
大昔にもウダウダ書きましたが、カメラのストラップにはちょっとウルサイわたくし。家にはアホみたいにストラップがあります。

ストラップバカなので、ロードバイクに乗ってる時のコンパクトカメラ(RX100M3)用のストラップも、ああでもない、こうでもないと、いろいろ買ったり、人から貰ったり、
大きなα7を持って自転車に乗っている時は、アルティザン&アーティストの「イージースライダー」を使用。以前も詳しく書きましたが、ストラップのリングを引っ張るだけでササッとできるのが特徴。撮る時は長く伸ばして、撮影し終わったらキュッと短くして背中にカメラを回し、走行中にズレてこないようにする……。シャッターチャンスを逃さないためのストラップで、いわゆる"速写ストラップ”と呼ばれる部類の製品です。

これはこれで良い製品ですが、RX100M3にはちょいとオーバースペック。ストラップ部分にすべり止めが無いので走行中に、ちょっとストラップが伸びているとカメラがズレてきて、ストラップの端とウェアが擦れてウェア側が毛羽立ってきたり……と、長期間使っているとやや気になるところが(恐らくストラップの素材が硬いため)。

最近は、RX100M3用にNinjaストラップというのを使っていました。ストラップとして細身なバリエーションが豊富で、コンデジとも相性が良いのですが、滑り止めが無くて、長時間乗っているとズレてくる問題は解消できず……。もっとロードバイクで使いやすい速写ストラップはないかなぁと物色していました。

そこで、新たに投入したのがBLaKPIXELの伸縮エアーストラップ。

見ての通り、分厚い肩パットがストラップの途中に搭載されているのが特徴。本来であれば、もっと大型のデジタル一眼レフなどに使うものですが、肩にかけた時に、その場を維持するホールド力に期待ができそう。また、これだけ幅広であれば、ウェアと擦れて毛羽立つという事もなさそうです。

ただ、ちょっと気になるのが、カメラとの取り付けが三脚穴を使う事。取り付けが簡単で良いんですが、カメラの三脚穴は底部にあるため、走行中に、背中でカメラが逆さまになります。「とっさに撮影する時に、カメラの天地を元に戻して撮影するのって面倒じゃね?」という一抹の不安が。

室内でウダウダ考えていても、実際に使ってみないとわからないので、ちょっと外に行ってみましょう。

長さ調節の練習しながらぼんやり走って、気づいたら彩湖にいたwww

走りながら気づいた事は、背中に回した時のカメラがあまり暴れない事。三脚穴に取り付けるパーツが、上の写真のようにストラップ部分と独立していて、クルクル回るようになっているので、ストラップと関係なく、カメラが背中に常にピッタリと寄り添ってくれるので、暴れが少ないようです。
また、肩パッドの効果でカメラ位置がまったくズレず……。カメラが逆さになっているのも、慣れればそれほど問題にはならなそう。これ、結構使えそうじゃん。

紅葉でも撮ろうかと、秋ヶ瀬公園の方まで行ってみたら、バイクロアというシクロクロスや自転車関係の出店が並ぶイベントが開催されていました。

シクロクロス楽しそう。マウンテンも含め、悪路に慣れるとバイクコントロールがよくなって、ロードのスキルアップにも良いと聞きますが、単純にスポーツとしても消費カロリーが過ごそうでダイエットに良さそうですな。


会場には個性的な自転車がイロイロ。自転車ではないものもイロイロ。

ENVEのディープリムをじいいいいいいいいいいっと見ていましたが、シルクハットの紳士が背中を叩いて「そんなに欲しいなら買ってあげるよ少年、リムは何ミリが良いんだね? ハブはクリキンかい?」という展開には、オレが少年ではなくオッサンなのでならず。
秋風が冷たいなぁー。


改めてRX100M3は良く写ります。今どきのコンデジとしては高価なカメラですが、これがあればコンデジについてもう何も考えなくて良くなる、ある種の到達感がヒシヒシと。これでレンズが望遠寄りになったときに、もーちょいF値が下がらなければもう文句無しですが。ちょいデカくなっても良いからF2.8通しとか無理かなぁコレ。

ちなみに、夏は汗だくになって背中でカメラが水没する危険性があるので、こんな感じのケースに入れていました。

パカッと開くと、すぐに撮影できる。速写ケースというやつです。

下についてる、プレートみたいなのは、こう見えて三脚です。



こんな感じで使います。テーブルでも、地面でも、カメラが安定して自立するので、その場しのぎの夜景撮影とか、集合写真とか、突発的に三脚が欲しい時に重宝します。コンデジだとマクロに強いので、テーブルの料理を接写したるぜみたいな時にも使えます。


というわけで、BLaKPIXELの伸縮エアーストラップは結構使えそう。もうちょい、ロングライドで使ってみて、しっかりと判断したいと思います。
これがダメだったら、次はPROTGEARの速写ストラップを試してみます。何本持ってんだよ>オレ

私もロードバイク×カメラ(a7ii)でずっとニンジャストラップを使っていたのですが、どれだ締めてもズレてくるのでサイドストラップを足してみたり色々やっていたのですが、本記事を拝見してやっとその理由がわかりました。
シートベルトのようなツルツルした材質のせいだったのですね^^;
例えばデジイチを背負う場合、ストラップをきつく締めずとも、紹介されているようなパッドが広く多少摩擦のあるようなストラップであればずり落ち問題は解決するのかも?と思いました。
非常に参考になりました。