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(読了後再生推奨/画質は720/60p、1080/60pがオススメです)
いよいよライド当日。薬のおかげでバタンと寝て、わりと爽快な目覚め。ホテルの前でパパッと自転車を組み立て、皆と駅前で合流。そのまま梓水苑へと向かいます。
天気予報は”くもり”。その通りの曇り空ですが、朝はくもっていても、日が高くなると晴れる事も多いため、望みは捨てません。また、ロングライドで日差しが強いと疲労する要因にもなるので、少しくもりくらいの方がちょうど良いかもしれません。
スタート地点に到着すると、参加者の列が出来上がっています。赤いゲートがスタートポイント。特にゼッケンナンバー順に並ぶのではなく、なんとなく4列くらいになって10秒おきくらいにスタートしていきます。
まわりの人がどんなバイクに乗ってるのか? あのホイールはなんだろう? あんなジャージもあるんだななどと見ていると、あっという間にスタートの掛け声。心地よい高揚感と共に、クランクを回し、安曇野の平原へと滑り出します。
4人で同時にスタートするので、なんとなくそのままトレイン化。そしてなんとなく私が先頭に。後ろの人達(1人はトミィさん)がどのくらいのスピードで走りたいのかわかりませんが、とりあえず30kmくらいで牽けばいいかな? と加速……するのですが、速度が上がりませんwww
ギアと回転数から、いつもならば30kmは出ているパワーでクランクを回しているのですが、スピードメーターは25kmあたりをウロウロ。それもそのはず、吹きっさらしの直線道路で、前から凄まじい向かい風が襲ってきたのです。
無理をせず、そのまま走ればいいのですが、なんか「前の奴、遅えな」とか思われてんじゃないかという被害妄想もあり、ついつい脚に力を入れてしまい、直線区間が終わった頃にはヘトヘトにwww
いつも偉そうに「坂が出てきても自分のペースで」、「周りの人に振り回されずに自分のペースで走るのがロングライドでは重要」みたいな事を言ってますが、AACRというライドイベントのテンションに当てられ、さっそく自分のペースを見失うというダメダメぶり。早々にトミィさんに先頭を代わってもらい、最初の小さなヒルクラポイントを、自分らしいまったりペースで登坂。「マイペースマイペース」と気持ちを切り替えます。
それにつけても景色の美しさです。鏡のように空を映す水田にも目を見張りますが、注目は遥か遠くにある山々の裾に漂う、朝もや。家や道路などを覆い隠しているので、まるで雲の海を隔てて、対岸の世界を見ているようです。
そういう道路をコースに選んでくれているのだと思いますが、笑えるほど信号がありません。道路は直線主体で、遮蔽物もまったく無く、遠くのアルプスが驚くほど鮮明に見渡せます。あまりのスケールのデカさに、パースが狂い、山がどれくらい遠くにあるのかがよくわからなくなります。
こんな景色の中を、あっという間に走り抜けては損。立ち止まってカメラを構え、トミィさんに「OK! 走りだして」とお願いして背中をパチリ。絶景が出てくるたびに休憩して撮影、そしてまた走りだす……ってのがAACRらしい走り方でしょう。
エイドグルメの充実っぷりもAACRの醍醐味。まずは朝ごはんから。美味しいジャムを、好き放題に乗っけていいとのこと。3種類あるから、塗り分けて……。
お菓子もさっそく登場。右の白いお菓子は安曇野の山河をイメージしたという銘菓「あずさ」。スポンジ生地をホワイトチョコでコーティングしてあり、外側がパリッとしつつ、中身はしっとりスポンジ。見た目よりも軽く食べられ、美味。甘さも控えめでいいです。
のんびに朝ごはんを堪能しつつ、スタートが別々になっていたDeroさん達と合流。再び走り出します。
誰だもうゴールしてるの
絶景の中を、皆でワイワイ話ながら進むことしばし。見覚えのある森が現れました。国営アルプスあづみの公園です。
何を隠そう、この公園こそ、2年前に120kmに挑戦した際、それまでヒルクラ経験がほとんど無かった私が、緊張しながら挑んだ、初めてのプチヒルクラポイント。当時は、愛読していた竹谷賢二さんの「バイシクルライディングブック」の教えをもとに、サドルの前方にポジションを移動。脚の自重も使ってクランクを回すよう意識して、なんとかクリアした記憶があります。
当時は「ぎゃー上り坂だぁ! もーおしまいだー!!」とテンパッたので、その時のトラウマが頭をもたげます。しかし、登り始めてすぐ「あれ? こんなもんだっけ?」と拍子抜け。それもそのはず、斜度は10%にすら満たない、せいぜい4、5%程度。これまで挑んできた激坂斜度25%とか、獲得標高2,000mみたいな血反吐ライドと比べたら、「今のってヒルクラポイントだったの?」という感想。少し、自分の成長が実感できて嬉しくなります。
公園を抜けると、お待ちかね、あづみの公園大町エイドが登場。おにぎりのお昼ごはんが食べられるところです!! あれ、さっき朝飯食べたばっかだけどwww
さすが、食べ物がガンガン登場するフォアグライベントことAACR。ハンガーノックとは無縁なサポート体制です。
わらび餅うめー
そして2年ぶりのねぎ味噌と対面!!
これが……これが食べたかったんだ (TдT)
うwwまwwすwwwぐwwるwww
2年前の感動の記憶は、月日の経過でだいぶ美化されたものではないかと心配していたのですが、間違いなくうまかったですww
塩味がキツ目なのですが、ネギと味噌で口当たりがまろやかになっているので食べやすく、ご飯の甘さも邪魔しない見事な調和っぷり。木崎湖とアルプスの絶景を抜いたら、残りはこのねぎ味噌おにぎりを食べる事がAACRの目的そのものと言っても過言ではありません。おにぎりのためだけに長野まで行って走れとか正気かと言われそうですが、食べたら絶対に同意してもらえる自信があります。
ちなみに2年前は「うめええwwww」という勢いで食いまくってお腹がパンパンになり、残りのエイドをハリウッド映画のデブキャラみたいに「ウップウップ」言いながら巡るハメになったので、もっともっと食べたい気持ちをグッとこらえて抑えめに。……こんなところにも、今までの経験が活きています。
見どころは自然の景色だけにとどまりません。
代表例は道祖神(どうそじん)。道端に設置されている石像なので、パッと見はお地蔵様に見えるかもしれませんが、仏教的なものではなく、もっとアニミズムというか、民間信仰的なもの。そのまんまズバリ「道祖神」という字が彫り込まれているものとか、男女が仲良くしている人型だったりとか、カタチは様々。
役割としてはお地蔵様と同じで、道行く旅人を安全を守り、同時に、道から入ってくるよくないものを追い返し、その先にある集落を守る神様。人の世界(村)と、そうでない世界の境界線とも言えます。安曇野も有名ですが、例えば民俗学の聖地・遠野とかにも沢山あり、昔わざわざ撮影に行った事もあります。
これは布袋様?
道祖神を探しながらライドするってのも、面白いかもしれません。
木崎湖の横に設置されたエイドでは、お馴染みの漬物バイキングに加え、「おざんざ」がお出迎え。一見すると、そうめんに見えますが、これが「おざんざ」。
うどんに近いようですが、つなぎに塩ではなく、なんと納豆の糸を使い、地元のたまごも練り込んだとのこと。食べてみると、一瞬柔らかいというか、フニャッとした感覚があり「放置されてのびたのかな?」と思いきや、モグモグと最後まで食べてみるとコシはしっかりあります。噛み切った時の食感が、納豆の糸のせいなのか、独特のねばりというか、しなりみたいなものがあるので、そう感じるようです。
うどんでも、蕎麦でも、そうめんでもなく、なんとも不思議な麺。サッパリ食べられて美味しいので、ついついおかわりしてしまいました。シンプルな味なので、漬物とも良くマッチします。カレー味の漬物って初めて食べましたが、美味しかったです。
そしていよいよ木崎湖に到着。
ああ……再びここに帰ってこれました。チャリで。
キチンと「おねツイ」予習しながら参加したゆっけさんが、海ノ口駅のベンチで黄昏中。
駅の懐かしい雰囲気や、ホームの目の前が湖というロケーションは、アニメの聖地だなんだという話を抜きにしても相変わらずの美しさ。アニメ見てない皆も、寄り道して良かったと言ってくれたのでホッと一安心。
そういえば、朝の予報は”くもり”でしたが、写真の通り、昼間になったら抜けるような青空。日焼け止めをキチンと塗っていなければ、大変なことになる、真夏のような暑さです。
ちなみに海ノ口駅のホームから見えるのが小熊山。頂上まで登ると、木崎湖が一望できる素晴らしい景色が堪能できます。AACR参加者の中には、前日ここでヒルクライムをする人も多いようで……よく、湖をバックにロードを掲げて「とったどー!!」という写真がTwitterのTLで流れてきますが、あの場所が小熊山です。
私も車で登ったことはありますが、自転車でヒルクラした事はありません。いつの日か、家から自走でここまで来た時に、キチッとヒルクラして「とったどー!!」をやるというのが、私のロード人生の1つの夢です。
ちなみに頂上にはパラグライダー場があり、しばらく見ていると、大空散歩を楽しんでいる人達に遭遇できます。
脱線しました。話をAACRに戻しましょう。
AACRは最長160kmのコースですが、途中でUターンして120kmのコースにしたり、80kmのコースにしたりできます。120kmで終わりにするのであれば、木崎湖の先でUターンしてゴールまで戻れば終了。膝の調子がいまひとつというDeroさんや、女性陣は無理せず120kmコースを選択する事に。
私も120kmでもいいかなぁと思っていましたが、ここまで来たら160kmに挑戦してみようかなぁという気もムクムクと。トミィさんも160km走りたいという事なので、残りの野郎共は白馬のジャンプ台を目指す事となりました。
木崎湖を抜け、その先にある青木湖のほとりを疾走。白馬方面の山々が、グッと近づいてきます。
そして遂に、本格的なヒルクラポイントが登場。斜度は10%程度。距離はそれほどでもないので、落ち着いて負荷をかけすぎずにインナーローで回していきます。
ここまでの走行距離はおよそ70km。平坦基調なので、普段のライドであれば疲れるような距離ではありません。ただ、想定外だったのは長野の平坦基調は、実は平坦ではないという事。ルートラボのギザギザ図を見るとよくわかりますが、細かなアップダウンが、隠すように随所に散りばめられています。
関東平野の平地は、本当にド平坦ですが、長野の平地はアルプスと比べれば平地に見えるというだけ。本格的なヒルクラが始まり、脚の疲労度が、自分の想定していた以上のレベルである事に気づいて初めて、長野の平地詐欺に引っかかった事を知りました。しかし、もはやここで引き返すわけにはいきません。
ヒルクラご褒美の5連の滝をパチリとやった後、いよいよ白馬へと進みます。途中で一本、道を間違えるアクシデントもありましたが、大事には至らず、ジャンプ台が見えてきました。
12時過ぎに、無事ジャンプ台到着!!!
これが「ロングライダース」とかでよく出てくる、ヒルクラご褒美の赤米おにぎりと豚汁。
この暑さの中、ヒルクラ後に豚汁? と思わなくもないですが、口をつけてみると美味い!! 疲れた体に、濃い味が染みわたるようです。具だくさんで、モグモグやっていると元気になってきました。
元気になったのは良いですが、気になるのは残り時間。各エイドには目安となる通過時間(足切り時間ではない)が設定されているのですが、我々は木崎湖や前半のエイドでまったりし過ぎたのか、ちょいと遅れ気味。復路は少しマジメに走る必要がありそうです。
さっそく、ゆっけさんの尻を叩きつつ、トレインを組んで疾走。復路の最初に現れる「白馬スノーハーブエイド」で、先行していたキルハさん達に追いつき、無事に目安時間に戻る事ができました。
ジャンプ台が終わったので、てっきりもう復路に坂道は無いと思っていたのですが、キルハさん達によると「今年は復路にヒルクラポイントが多くてヤバイ」とのこと。その言葉通り、後半に2つ、斜度としては7~8%程度でしょうか? なかなかの峠が待っていました。
とはいえ、脚をついてしまうほどの斜度ではないので、インナーローでゆるゆるやっていればクリアは十分可能です。ただ、ここまで100km以上走ってはいるので、周りを見回すと、疲れきった顔で押して歩いている人達の姿もチラホラ。峠といっても何キロもあるような強敵ではないので、潔く歩いて、ゴールまで戻る体力を温存するってのも1つの選択肢です。
いずれにせよ、100kmもそうですが、120km、160kmというロングライドでは自分の体力と、脚の疲労、目と頭の疲労をある程度冷静に分析する能力が問われます。あと60km、ガンガン踏んでグイグイ帰れるのか? 省エネを徹底しないと戻れないのか? 上り坂が出てきたとしてどのくらいの坂であればやり過ごせるのか? 答えられるのは自分だけです。
スッカラカンになるまで乗るのはツライですが、何度かそれを経験しておくと「あと○kmくらいは余裕だな」とか「疲れたけどダラダラ回してりゃ3時間あれば戻れるわ」みたいな事がなんとなく予想できるようになってきます。心に余裕がでれば、運転もおざなりにならず、安全に走れます。エイドやサポートカーなど、バックアップ体制万全なAACRのようなイベントだからこそ、例えば100kmしか走ったことない人が、120km、160kmと、自分がどこまで走れるかチャレンジするには良い機会かもしれません。
さすがにお腹がいっぱいなので、帰りのエイドを1つスルー。ゆっけさんと一緒に、自販機でコーラと、オレンジ味のQOO(クー)を購入。コーラはだるくなってきた時の気つけに最適。甘い飲み物も、頭をハッキリさせる効果があります。
最後のヒルクラポイントも、悪魔おじさん(というか悪魔お兄さん)の声援を受けつつ、クリア。あとはもう、大半が下り基調のようです。
あー‥…
ここにおばあちゃん家が欲しい
最後から2つ目の「松川エイド」で、無事に、待っていてくれたDeroさん達と合流。羊羹をつまみながら、気合を入れ、ゴールを目ざします。
ところでへるさん、顔赤いけど大丈夫?
え!? 赤い!? そういえばヒリヒリするような……
日焼け止め塗ったって言ってたじゃないですか。
そう、朝ホテルで念入りに…………あ……
顔だけ塗ってねえやwwww
やべえwww 明日大変なことになりますよww
明日仕事なんだけどアイウェアの跡がクッキリww 終わったwww
最後にアホミスが判明しつつも、無事に木崎湖と安曇野に別れを告げる時を迎えられました。
……
帰りの電車混みそうだから、早めに松本駅戻って正解でしたね。輪行準備してる人、まだあんまり駅前にいないですよ。
切符買いにいこうぜ。そうだ! 自転車置く場所気にしたりするの面倒だし、ゆったり帰りたいからさぁ無駄にグリーン車乗るってどうよ
富豪www いいですよ、疲れたし。
あそうだ、日焼けした顔を冷ますために冷えピタシートみたいなの買ったほうがよくないですか?
いや、汗を拭くスースーするシートみたいなのは持ってきてるから、電車内で、それで顔を拭いて冷やしておけばいいよ。俺もともと当日赤くはなるけど、翌日あんま黒くならないタチだし。
ガタンゴトン、ガタンゴトン
次は~、塩尻、塩尻に停車します。
あー超スースーするー
……
鼻の奥が俺の人生史上かつてないほどスースーするー
あのーすいません、車掌さん。後ろの席の人が亡くなってるようなんですが。
AACR 160kmに挑戦!
~完~
今回無事に完走した160kmコース。獲得標高は約1,300m。私が今まで経験したライドで、似た獲得標高を探すと、だいたい自分の家から都民の森と、その上の風張峠まで行って、戻ってくるくらいのイメージです。疲れる事は疲れますが、無理という事はないだろうなと思っていたので、予想通り無事に制限時間内に走り切る事ができました(これで獲得標高が2,000mとか2,500mだとヤバイ)。
ただ、2年前に120kmを走り、今年160kmを走りきった末の結論として、1つ思ったことがあります。それはこのイベント、120kmでよくね?
ぶっちゃけ坂道は少ないので、脚は残ったまま終われます。ただ純粋に160kmという距離が長いので、後半の、特に最後の40kmくらいがダレます。私のスタミナ不足もあるのですが、飽きてくるというか、「あーもうダルいからはやくゴールに到着したい」という気持ちになってしまいます。
120kmの時は最後まで景色を楽しみ、「ああ、走りきってしまうのが惜しいな」と思いながらゴールできた記憶があります。要するに、「もうちょっと走りたいな」と思っているくらいで終わるのが一番良い距離なんじゃないか……と。
これが長野で行なわれているイベントだという事も関係しています。例えば今回、朝の6時過ぎにスタートし、いろいろ満喫しつつ160kmを走り、ゴールに戻ってきたのは夕方の4時半。そこで休憩したり、記念撮影をして、松本駅に戻り、輪行準備をしてスーパーあずさに乗り込んだのが6時半。東京の家についたのは10時近くになっていました。そして翌日仕事www
翌日が休みであれば、どうという話でもないですが、普通の土日に、電車で2時間以上かかる場所で行なわれるライドで、160kmというのはスタミナ的にも、時間的にも私にはちょいキツイなというのが正直なところ。120kmで終われば、もう2、3時間前倒しで帰宅できるわけで、無理が少ない気がします。来年ももちろん参加したいですが、その時は120kmでやめにして、木崎湖でゆっくりしたいなぁと。まあ、そんな結論に到達できたのも今回160km走ったからこそ。いずれにせよ、ロードに乗った人は、一度参加してみて欲しい、美味しくて楽しいイベントです。
へるはうんど@心は木崎湖に置いてきた@HELL_HOUND_No9【悲報】AACR 160km完走翌日、出社する俺氏の顔が人類史上初のカオナシ超えの無表情に
2015/05/25 10:15:04
オンボードカメラなんて持ってないので、こちらの写真を見て『そうそう、こんな風景だった!』と楽しく拝見しました。
本当は160キロで登録したのですが、主人が夜に仕事が入り急遽120キロに変更しました。おかげで13時前にはゴールできました。(でもチャリダードクターは160キロ走ってほぼ同時刻の到着でした・・・おそろしや)
当日は11時頃から急に暑くなったのと、こちらのレポートで160キロコースはヒルクラが多めと知り、120キロに変更してよかったと思っています。去年参加した軽井沢グランフォンドは完走したものの、とにかく辛い思いでしかなく殆ど景色を堪能できなかったので(;´・ω・)、今後はAACRの参加が増えそうです。
そういえば、今回スト魔女とかガルパン等のウェアを着ていらっしゃる方が多くて「なんでかしら?」と思っていましたが、木崎湖が聖地だったとは知りませんでした。(ちなみに個人的にはフレデリカ・ポルシェととしずか姫押しです)