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 梅雨ですが、気温は随分と高くなり、湿度も上昇……たまの晴れ間にロードバイクに乗ると、あっというまに汗が流れる季節になりました。

 補給食と並び、ロードで重要なのが水分。風を切って走ると汗はすぐに乾くので自覚しにくいですが、ロングライドでもヒルクライムでも、我々は驚くほどの水分を消費しながら走っています。ゆえに、定期的かつしっかりとした水分補給が重要。特に、自販機も見当たらないような山奥や田舎道を走ろうという人は、ダブルボトル(ボトル2本体制)が理想的。1本をスポーツドリンク、もう1本を“水”にして、頭からかけて熱中症対策というのも1つのテクニックです。

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 一方で、ダブルボトル体制になると困ったことが1つ……。2つのボトルホルダを専有されていまうため、ツール缶や輪行袋をここにホールドできなくなるのです。ツール缶はサドルバッグで代用できますが、問題なのは輪行袋。

 御存知の通り、私は現在、グランジのキャリーライト+グランジの純正ホイールバッグ×2を、メインの輪行袋として使っています。自転車に取り付ける場合は、輪行袋をボトルホルダに、ホイールバッグは畳んで背中のポケットに入れています。

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 輪行袋は初代のキャリーと比べると大幅に小さくなりましたが、背中のポケットに入るほど小さくは無く……ボトルホルダに入れられないとなると、どうやって自転車に固定するのか? という問題が発生します。

 そこで目をつけたのがサドルバッグ。

 以前レポートしましたが、私は憧れのオルトリーブの中でも、小さな「サドルバッグマイクロ」を使っています。サドルと強固に固定され、ライド中に揺れず、小さいけれど収納力バツグンで、大変気に入っています。もう1つ、このサドルバッグの特徴は、カチャッとブラケットからワンタッチで取り外しができ、オルトリーブの対応サドルバッグであれば、別のサイズのモデルも、同じブラケットにワンタッチで取り付けられる事。

 つまり「今日は近場だから小さなサドルバッグで」、「今日は遠出するから沢山荷物が入る大きめサイズで」というバッグの取り替えが、とても簡単にできるわけです。

 そこで、輪行袋が入りそうな「Mサイズのサドルバッグ」を新たに購入。さらに、サドルバッグに入れやすそうな新しい輪行袋として、モンベルの「コンパクトリンコウバッグ」も買ってみました。

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 まずはサドルバッグから見てみましょう。……と言っても、基本的な構造はサドルバッグマイクロと同じ。上部に、サドルのスライドレールに固定するためのパーツを装備。出し入れするガマ口部分が大きく、クルクルと2、3回折りたたんで両端を固定するタイプ。この構造だと、収納するモノが大きい場合に、折りたたむ回数を減らせば、内部のスペースを大きく使え、臨機応変に対応できるというわけです。

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 収納能力はカナリ高そうです。試しに、マイクロサイズに入っていた交換用チューブやCO2ボンベなどの一式を、Mサイズサドルバッグに移動させてみましょう。

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 余裕があるのにもほどがあるwww

 お次は輪行袋、モンベルのコンパクトリンコウバッグは、インナーロー教団のゆっけさんが使っているもので、毎回「輪行袋がキャリーライトより小さくなって良いなぁ」と眺めていました。そこで、今回の「ダブルボトル+輪行袋体制計画」の発動に伴い、勢いでポチッてみた次第。実に5個目の輪行袋となり、貴様は輪行袋博物館でも作る気なのかという気もしますが、ロードバイクに関しての出費に関しては何も考えない事にしているので何ら問題はありません。

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 小せえwww

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 グランジキャリーの場合、黒いホイールバッグも持参しているので、この写真が正しいサイズ比較となります。

 で、このコンパクトリンコウバッグの使い心地がどうなのかという話ですが、まだAmazonから届いたばかりで実戦利用しておらず、実戦時には別途用意したマジックテープなども使おうといろいろ計画しているので、それについては申し訳ありませんが、またの機会に。

 で、肝心の「Mサイズサドルに輪行袋は収納できるのか?」という話ですが……

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 できたwww しかも超よゆうwww

 もちろん、前述の交換チューブ×2本、CO2ボトル×1本、ワイヤー錠、マルチツール、ビニール紐、タイヤレバー×3本も輪行袋の奥に入っています。ちなみに私がライド時に持参しているモノについては、以前紹介した通りです。

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 しっかりガマ口も閉じられます。

 驚異的な収納能力の高さ……コレ、もしかして「グランジキャリー+グランジ純正ホイールバッグ」も収納できるのでは?  予定には無かった組み合わせですが、試しにやってみましょう。

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 まずはホイールバッグ×2を小さく畳んでパイルダー・オン。

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 キャリーライトを縦に……

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…は無理っぽいので、横にしたらどうだ!?

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 おい、コレ入るぞwwww

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 スゲええええええ入ったwwwwwww

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 どんだけ入るんだこのサドルバッグwwww

 とりあえず、サドルに取り付けてみましょう。これが、今までのマイクロサイズ。

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 Mサイズにすると、こんな感じ。デカくはなってますが、異様なほど巨大……というほどでもありません。

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 上から見てみましょう。こちらがマイクロ。

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 こちらがMサイズ。

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 三角形で、後ろに長くなっている……という感じ。大きくなると、足に当たるのでは? という不安もありますが、オシリよりも後ろに伸びているので、太ももに当たる事は無く、走行中に違和感を感じる事はありません。

 というわけで、輪行に必要なものをサドルバッグに押し込める事に成功。これでダブルボトル体制でも、輪行袋を持ったままのライドが可能になりました。そもそも輪行袋を駅のロッカーなどに預けてしまえば、走行中に持っている必要はありませんが、駅に戻って来る必要が無いというのが大きな利点。例えばA駅から山を越えてB駅に行き、そこから輪行で帰るとか、A駅をスタートして力尽きるまで、どこまで行けるか挑戦し、力尽きたC駅から輪行で帰る……なんて、ライドのタイプを増やす事ができます。

 また、山奥でマシントラブルなどに見舞われて自走不可能になった場合、タクシーを呼んだり、au保険のロードサービスを呼ぶなど、車に載せる際にも輪行袋があった方が便利なシーンもあるので、持っているに越した事はありません。ちなみにオルトリーブのサドルバッグは、もっと巨大なLサイズもアリ(HIGIRIさんが持ってる)。このサイズだと泊まりがけライドの着替えとかも入りそうですな。

 そんなわけで、オルトリーブの凄さを実感して無事終了……とはいきませんでした。

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 私は今、尾灯にキャットアイの「TL-LD630 RAPID-3」というモデルを使っています。この尾灯は、「RM-1」というサドル用のブラケットを使う事で、サドルのレールに取り付けられます。

 マイクロサイズのサドルバッグを利用していた時は、サドルバッグとサドルの隙間に、芸術的なほどにピッタリと収まり、「フィジークのサドルに取り付ける薄い尾灯みたいでカッコイイじゃん!!」と悦に入っていました。

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 しかし、Mサイズのサドルバッグは大きいので、取り付ける際に、尾灯固定用ブラケット「RM-1」と干渉して、ハメられないのです(涙)。サドルバッグ用ブラケットと、尾灯用ブラケットの位置を少しずつ変えて、試行錯誤してみましたが、上手くいかず……。

 とりあえずファイバーフレアライトはあるので大丈夫ちゃー大丈夫なのですが、サドルにも尾灯はつけたいので、解決策を模索中。ボロボロになったサドルもついでに新しいのにしようかなぁ。

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