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 スポーツマンと真逆の生命体であるにも関わらず、土日にほぼ毎週、ヒルクラ的な事をしていると、「疲れて週明けの仕事がロクにできなくなるんじゃないの?」と心配されます。けれど、心配ご無用。今日は元気になる粉(合法)のお話です。

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 インナーローでノロノロではあるものの、ヒルクライム風の事をしていると、驚愕する事があります。それは“短い距離でも無茶苦茶疲れる”という事。
 
 当たり前の話ではありますが、ヒルクライムは高い場所に向かって登っていく行為なので、横方向に何km進んだというのは二の次。例えば、輪行で山のふもとまでワープして、そこから登坂を開始。600m、700mという峠を登って、ヘトヘトになってサイコンの数値を見ると、横方向には30kmも進んでおらず、「俺、ぜんぜん走ってないのにもう死にそうなのかよ」と愕然とします。
 
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 巡航速度や風向きによっても違いますが、平地やサイクリングロードをのんびり流している時は、ぶっちゃけ30km程度では乗った内に入らず、100km近くになってようやく「あー今日はロードに乗ったなぁ」と感じる程度。「疲れたなぁ、もーいいや」と感じるためには、100kmを超える必要があるでしょう。

 それが坂道になった途端、この有り様。ヒルクライムの方が運動強度が遥かに高いのがわかります。平地でも、例えば時速35~40kmくらいで数時間巡航し続けるような高強度のトレーニングをすればヘトヘトになるでしょうが、高いモチベーションが無ければとてもそんなトレーニングは続けられません。私のようなヘタレの怠け者は「別に急がなくてもいーじゃん」とか言って、ついダラダラ25~30kmくらいの巡航でお茶を濁すに決まっています。

 一方、坂道はモチベーションがあろうが無かろうが、等しくローディーを殺しに来ます。「頑張らなくてもいーじゃん」とか言ったら、登るどころか、転がり落ちて頂上には永遠に辿り着きません。頂上に到達するという目的を達成するためには、不摂生ゲーマーだろうが、スポーツマンだろうが、男だろうが、女だろうが、だれでも強制的に頑張らなければならない、“望むと望まざるとに関わらず高強度の運動を強制される”のが、ヒルクライムの恐ろしい点であり、(意志の弱い人にとっては逆に)良い点でもあります。

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 ただ、そのおかげで短時間、短距離でも消費カロリーは凄まじい事に。その結果、翌日の疲労感も大変な事に……。そんな私を救ってくれたのが、インナーロー教団でお馴染み、ゆっけさんの情報。




e3e05b84俺はボディービルダーになるつもりはない。



 プロテイン = ボディービルダーというこの短絡思考から、私がどれだけスポーツと対極の人生を歩んできたかが垣間見えます。私の中のプロテインのイメージは、「飲むとムキムキになる」という、ポパイのほうれん草と大差の無い、物理法則を無視したドラえもんのひみつ道具レベルの誤解っぷり。冷静に考えればわかりますが、飲んだだけでボディービルダーのような体になる粉は存在しません。

 「プロテイン」というのは、たんぱく質をメインとしたサプリメントの事。ヨールグルトにも大豆にも、豆腐にも、肉にも魚にも入っているタンパク質を、粉にしたものです。

 タンパク質は言わずもがな、筋肉や皮膚や血管、髪の毛など、体のいろんな部分を構成するために必要な要素。ヒルクライムで筋肉などを酷使すると、その回復には大量のタンパク質が必要になります。帰宅後、モリモリお肉や豆腐を食べまくれば、その需要に応える事ができます。

 しかし、胃腸も弱いインナーロー教団のように「疲れた……もう何も食べる元気が無い」、「肉とか見ただけでウッてなる」、「ゼリー的なものしか受け付けない」とか言ってると、筋肉を補修しようとしてるのに、材料(タンパク質)がまったく体の中に入って来ず、補修が終わらないまま時間だけが流れ、翌日も、翌々日も、何日も体がダルい……という状態に。

 そこで、胃腸が弱くても大量のタンパク質を効率よく摂取できるのがプロテイン。「疲労しまくった筋肉を、元に戻すための材料粉を飲む」らしいです(正確には運動後45分間以内に正しい栄養が得られると、筋肉へのアミノ酸輸送量が数倍になり、アミノ酸が再びたんぱく質へと変わって筋肉になる「たんぱく同化」作用が進み、反対に疲労によるたんぱく破壊が軽減)。
 
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 購入したのは、ゆっけさんが「意外に美味しい」と言っていたウイダーの「マッスルフィットプロテイン ココア味」。私はこれを三杯、牛乳に溶いて飲みます。

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 (これはわかりやすいように牛乳を注いでから粉を入れてますが、実際にこれをやると溶けにくいので
  粉をコップに入れてから牛乳を入れてよくかき混ぜた方良いです)

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 驚いたのは、美味しい事。ココアの味がキチンとして、なおかつ甘さは控えめなので、「大人向けのミルクココアだよ」と言って手渡されたら、プロテインが入っているなんて夢にも思わず「美味しいじゃん」と飲んでしまいそう。美味しいので、飲む行為自体がおっくうではなく続けられるのも重要なポイントです。


 飲むタイミングは、ライドから帰ってきた直後。夕方に戻ってきた時は、そこで一杯飲んだ後、夜中に就寝する前にも一杯飲んでいます。さらに、「明日のライドはヤバイわ」と覚悟完了している時は、ライドの前日の夜にも一杯。つまり、「筋肉補修用素材を、あらかじめ体の中に入れておけば、ライド中にも疲れにくくなる」という理屈です。

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 で、実際効果のほどはどうなのよという話ですが、効くww

 ヒルクラざんまいで、以前はヘトヘトで帰宅し、シュークリームとか糖分を中心に食べやすいものだけを食べて、翌朝起きると体がまだ鉛のように重く、ベッドから脚を地面に下ろすと、脚が体を支えられずに「ヘタッ」となって「あーもー仕事行きたくね―っつーか、物理的に行ける気がしねー」と嘆いていました。

 しかし、茶色の粉を飲むようになってからは、ふつーに起床。脚の疲労がまったく無い!! とまで言うと嘘になりますが、「ちょっとダルいかなぁー」程度で済むようになりました。駅の階段も、以前であれば「あれだけ登った翌日に、階段で上がるなんて冗談じゃない」と思っていましたが、飲むようになって翌日から“一段飛ばし”も可能です。

 これが本当に粉だけの成果なのか、それとも、飲み始めた時期と、私が坂に慣れた時期が重なっているからなのかはわかりません。プラセボ効果もあるとは思いますが、そうした要素を加味しても、やっぱり効果はあるなと思います。

 また、翌日以降に鋭い痛みが残る、いわゆる筋肉痛の軽減に役立つのかどうかもわかりません。というのも、インナーロー教団の登坂スタイルは、とにかく無駄な力を使わず、リキミを削ぎ落とすように登るため、そもそも筋肉痛が残るような力の入れ方をする事自体が間違っているという教義を根本としているからです(膝痛などの関節系もしかり/追い込みという概念も無い)。

 おかげで、2,000m UPのライドでも筋肉痛は出ないようになりました。よって、筋肉痛にプロテインが効くのかはよくわかりません。ただ、筋肉痛を出にくくする効果はきっとあるでしょう。

 しかし、プロテインが万能で、ひたすらがぶ飲みしていれば、力をガンガン入れて登坂したり、サドルやクリート位置などのポジション出しがうまくいっていなくても筋肉痛が出ないかと言えば、おそらくそんなことは無いはず。あくまで補助するためのもの。基本的には、ライドの後、”ダルい”けど、"痛くはなく”、"張ってもいない”って乗り方をするのが、プロテインよりも重要だと今の私は考えています。

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 とはいえ、すっかりプロテイン信者になったので、補給食もプロテイン配合のタイプにチェンジ。甘さを抑えたチョコバーみたいでコレも美味しいです。ちょっとモゴモゴして喉が渇くけど……。

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 ちなみに、こんなの食ったり飲んだりして運動したら、ムキムキマンになってしまうのではという点については、そもそも土日のどちらかしかロードに乗っていない私が、プロテイン摂ろうがどうしようが、ムキムキになるなんて事はありえません。

 しかし、今までより頑張って坂有りルートを制覇しようという気概が出てくることで、総合的にはライドの消費カロリーが増加、ムキムキよりもむしろ痩せる効果が……出るといいなぁ。

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