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ロードバイク に参加中!

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 しおいんですけどロードバイク部、ホームグラウンドの多摩湖自転車道(↑ガメラではなく西武ドーム)。このブログで何度も書いているのでお馴染みですが、食事処もほどよくあり、多摩湖の周回コースでは適度なアップダウンと新緑も楽しめ、様々なサイクリングロードを体験した今になって振り返っても、良いコースだと思います。私のような初心者には特に。

 ただ、少し走れるようになってくると、距離的にも、坂道的にも物足りなくなって荒川に浮気をしているのはご存知の通り。荒川に坂道なんてほとんどありませんが。

 そうなると、気になってくるのが「多摩湖の先に、もう少し走り甲斐のある良いコースがあるのではないか?」、「俺のようなヘタレローディーに、ちょうどいい感じの、心優しい坂道があるのでは?」という事。そういえば、昨年の夏にのんれす氏と一緒に、峠を超えて秩父へ挑んで瞬殺されためんまライドも、「多摩湖の先には何か良いものがあるのではないか?」というガンダーラ的興味が発端でした。

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 地図を御覧ください。矢印があるのが多摩湖。多摩湖の遥か西に行くとあきる野市、檜原村などがあり、その先には、そのまんまの名称である“奥多摩湖”があります。先日ヒルクライムチャレンジでふくらはぎがいっこく堂みたいになった都民の森がここらへんです。

 奥多摩湖に週末練習に行くというローディーも沢山いると思います。確かにココであれば、走行距離、坂道のどちらも“相手にとって不足なし”。しかし、練習と言うにはヘビー過ぎで、私にとっては大神官ハーゴンにひのきの棒と宅配ピザの空箱を装備して挑むようなモノ。“練習場所”ではなく“旅行先”、“気を抜くと黄泉の国”という認識です。
 
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 西ではなく、北西方向、秩父方面に目をやりましょう。多摩湖から入間、飯能と続き、山区間へ突入。飯能の奥地に“名栗湖”(有間ダム)がある事に気づきました。名栗湖と言えば、先日、初めて走った入間川の上流が名栗川と呼ばれており、興味がそそられるところ。べつに湖に行かなきゃいけないという縛りもないのですが。
 
 道のりを詳しく調べたところ、“秩父めんまライド”の途中でかき氷を食べた「武蔵ドライブイン・ゆのた」の近くのようです。私の家からだと往復で100kmオーバーで近くはないですが、名栗湖に向けて走った場合、どの程度の坂道が待ち受けているのか、それを確かめるべく、時間をみつけて出かけてみました。

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 多摩湖から秩父方面へは、入間や飯能を経由して行くのが一般的(?)かもしれませんが、そのルートは“めんまライド”を含め、何回か走行済みなので、別ルートをチョイス。今回は多摩湖から岩蔵街道という道を走ってみます。

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 まずは、多摩湖自転車道を走って武蔵大和駅付近に到着。ここから坂道(通称:東村山のラルプ・デュエズ)を登ると多摩湖ですが、今回は左手方向、西へと進みます。

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 走行中のアクションカムで撮影。今回は動画を撮影しても特に面白くないだろうと、2秒ごとのインターバル静止画撮影にしました。動画切り出しより画質は良いハズです。

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 両手が写真に映り込んでいる、いつもとアングルが違うと気づいたあなた!! 鋭い。

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 いつもはハンドルに逆さまに取り付けていますが、今回はAS100V純正のロールバーマウント「VCT-RBM1」を仕事場から拝借(オイ)、ステムに取り付けてみました。ステムは自転車の中心に近いので、揺れ具合が軽減され、安定した撮影ができるのではないかというテストも兼ねたライドです。

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 ちなみにAS100V自体も1台拝借してきたので上下2台体制。無駄な豪華仕様です。いつか前後ホイールに各1台、サドルに後ろ向きに1台、ヘルメットに1台で、6台体制とかやってみたいですな。満艦飾マコみたいな感じで。

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 カメラの話はさておき、ほどなくすると青梅街道へ出ます。さらに北西へと進みます。このあたりは普通の住宅街ですが、都心方面と比べると、建物も低く、空が良く見えるようになります。車通りはそこそこありますが、所沢や狭山と比べると大きなトラックが少ない印象で、走りにくい事はありません。

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 八高線とのクロスを超えると、岩蔵街道への分岐が登場。写真で言うと、右が岩蔵街道。先輩ローディーがまさに曲がろうとしています。

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 ここまでは平坦基調ですが、脚への負荷具合から、「ほんの少し登っている気がする」という感じ。空の面積はさらに増え、時折田んぼも登場。遠くまで来たなぁという感じがしてきます。

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 直進で富岡って……あの富岡製糸場の富岡!?

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 岩蔵街道をひたすら北西へと進むと、ほどなくして圏央道が頭上に。場所的には青梅インターのすぐ近くです。

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 お、川だ。

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 ちょっと休憩。

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 都心から郊外へロングライドすると、普段は見ることのない山が近づいてくるのが醍醐味です。山って遠くから見るのは良いんですが、登るとなんであんなに辛いんでしょうか。

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 とかなんとか言っていたら、いつのまにかずいぶん山っぽくなってきました。場所は新岩蔵大橋を左折し、小曽木街道へ入ったところ。小曽木福祉センター前を右に入ります。

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 そろそろ本格的な坂が来そうな予感……。私レベルの貧脚になると、激坂の手前1kmくらいから匂いで坂がわかるようになり、涙ぐんできます。

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 いきなり強烈なやつが

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 ひいいいいいいいいいいい!!
 人参食べますうううううううううう(錯乱)

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 おかしい、スピリチュアル斜度(和訳:精神的斜度)87%だったはずなのに写真で見返すとたいした上り坂に見えない。

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 いきなりのヒルクライムに念仏を唱えながらもなんとかクリア。

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 短いダウンヒルを終えると左折。成木街道へと入ります。

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 さっきまでビルまみれの東京をウロウロしていたはずなのに、しばしクランクを回していただけで一面の田園風景。次元断層を超えたようです。車も数えるほどしか走っておらず、空気も美味しい。気の早い蝉の声と、小川の音しかしません。すれ違うローディーに会釈する回数も増えてきて、このあたりを練習場にしている人も多いようです。

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 このまま未来永劫平地が続くのであれば、周りの景色を気楽に楽しめますが、徐々に平地は無くなり、開けた場所でも上り坂が多くなってきました。おそらく本格的なヒルクライム区間もすぐに現れそう。匂いでわかります。

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 きたあああああああ!!! 軽いギアでケイデンス重視、我慢しながら登りますが、後ろからバビュンと他のローディーに抜かれます。実業団の人だと思われます。最近抜かれると「あー実業団の人だなあれは」とつぶやくようにしています。実業団なら仕方がない、心の平安のためにつぶやいたもん勝ちです。宇都宮走ってる時に抜かれたら「あー、ブリッツェンの人だ」とつぶやくなど、カスタマイズ方法は無限大です。

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 汗だくになり、「俺なにやってんの」感が頭をもたげてきたので、休憩ポイントを探します。ロングライドのコツは、我に返るまでの時間を長くしていく事だと最近気づきました。

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 山間部で見つけたオアシスは、井戸入というお蕎麦屋さん。お店の外にベンチと自販機を発見!! まるでローディー用の憩いの場のようです。背中のポケットに入れておいたら、太陽にチンされたオニギリをかじりつつ、冷たいドリンクをグイッとやると、苦行で萎えた心がリセットされます。これだけリフレッシュできれば、ちょっとやそっとの坂道が来ても大丈夫!!

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 あー、これアカンやつや

 というか上り坂の道路を作る時は、途中でほどよくカーブさせ、先が見え過ぎないようにして、ヒルクライムローディーの心が折れないような配慮があってこそのオモテナシの心ではないかと。ちなみにグーグル先生(金髪白衣のドイツ人女秘書※想像)によると、小沢峠という名前だそうで。

 ~東京都と埼玉県の都県境の車道峠としては最も西部にある。埼玉県側はワインディングロードであるのに対し、東京都側は約500mのストレートとなっている~ by 民明書房

 名栗湖どうでもいいからUターンして帰ろうか……(ゴクリンコ)