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 【↓往路のダイジェスト動画はこちら↓】
(読了後再生推奨/画質は720/60p、1080/60pがオススメです)



 物見山と並んで、“ローディーに有名だけれど、行ったことがないスポット”の私的ランキングで上位に位置しているのが、飯田牧場です。

 御存知の通り、ロード乗りは、車が少ない、走りやすい道に集まる習性のある生き物。田舎の峠や、サイクリングロードなどに出没しまくるのは、“走りやすさ”を追求した結果にほかなりません。

 そうした場所にありがちなのが牧場。そして、走り終わったローディーが求めるのは、糖分。かくして、ローディー=アイスとジェラートが大好き=牧場にローディーが集まるという、アインシュタインレベルの方程式が成立します。

 荒川サイクリングロードにあるのが、このBlogでも頻繁に登場する榎本牧場。一方、飯田牧場は境川サイクリングロードという道の途中にあります。境川サイクリングロード、東京近郊の人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、町田からスタートし、藤沢方面へズドンと南下。最終的には、江ノ島まで到達するらしいです。
 
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 それゆえ、境川を練習コースとして組み込んでいるローディーのBlogや、江ノ島への自走ライド挑戦レポなどで、補給ポイントとして登場するのが飯田牧場。しかし、私の普段の行動範囲とは異なる方角にあるため、行ったことがありませんでした。

 Twitterで「飯田牧場ってどんな場所なんだろう」的な事をつぶやいていたら、尾根幹マスターのけるさんが「ちょうど行こうと思ってたから、一緒にどう?」と誘ってくれました。インフルからの病み上がりで、峠はツライなぁと思っていましたが、サイクリングロードであれば平地なので楽に走れそうだなと、ついて行く事にしました。

 すると、なになにどこ行くのと、いつのまにか参加者が増えて12人にwww 直線の鬼も何人かいて、「やべー、病み上がりのリハビリどころか再び寝込みそう」と不安を抱えつつ、尾根幹の入り口、矢野口のコンビニに到着しました。

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 ここで、お初のHAOさんとご挨拶。先日、のぼうさん、ちまちまさん、茶川隊長、HIGIRIさんと、ワンイチ、つまり東京湾一周(約200km)なるどうかしている苦行をクリアした勇者。いつもの通り、挨拶もそこそこに愛車をパチリ。なんと、のぼうさんと同じ、SUPERSIX EVO! しかもホイールはコスカボのアルチメイト!! ひいい はやそおお!! ブレーキレバーはSRAMのRED! 握りやすい!! なんかもう最近ただものじゃない人ばかり集まっている気がwww

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 なんかこう、タラバガニの裏側を連想させるメカメカしいスポークまわりが素敵。

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 ロード談義に花を咲かせていると、遅れていたちまちまさんが凄いスピードで到着。コンビニまでの15kmの道のりを平均速度27kmとかいう意味がよくわからない速度で疾走してきた模様wwww

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 そして、私的に今回のライドの大きな目的の1つは、そのちまちまさんの新装備を撮影する事。その装備とは、私が密かに憧れている、ENVEのホイール!!

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 まさに手組ホイールにおける、リムの王様ENVE。そんじょそこらのホイールとは、迫力が違います。圧巻なのはリムが高いだけじゃなく、凄まじい分厚さ!!

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e3e05b84中華包丁でしょこれw かっけえ!!

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 ハブは私が恋焦がれるCHRIS KINGではなく、TNI Wing(セラミック)ですが、これがまたイイ音してるんだわ!! 音の系統としては、乾いた歯切れの良いサウンドで、カンパよりもMAVIC寄りの乾き具合。しかし音が桁違いに大きくENVEのディープリムに共鳴してるんじゃないかと疑いたくなるほど。

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 ライド中、当然ちまちまさんの後ろをストーキングしてラチェット音を聴きまくり。私のゾンダのラチェット音は、尾根幹を高速走行する車の騒音に簡単にかき消されてしまいますが、ENVEは騒音をもろともせず、「ギイイイイイイ!!」の大盤振る舞い。後ろにつかれるとガラガラヘビに追われる感じで精神的に余裕がなくなりますが、前を牽いてもらいながら聴いているぶんにはニヤニヤが止まりませんww

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 ただ、ちまちまさんによると、早朝の住宅街などは騒音が迷惑になるのでラチェット音を出さないよう、常にクランクを回していなければならず大変なんだとかww なんという羨ましい悩みだこと。

 ENVEの写真とハブ音を録音し、大変満足したので、もう家に帰ろうかと思いましたが、どうやら飯田牧場どころか、その先の江ノ島に行く流れのようです。
 
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 そのためにはまず、町田方面へ移動する必要があります。尾根幹を少し進み、国士舘大を過ぎたあたりで左折。南に下ると、町田へ到着するハズ。しかし、国士舘大という事は、尾根幹で最もキツイ、あのバーミヤン坂は越えねばなりません。

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 朝の体が動かない状態で、バーミヤン坂はキツイ。出発前に、以前Deroさんから教えてもらった、元気になる薬(合法)を摂取。

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 茶川隊長とヒィヒィ言いながらも、なんとかバーミヤン坂をクリアしました!!


 ~江ノ島ライド 完~



e3e05b84さ、帰ろうか


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 どういうわけか、帰らせてくれそうもありません。ここから先は、未知の領域。町田駅を目指し、南下していきます。
 
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 最後尾で撮影する事が多い私は、ハンドサインの出し方研究フェチでもありますが、HAOさんのハンドサインも迷いが無く、後ろを走っていて安心できます。もっとハンドサインの練習しないとなぁー。

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 町田の手前にリス園発見。たわむれる時間はありませんが、以外に自然が多い事がわかります。

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 道中、ちょっとしたアップダウンがあり、車の数はそこそこあるものの、極端に走りにくいという事もなく、無事に町田駅に到着。

 そのまま横浜線を越えると、町田駅のすぐそばに、境川の入り口があります。

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 ここから先はもう、ひたすら境川を走るだけ。気温は低いですが、バツグンの晴天。気持よく巡航していきます。

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 境川を走るのは初めてですが、道幅は適度に広く、走りにくくはありません。人は多めですが、ジョギングしている人やローディーは少なめ。快適ですが、車道とのクロスポイントが多く、強制的に止まらねばならない場所が随所にあるのがマイナスポイント。ちまちまさんが「走りやすい野川」と言っていましたが、まさにそんな感じです。

 町田から近い区間は、住宅街の川という感じでしたが、すぐに田んぼも出てきて、のどかな雰囲気に。田んぼとマンションが交互に現れる感じで、藤沢の印象がちょっと変わりました。

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 路面が綺麗なので走行流し撮りが捗ります。

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 途中で、いずみ野線の高架下を通過。左側は地下鉄ブルーライン?

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 道中、あまり大人数でトレインを組んでサイクリングロードを走ると危険なので、2グループに分かれて走行。たまに、第2グループが対岸を走っていたりと、ワイワイやっていると、やがて大きな橋が登場。トイレも完備された休憩ポイントのようです。

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 ここから飯田牧場までは目と鼻の先だそう。飯田牧場はあまり大人数が入れないそうなので、時間調整をしつつ、休憩。

 遠くに、5重の塔を引き伸ばしたような不思議な建物が……。ぼんやり眺めていると、私の廃墟センサーに反応が。確かこの建物、昔、高層建築の廃墟として有名になった、ホテルエンパイアのような……。

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 皆に聞いてみると、確かにかつての廃墟ビルだそう。しかし、現在は改築され、横浜薬科大学の図書館棟になっているそうです。

 ほどなくして、境川をチョロっと離脱。この先に飯田牧場があるようです。

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 ジェラートの味も気になりますが、それよりも頭をよぎるのが、出発前にTwitterで皆が「飯田牧場の激坂には注意」と言っていたこと。なんでも斜度が凄まじく、あの寿司屋さんまでもが足をついてしまったとのこと。

 そんな話を聞いていたので、私の中で、飯田牧場は「30度くらいの斜度がある激坂を登った上にある天空の牧場」というイメージが形成されていたのですが……

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e3e05b84単なる入り口のスロープじゃねえかwwwwwwww

 ちなみに、激坂チャレンジしてみましたが、足つきましたwwww(まとめ動画参照) 激坂のキツさは、距離とは関係ないという事がよくわかりまった。
 
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 憧れの飯田牧場到着!!

 ドアをくぐると、さっそく、作中にこの飯田牧場が登場する「ろんぐらいだぁす!」のコミックや、ツーリングガイドを発見。壁には三宅先生のサイン色紙も!

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 おばちゃんに「作者さんも来てくれてねぇ。紹介してもらってから、自転車のお客さんも凄く増えたのよ」なんて話を聞きつつ、一番のオススメという“ミルク”と、“プレミアム”という頭文字に惹かれたプレミアムコーヒーをチョイス。

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 さらに、飯田牧場のスタンプカードもゲット!! やった!! 榎本牧場に続き、牧場のスタンプカードを手に入れると、ローディーレベルがアップしたように感じるのは私だけでしょうか。

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 うめえwww

 ミルクの味で比べてみると、榎本牧場よりも飯田牧場の方がサッパリ・スッキリしている感じ。疲れている時にはこっちの方が食べやすそうです。

 そんな感想を口にすると、「ワイルドな匂いがしないからそう感じるんじゃない?」というツッコミが。裏手に牛舎があるのですが、榎本牧場よりもワイルドな匂いがしません。というか、何の匂いもしません。牛舎も見学しましたが、確かに榎本牧場よりも都会的な感じでした(大人な表現)。

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 大満足の飯田牧場、ただ、大きな問題がありました。

 1月の気温ヒトケタ環境下で、ダブルのジェラート食うと震えるほど寒いwwww

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 慌ててホットレモンを購入し、暖を取るこの矛盾行動。冬場のローディーのお約束と言えそうです。

 そこから境川に戻り、しばらく巡航。やがて住宅街へシフト、

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 江ノ電のレールを超えると、前方から潮の香りがしてきました。

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 海到着!!

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 雲も少なく、絶景の一言。

 ついでに海沿いは暖かいです。

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 しおいんですけどロードバイク部2軍の三浦半島一周ライドでは、葉山で力尽きて半周に終わりましたが、その鬱憤を晴らすかのような江ノ島の美しさに大満足。

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 思い返せば、ミニベロ時代にTARITARI巡礼だとか言いながら江ノ島を走った事は一度ありますが、まさか自走でここまで来るようになるとは……我ながら成長したもんです。

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 海沿いを気持ちよく走っていると、道路の反対側に、2人の人影が。

 なんと宮ヶ瀬湖から土山峠を制覇してきたHIGIRIさんと、ショップの朝練を終えた寿司屋さんが迎撃に来てくれました!

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 2人も加えた大部隊で、江ノ島へ。

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 渋滞の脇を通りながら、江ノ島になんとか到着。自転車を置いて記念撮影をしていると、さらにりょうさんも合流! もう何人になったのか数えられませんww

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 HAOさんが撮影してたので、真似してパノラマ撮影。

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 パノラマに入りきらないww 総額で幾らなんだ……

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 三連休中日ということもあり、海岸沿いの道路や江ノ島は大混雑。お店に入るのは諦めて、しかし、海の幸は食べたいので、イカやタコの焼き物や、しらす入りバーガーなどを購入。野外設置の業務用ストーブの前で、うまうまと栄養補給しました。

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 これは、いいだこDeroさん焼き宇宙人焼き。

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 ゲテモノ系かとおもいきや、意外に美味しいしらすバーガー……。


 さて、復路について、ここで2つの選択肢があります。

 1つは、今走ってきた境川を戻るコース。

 もう1つは、距離は少し長くなりますが、鎌倉、八景島、、磯子、根岸、そして横浜みなとみらいへと抜け、東京へ戻るコース。

 まあ、普通であれば境川を戻るのが賢い選択ですが、「一度通った道を二度通るなど言語道断」(トサカ先輩)という格言もありますし、横浜経由も冒険っぽさがあってちょっと魅力的……と思ってしまった俺が悪かったww まさかあんなネタまみれになろうとはw

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 次回:復路編に続く……
 




 【自転車レポで主に使用している機材】