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 前回までのあらすじ。

 クライマーのDeroさんに初心者向けのヒルクラ練習場は無いかと聞いたところ、檜原村役場~風張林道手前までの区間をオススメされ、実際に走ってみると、難易度、風景含め、今の私にピッタリ。満足感と共にチャレンジを終えようとしたが、目の前の風張林道がちょっと気になる。

 激坂として名高いものの、地図にはしっかり掲載されていない神秘的な場所。民間伝承では、ここを乗り越えれば奥多摩周遊道路まで出られると言われているが、限られた剛脚にしか走破できない聖地。でもちょっとだけ覗いてみようかな……

 という前フリでしたので

 本来であれば、「風張林道にちょっとだけチャレンジして、返り討ちにあう初心者の図」が繰り広げられる予定でしたが、当ブログはその予想の斜め上を行きます。

 前編で書いた通り、私は「風張林道の麓をゴール」と定めて走ったわけですが、詳しい道順や、ゴールがどのような場所なのか、あまり調べずにここまで来ました。そして帰宅後、改めて「風張林道」について調べてみると、驚愕の事実が明らかになりました。

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 ここは風張林道の入り口じゃないwwww


 いや、人様のブログを見ていて、大きく右にヘアピンカーブした先が風張林道なので、てっきり「これが風張林道なんだなぁ」と思っていましたが、よーく写真を見比べると、なんか景色が違うww

 で、風張林道までの動画をYouTubeにアップしている方の動画(↓)を見てみると……



 俺が風張林道の入り口だと思っていた坂を通り越して、ちょっと進んだ場所にホントの入り口があったっぽいwwww

aaaaaaaaaaaa

 ↑ 赤いラインが、私が風張林道だと思って見上げていた坂。

bbbbbbbbbbbbb

 ↑ 青いラインが風張林道。地図の左下にヘアピンカーブがあり、山を登って行っているので、左下が本来の風張林道の入り口だと思われます。

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 じゃあこの激坂は何なんだと言うと、

 山の上の方にある家に行くための、普通の激坂のようです。

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 というわけで、この時点の私は「これが風張林道かーすげえなー」と思って、先がどうなっているのかちょっと覗きに行っているわけですが、実際のトコロは、名も無き激坂を登っているわけです。つまり、恐らく本邦初公開、風張林道手前の激坂レポになるわけです。げー貴重だわー(ヤケクソ)。

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 あれ、風張林道じゃなくても口の中に血の味が広がるんだけど。というか何この絵は、オロシガネかw

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 風張林道は民間伝承によると、斜度はおよそ12-20%程度で、それを超えるポイントもあるそうですが、こちらも10%は余裕で越えています。先日行った、仁田山峠も10%越えの激坂でしたが、それを同じような血の味が堪能できます。ギアを一番軽くしてクルクル回して登ろうとしても回らねえww

 ぐぎぎぎぎぎと登りながら、この苦行を写真に残そうという意識だけは残っていますが、震える手でシャッターを押すてもブレブレのゴミ写真を量産するだけ。たかがカーブ曲がっただけで、今までいた世界が遥か下界になっています

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 ゲボアッ!! (吐血)

 誰だこの道作った奴ぁ!!!

 嘘です、ごめんなさい。もう勘弁して下さい。踏めないのに踏みすぎて膝が爆笑しています。

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 写真だとイマイチわかりづらいですが、どんな感じかと言うと、右のガードレールに自転車を立てかけて記念写真をしようと思ったら、自転車がその場に止まらず、どんどん下へと転がっていったww

 ぶっちゃけ、一度止まると、斜度がキツすぎて心が折れて容易に再スタートできません。逆に、下り方向に自転車を向けると、トップチューブにまたがっていても、自転車が下に転がっていこうとする力が強くて、気をつけないと「おっとっと」と前につんのめるレベルです。

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 今回の旅はスタートが2時とかなので、この時既に夕方。さらに、行きは武蔵五日市駅まで輪行してしまったので、帰りは自走帰宅でカロリーを消費しようと企んでいるため、ここでふざけて脚を使いすぎると、帰宅がヤバイことになると判断。今回は退散する事にしました。

 しかしまあ、10%越えの激坂を喜んで登る人達がローディーには多いわけで、本格的なヒルクライマー達が挑んでいる世界に首を突っ込んでみると、「世の中には恐ろしい趣味もあるもんだ」と戦慄せざるおえません。

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 この激坂。下るのも超こええwww

 斜度がキツイので、スピードが出過ぎてしまい、なおかつカーブもキツイので、ふざけてるとアイキャンフライになりかねません。恐る恐る慎重に下りきって、ほっと一息。このクラスの激坂の場合、途中で登るのをやめて下るよりも、歩いてでも登りきってしまったほうが楽なのかもしれません。まあ、帰ってGoogle Earth見たら、向こうに道が繋がってないようなので意味ないですがww

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 つーか標高高いので寒いwww

 夕方という事もあり、半袖ジャージでは凍えてきました。ここから武蔵五日市方面に戻るには、長いダウンヒルが待っています。ウインドブレーカーを着込みます。これからの季節、山に行くには必須でしょう。

 それでは楽しいダウンヒルタイム。今回も動画で……と言いたいところですが、前回書いた通り、寝起きで来たのでアクションカメラを家に忘れて来てしまいました。そこでふと、RX100M3をアクションカメラのマウントに取り付けて、動画撮影すりゃいいんじゃね?

 じゃーん

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 これ、途中で吹っ飛ばないかな……大丈夫かな……。安いアクションカメラなら吹っ飛んでも笑い話ですが、RX100M3みたいな高級コンデジだと洒落にならん……。良い子は真似しないでください。

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 なにげにチルト液晶で画角チェックがやりやすい
 ※走行開始したら風と振動であっというまに定位置に液晶が戻ったw

 というわけで、1インチセンサーによる無駄に高画質なダウンヒル動画をどうぞ。YouTubeで高画質とか言ってもたかが知れてますが。復路の動画でも、アップダウンが適度にあることはわかります。※アクションカメラと較べて画角が狭いので、大画面で見ると気持ち悪くなる可能性もあるのでご注意を.



 そんな感じで、風張林道の麓までは、初心者向けのヒルクライムルートとして楽しめました。「都民の森はちょっとキツイ」という人も、こっちのルートであればなんとかなると思います。

 というわけで、実はたどり着いていない風張林道ですが、帰宅後にGoogle Earthでどんな道かじっくり見てみましたが、尋常じゃないですな、コレは。

ccccccccccccccc

 ただ、この風張林道はいろいろな人のレポを見る限り、私の中の自転車センサーではなく、廃墟廃村廃道好きセンサーにビンビンキテいるので、いつか5回くらい脚をつきながら撮影しつつ走破してみたいもんですが、初心者向け坂でヒーコラ言ってる状態で、いきなりラスボス級に挑むのも時期尚早。もっとレベルアップしてから再訪を楽しみにしたいと思います。