをして遊んだ後は、いよいよ海を目指します。

DSC07527

 絵面的にはキャノンボールに見えるww

DSC07543

DSC07541

 夜景スポットを求めて、連日埋立地を走り回っているというHAOさんにナビをお願いして、高層マンションがカッコ良く見えるポイントに到着。

 御存知の通り、今年の夏は気温に加えて湿気も凄まじく、しかも海の近くなのでより空気が重く、遠くのビルの光がボワッとしています。夜景的には冬の方がキリッと空気が澄んで理想的ではあります。

 しかし、今日はロードバイクが主役。背景の夜景は引き立て役に過ぎません。手前のロードにピントを合わせ、後ろの夜景をボカして幻想的な写真に徹すれば、湿度を味方にできるかもしれません。

DSC07561

DSC07566

DSC07567

DSC07572

 エロいな~、スカンジウム……(*´ω`*)

 HAOさんと「いやーエロい」、「最高だわこれ」と地面に這いつくばって、ローアングラーカメコと化しておりました。

 単純に横から撮影するだけでも、ど真ん中にロードを置くか、左に寄せるか、右に寄せるかで、印象が変わります。迷ったら全部撮っときましょう。

DSC07574

DSC07575

DSC07577

DSC07581

DSC07580

 対岸に横一列に並んでいる明かり。ボケて輪郭が崩壊していますが、色と光が強いので目を惹きます。使わない手はないので、デローザのロゴマークのアクセントであるハートマークに高さを合わせてみると、自然とハート―マークに意識が向く写真になりました。

 知らない人にパッと写真を見せた時に、最初にどこを見るだろう? 次にどこに視線が移動するだろう? とか考えながら撮影すると、構図にメッセージを込めやすくなる気がします。

DSC07582

DSC07588

DSC07688

 ちなみに今回、撮影に際してこんな秘密道具をポチっておきました。

 ミノウラが販売している「HPS-9 Get’A」という携帯ツール。携帯ツールなんて、もう持ってるじゃんという話ですが、このツールにはちょっとした技が隠されています。

DSC07689

 このように左右のタイヤレバーを外して……

DSC07690

 携帯ツールの突起部分にツノのようにぶっさして……

DSC07691


DSC07692

 反対側にある引っ掛けアームみたいなものを立てたら準備OK!!

DSC07694

DSC07695

 左側のペダルを、時計の5時くらいの位置まで下げたら、ペダルの付け根に引っ掛け、ペダル全体を携帯ツールに乗っけるようにして、ロードバイク自体を携帯ツール側にわずかに傾けると……

DSC07591

 立った!! ピナクララが立った!!
 金の力で自立した!!


DSC07594

 私のペダルはフラペ/SPDのハイブリッドタイプですが、フラペ側を下向きにすると安定度はバッチリ。しかし、SPD-SLやペロペロキャンディー(スピードプレイ)は、接地面が少ないので慎重なバランスとりが必要です。ハンドルが軽いというか、左右に曲がりやすいロードでも立たせにくいです。私のPINARELLOは曲がりにくいので、意外なほどの安定度ですが、車種によってこのあたりはコツがいるようです……。

 ともあれ、キチッとバランスをとれば、安定して自立してくれます。透明のアクリル棒とかを自作する人もいるようですが、携帯ツールと一体になっていると、「今日はスタンド持ってきてないや」って事が無いので、思わぬ絶景に遭遇した時とかに重宝しそうです。

DSC07596

DSC07604

DSC07614

DSC07619

DSC07620

DSC07623

 手持ちで夜景撮影する際は、オート設定で明るく撮影しようとすると、ISO感度が上がり過ぎたり、シャッタースピードが遅すぎてブレブレになりがち。そんな時は、思いっきり露出をドアンダーにして、ライトアップされた部分だけ切り取るような撮り方をするのも手です。

 実際、自転車のライトを消した状態で、肉眼で見える景色はこの程度の明るさ。カメラはおまかせオートで撮ると、見た目よりもかなり明るく撮ろうと頑張りすぎてしまうので、露出を補正して「いや、今日は夜景だから暗いものは暗いままでいいよ」と言ってあげる事が肝要です。

DSC07638

 いよいよお台場夜景の真打ち、レインボーブリッジ!!

 どっちを主役にするか迷ったら、両方撮っておきましょう。

DSC07639

DSC07646

 絞りまくって、両方にピントを合わせてしまうというのも手です。三脚が無いと無理ですが。

e3e05b84あれ? と~るさんは?



-5xqteuT砂浜の公園に入る手前で、飲み物買ってくるって言ってましたけど



e3e05b84戻ってこないじゃん、迷子になってるのかな



BFQit6Dg_200x200よ、ようやく見つけた……



e3e05b84あー! 遅い!!
ほら、主役のスカンジウムをそこに立たせて……


e3e05b84あ……



DSC07654

e3e05b8424時まわってレインボーブリッジのライトアップが消えたwwww

BFQit6Dg_200x200そ、そんな( ;∀;)



e3e05b84まあ、結果的にスカンジウムの方が目立つ写真になったので、コレはこれでカッコイイんじゃない?



 ちなみにこのレインボーブリッジ夜景スポット、砂浜沿いにカップルが1.5mくらいの等間隔でずううううううううううううっと並んでいて、鴨川かここはww と驚愕。負けてはいられないと、野郎4人で仲良く記念撮影

パチリ!

DSC07659

e3e05b84なにこの無駄RAWデータ



DSC07663

 築地あたりを抜け、汐留付近に移動。

 このあたりには、イタリア街と呼ばれる、アングルによってはイタリアの街角に見えなくもないようなビル群と、パヴェ(石畳)区間があります。あいにくライトアップはされていませんが、6秒とか8秒とか、長時間露光すれば、夜には見えないような、そこそこ明るい絵が撮れます。

DSC07679

 写真左側は道路なので、たまーに車がライトをつけて走行します。せっかく長時間露光しているので、車が通るタイミングを見計らってシャッターをあけてみると……

DSC07678

 緑と白の光のラインが左側に出現。アクセントとして、テールランプなどを取り入れるってのも良いもんです。

DSC07682

 新車や新ホイール投入など、愛車がイカス姿になったら、それを夜景と共に記念撮影するのは楽しいです。たまにはじっくり愛車の姿を眺めて、惚れなおしてみるというのも良いかもしれません。走行距離がまったく稼げないのが玉にキズですけど。