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 前回までのあらすじ

 多摩湖飽きたから、難易度ちょいアップを期待して名栗湖めざして旅に出たら、先が見えない激坂に遭遇、BCAAドリンクを鼻から吹いた (回想終了)


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 いつ終わるか想像もできないヒルクライムに遭遇した時は、玉井雪雄先生が生み出した必殺のゾンビ走法(脚と脳の接続を遮断し、脚を機械的に回転させ、脳みそはロト6が当たったらどのフレームを買うかウヒヒと考えながら走法)を使うしかありません。今買うならウィリエールかサーベロかBOMAかなぁー。トレックの「エモンダ」も乗ってみたいなぁ坂道楽そうだし。坂・・・・・、はっ!! 誰だこんな坂作った奴ぁ!! (誤って脳+脚が再接続)

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 坂道がツライというのは単純に、私の修行不足 & まだまだ体重が重いせいですが、ちまちま頑張ってチャレンジしていけば、いつかこのツラさが面白さに変わる分水嶺が訪れるのかもしれません。それがいつなのか、どうなればそんな精神状態になるのかはまったくわかりません。単にマゾっぽくなっていくだけなのかもしれません。

 そんな私の横を、オートバイが空気を読まずにブイーンと追い抜いて行きます。峠ではローディーもオートバイのライダーも二輪を駆る者同士、不思議な連帯感が生まれるものですが、ヒルクライム中はちょっと仲良くなれそうもありません。嘘ですちょっとロープで引っ張ってください。

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 ぶつぶつ言いながらも、脚をつかずに峠のてっぺんへ到着。トンネルが現れました。

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 涼しい!! 車はあまりいませんが、トンネル内は危険なので前後のライトをフル点灯で通過。普段トンネルは避ける事が多いので、たまに走ると楽しいです。

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 トンネルを抜けるとダウンヒルのご褒美区間。いつもであれば「ヒャッハー!!」状態ですが、今日の目的地は名栗湖。湖に到着する前に、こんなに下ってしまうと、「帰りはまた登らなきゃならないなぁ」とゲンナリし、スピードが落ちます。ただ、ノロノロ下ったところで、帰りのヒルクライムが短くなるわけでもないので、諦めて徐々にヒャッハースピードに。

 下り坂は気持ちが良いですが、その気持ち良さが帰りのツラさに等価交換されていくという罠。この背徳的な快楽も自転車ならではです。


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 地図の左上が名栗湖。行きは下側のルートを走っています。

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 坂を下ってしばらく進むと入間川と遭遇して胸熱。かなり上流なので、名栗川と呼んでもいいのかもしれません。ここから名栗湖へは1kmほど。いよいよ終わりが見えてきました。

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 おや、こんなところにポンペイ壁画が

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 江戸後期の武州一揆を描いたものだそうで。

 なんでも秩父、高麗、多摩3郡の生活苦に陥った人々が同時に一揆を起こしたとのこと。

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 躍動感があって素晴らしいです。手にしてるものがイロイロ物騒ではありますが。

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 名栗湖まではあと1kmほど……のはずですが、ここから再びヒルクライム。冷静に考えてみれば、ダムの堤防なんて高い場所にあるに決まっているのですから坂道があってもおかしくはありません。それにしてもこの坂、かなりキツイ。調べてみると、斜度約10%、つまり精神的和訳すると870%です。短いですが、斜度に緩急が無く、ずっとキツイままで休めません。

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 追い抜いていったクルマが、堤防の方へ曲がるのが見え、もうゴールが見えているのですが、最後の最後でつい脚を着いてしまいました。む、無念……。

 斜度がキツイままなので、そこからまた走り出す気にもならず、ヘルメットも暑いので、最後は脱いで歩いてクリア。


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 名栗湖到着!! あーつかれた……。

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 大パノラマというダムではなく、山間のダムという感じで、静かで雰囲気は良いです。今年の梅雨は結構雨が降っている気がしていましたが、結構水位が下がってます。

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 ダムだ!! 行ってみよう!! で家を出てしまったので、まったく周囲の情報を下調べしておらず、観光できそうなところが見当たりません。座っていたら、仕事のメールが。そろそろ戻らねば。

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 脚をついてしまった激坂も、下りになればくしゃみする間に駆け抜けてしまいます。

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 同じ道を帰るのもつまらないので、帰りは北側の別ルートで家路を急ぎます。この北側ルート、「めんまライド」の時に走った道と半分くらいかぶっていて、「あーここ走ったわ」というスポットがチラホラ。こちらの方が車通りは少し多いですが、斜度的なキツさは抑えられている気がします。

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 それでも結構な激坂はクリアせねばならず。

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 峠も無事越えて、岩蔵街道へと戻ってきました。

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 このあたり、実は岩蔵温泉という温泉地だそうで。周囲を見回してみると、確かに温泉宿がチラホラ。喫茶店なんかもあります。あまり規模は大きくないですが、自分の脚で、家から自走で山奥の温泉街まで来れたというのは、感慨深いものがあります。

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 温泉街を抜けて来た道を振り返ると、「ようこそ音泉へ」的なモニュメントも発見。だいぶくたびれた感じではありますが……。バイクラックでも置いて、ローディー汗流しプラン(スネ毛剃りカミソリ付き)とかやればそこそこお客さん入りそうなものですが。

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 市街地に出たら、あとは来た道を戻るだけですが、あまりに暑いのでコンビニ休憩。サイクルボトル内のBCAAドリンクが沸騰しそうなので、買ってきた氷を入れてキンキンに。そろそろ普通のサイクルボトルではなく、魔法瓶の出番のようです。

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 ついでにかき氷的なものでも食べようとしたところ、冷凍みかんが沢山入ったカップを発見。美味しそうだと買ってみると
 
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 みかん味かき氷の上に、トッピングとして冷凍みかんが乗っている仕様でした。冷凍みかん部分は美味しいですが、下地のみかん味かき氷は今ひとつ。今年の夏をより楽しむためにも、フェイバリット・コンビニ補給スイーツ 2014年版を探さねばなりません。

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 走行距離は110kmちょい。獲得標高は約1,200m。

 とりあえず名栗湖まで行ってみた結論:
  • 練習ルートとしては遠い
  • 短くてキツ目の坂が幾つかというタイプで楽ではあるが達成感はさほど無い
  • 風景的には都民の森の方が綺麗
 都民の森の方が、延々と登らされる感じですが、それゆえ自然もより豊かで「思えば遠くへ来たもんだ」感はかなり高く、「どうせ遠出をするなら、あのくらいの場所まで行った方が良いかな」という印象。名栗湖はそこまでキツくないですが、自然豊か度合いも中程度で、写真的にそれほど面白くないのがネック。もっと名栗湖に近い場所に住んでいるのであれば、良い練習場と思えそうですが。いっそのこと飯能あたりまで輪行してからスタートした方が気楽なのかもしれません。

 おし、次行ってみよう。