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 ヒルクライムの練習も少しはしないと、でもヤビツ峠とか行ったら半分登らずにオレという存在が緑色のゼリーになって終了するのは目に見えているという理由で、関東にある、心優しい斜度&距離の坂を求めて幾年月。これまで、

都民の森 (親しみやすい名前で選んだらメラゾーマ)
名栗湖 (湖直前の鬼坂でスライスチーズに)
秩父 (熱中症で俺の攻撃ターンに移る前にHPがマイナスに)
尾根幹(気温35度で遊びに行ったら尻子玉抜かれた)

 という散々な結果が続いていますが、めげてはいられません。今回は、ちまちまさんやsuzukiさんに「初心者向けの坂ならば……」と教えてもらった大垂水峠(おおだるみとうげ)に挑戦します。名前にという名前が入っているので若干ビビリ気味ですが、私の中でマッターホルンと同列に扱っている都民の森より難易度は低いという言葉だけを心の拠り所にして出発します。場所はコチラ。

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 高尾山の脇から、相模湖へ抜ける峠を大垂水峠と言います。高尾山と言うと、都心から近い、手頃な山という事で登山ブームが起きるたびに賑わう場所。都内の小学校に行っていた人だとわかると思いますが、子供の感覚では“遠足で行く場所”です。小学生にとっての把握できる世界の広さなんて、小学校と、近所の公園と、夏休みに行く爺ちゃん婆ちゃんの家と、遠足の山くらいしか存在しないものなので、当時の私には高尾山 = 世界が終わる場所という印象で、その先は存在しないと考えていました。須弥山みたいなもんです。

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 大垂水への行き方はいろいろありますが、ちょうどしおいんですけどロードバイク部講習会で多摩川サイクリングロード近くに行く必要があったので、それが終わってから、多摩川に流れ込んでいる浅川へと移動、そこをひたすら遡って高尾を目指してみました。浅川を走るのは初めてです。ちなみに部員は坂に行くと行ったら誰もついてこなかったwwwwwww

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 多摩川CRのように混雑はしておらず、走りやすいですが、道幅はさほど大きくありません。気楽に走れるという意味では、入間川CRと似ていますが、ひたすら工場の裏手を走るような入間川よりも、浅川の方が住宅地や山などの景色が良く見えて、走っている時は楽しいです。

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 方角的に高尾山でしょうか? 高い山々が見えてきてテンションアップ。気温もアップ。滝のような汗が止まらず、とりあえずコンビニへ一時避難。薄皮クリームパンで栄養を補給しつつ、ロックアイスを贅沢にサーモスボトルに投入します。

 気温が高い時は、コンビニ駆け込むと食欲がわかず、どうしてもガリガリ君と冷たい飲み物などを選びたくなるものですが、塩分はもとより、カロリーもしっかり摂取しないとハンガーノックになります。あまり水分をがぶ飲みすると、お腹がタプンタプンになって、さらに固形物を食べる気が失せるので、冷えたジュースを一気飲みする前に、固形物をジュースで流し込むようにして補給するのが良いような気がします。あまりにも固形物を食べたくない時は、ジェル系の出番ですが、そうならない前からこま目に補給するのが良さそうです。

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 浅川の脇を走り続けてしばし、次第に道がなくなり、まともに走れなくなり、気づくと灼熱のアスファルトが広がる一般道へ。高尾山の駅が現れました。

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 さらに進むと、京王高尾線の高尾山口駅が登場。登山ブームがまだ継続中なのか、リア充っぽい人たちが大勢ウロウロしています。ヤマノススメファンの巡礼かと思いましたが違うようです。短パンにサンダルなど、登山とは言えない格好の人も多く、山というより観光地といった趣。皆、歩いて登山道へと入っていきますが、私は駅前の国道二十号線に戻り、相模湖を目指します。ここから先に待っているのが、大垂水峠です。

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 しばらくは観光客相手の温泉施設などが続きますが、ほどなくして建物が消え、山深い景色に。大垂水峠に入りました。

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 体感気温39度くらいなので汗が吹き出しますが、斜度としては4~5%程度でしょうか。歯を食いしばってなんとかやっつけた都民の森の斜度と比べると、まだまだ序の口。「動物でもいないかな」とキョロキョロする余裕があります。

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 あまりにも熱いので、サーモス内のキンキンに冷えたスポドリをゴクゴクやってしまいますが、これから先の事を考えると、自販機も無いでしょうし、ある程度セーブして行った方が良さそう。誘惑をグッと我慢し、ボトルホルダに戻します。

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 見通しは今ひとつですが、緑が多く、雰囲気は良好。しかし、思いのほか車の通りが多く、森の音を楽しんでいる余裕があまりありません。途中、左に小川が流れていて写真を撮っていましたが、その間もガンガン車が追い抜いていくので、邪魔にならないよう停車位置には気をつける必要があります。

 撮影終えて、汗をかき続けているのでゆかり飴を1個投入。再び登り始めると、かなりのスピードで下ってくる中年の先輩ローディーの姿が。ゆるゆる登る私に「がんばれー! もーすぐ頂上だ!!」と声をかけてくれました。

 え、ウソ、もう終わり!?

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 登り始めてあんまり経ってないけど……。

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 終わったwwwwwwwwwwww

 みじけえな大垂水。あくまで私の感覚的なものですが、都民の森のキツさを比べると、4分の1くらいのイメージ。峠の距離的には約8km、武蔵五日市駅→都民の森へは確か23km程度だったと思うので、長さとしては3分の1ですが、斜度のユルさを加味すると”4分の1くらい”という結論です。

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 難易度的に、初心者ローディーにピッタリというのは確かにその通りです。私のように坂が超苦手という人でも、「帰ろうかな」と思う手前で終わる短さが素敵。登り切れた事で自信をつけるという意味では、良い峠だと思います。

 ただなんでしょう、真夏で体感39度の炎天下、都心からサイクリングロード乗り継で遠路はるばる来たので、もうすこし手強かったり、景色が良かったり、イベント感が強くても良いのではないかなと。我ながらなんなのこのマゾ的感想は。なんというか、家の近所にあったなら、頻繁に行って鍛えるには良いポイントだと思います。

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 オオダルミ、オオダルミと読んでいましたが、オオタルミが正しいんですな。小川はあったけれど、そんなに凄い滝は無かったような。

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 お待ちかねのダウンヒル! このためだけに生きていると言っても過言ではありません。

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 ただ、下り区間は上りと違って見晴らしが抜群なので、スピードを出しすぎず、景色を楽しみながら下ります。

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 相模湖が人造湖だとわかるアングルもパチリ。

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 相模湖到着!!

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 相模湖なにもないwwwwww

 相模湖の先にある、藤野という場所に、片山右京さんのサイクルステーションがあると聞いていたので、そこに行ってみようと思っていましたが、なんかもう暑すぎてゲンナリしてきたので帰路へ。しおいんですけどロードバイク部の初心者練習の挑戦コースにどうかと考えながら走ってみましたが、坂嫌いの人を誘惑するには、最後のゴール地点にもう少しご褒美感が欲しいです。例えば富士山が見えるとか、ジェラート屋があるとか、露天風呂があるとか、なんでもいいんですけど。注文多いかなぁ……。