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 10月のあたまにスタートした、「トップチューブバッグを外そう」計画。探検隊のロングライドレポートが続いたので、すっかり間が空いてしまいましたが、その合間にも着実に進展していました。

 第1回の内容を簡単に振り返ると、「トップチューブバックって邪魔じゃね? ロード撮影時も無い方がカッコイイし。無しでもダイジョウブなように工夫しよう」という内容。しかし、そのためには現在トップチューブバックが担っている、以下の役割を、他の場所に分散する必要があります。

  1. サイコンアプリを動かすスマホの収納場所&充電場所
  2. アクションカメラへ給電するモバイルバッテリ入れ
  3. パンク時のCO2ボンベ入れ
 この中の3個目、CO2ボンベは、第1回で書いたようにシートポストに移動できました。

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 今回とりかかるのは、ライドの様子を撮影しているアクションカメラへの給電問題。よくブログに動画を貼ってますが、アレを撮影しているカメラです。

 アクションカメラは、内蔵バッテリで2時間、3時間程度の撮影が可能なので、ここぞという時に撮影するような使い方であれば、ぶっちゃけモバイルバッテリからの給電は不要です。

 しかし、私のようにロングライドのスタート時から最後まで、ほぼ全ての行程をズーッと撮影しているような使い方をすると、とてもバッテリはもたず、途中の給電は欠かせません。
 
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 今までは、ソニーの「サイクルエナジー CP-F2LSAVP」という、7,000mAhという大容量のモバイルバッテリを使っていました。このバッテリは、USB給電のポートが2つついており、アクションカムへの給電だけでなく、トップチューブバッグに入れたスマホの充電も担当していました。

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 一泊旅行での充電まで任せられるような、頼りがいのある大容量バッテリですが、サイズが大きくて重いという難点が。それゆえ、トップチューブバッグを無くしてしまうと、アクションカムが存在するハンドルの周辺にこのバッテリを収納する場所が無くなってしまいます。

 そこで、今回の計画では、モバイルバッテリを別のものに変更。小型化する事にしました。同時に、アクションカム充電用のバッテリと、スマホ充電用のバッテリを別々にする計画です。

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 選んだのは、安くて容量がそこそこ大きく、なおかつ小さいという事で人気のある「Anker Astro Mini 3200mAh」。7,000mAhと比べると、容量は半分以下になってしまいますが、もともとアクションカムのバッテリはたいした容量ではないので、3,200mAhもあれば十分過ぎます。

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 1,500円かそこらの安いバッテリですが、ケースも可愛く、筐体の仕上げも質感が高く、コストパフォーマンスは良好。ピンクやブルーなど、イロイロなカラーバリエーションが用意されているのも特徴ですが、ロードに取り付けるので、目立ちにくい黒を選びました。

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 機能はシンプル。バッテリを充電するためのUSBポートと、バッテリから各機器を充電するためのUSBポートを備えているだけ。

 サイズとしては、短めのマジックペン程度ですので、ハンドルのどこかに固定できそうです。

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 固定用に用意したのが、円筒型のライトを自転車に固定するためのベルクロ製のホルダ「スマイルキッズ なんでも ハンドルホルダーII AHO-02」。筒状のバッテリを選んだのは、この形状であれば、ライト固定用の器具でハンドルに取り付けられるのでは? と考えたわけです。

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 こんな感じで、ベルクロでハンドルとマウントを、マウントとライトを固定します。

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 ただ、ベルクロと、ツルツルしたバッテリの組み合わせだと、すべってしまって、バッテリがツルンと抜け落ちてしまいそう。そこで、こんな加工をしてみました。

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 以前、ケイデンス/スピードセンサー用に、スポークにネオジウムマグネットを取り付けた時に使った、ブチルゴムのテープです。

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 ゴム巻きなのですべり止め効果は抜群。3回ほどロングライドで取り付けたまま走ってみましたが、ベルクロからまったくズレずに使うことができました。

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 実際に使用している様子はこんな感じ。アクションカムとバッテリの間のUSBケーブルは、長いと邪魔になるので、短めのものを選んでいます。

 そろそろアクションカムのバッテリが無くなりそうだなぁと思ったら、信号待ちなどでケーブルをササッと接続。あとは給電&充電しながら、エンドレス撮影を継続する……という感じです。

 今回はアクションカムのバッテリとして使っているわけですが、ハンドルバーにスマホを取り付けているという人の場合、スマホの充電用バッテリとしても使えそうです。

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