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ロードバイク に参加中!

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 キチンと(?)運動部に入っていた中学時代は別として、スポーツとは疎遠な生活を送っていたので、スポーツドリンクやサプリなどの知識が不足していました。

 それがロードバイクのおかげで180度変わり、最近では走る前に「あー、オルニチン摂取しなきゃ」みたいな事を自然につぶやくように激変、時折過去の自分が海馬の中で「オレ何言ってんだ」とツッコミを入れているのを感じます。

 この手の商品は、「疲れた体に速攻エネルギーチャージ」とか、「運動パフォーマンスをアップさせる!!」みたいな謳い文句が多く、昔の私であれば「どーせ生理食塩水に糖分ちょっと加えただけなんじゃないの」と眉に唾をつけて見ていたもんですが、御存知の通り、消費カロリーがハンパではないロードバイクに乗り始めると、ハンガーノックで立てなくなったり、効率的にエネルギーを摂取しなければ前に進めない事が現実として自分の身にふりかかる事になり、「こういうモノって大事なんだ」とすっかり改心しました。

 最近では「ロードバイクに最適」、「これを飲めばパフォーマンスが」みたいな売り文句をドラッグストアで見かけると、とりあえずカゴに突っ込む信者化。我ながらこのカモネギ具合はどうなんだという気もしますが、車やバイクでエンジンオイルに凝ったり添加剤入れたりみたいな趣味もあるので、似たようなものかもしれません。

 ただ、プラセボ効果なんでもかんでもウェルカムという話ではなく、鈍感な私にも実際に効果がハッキリ体感できるものも結構存在します。最近「こりゃスゲェ」と関心しているのがBCAAというやつ。スポーツをやっている人には「いまさらなに言ってんだwww」的な感じでしょうが、実際自分の体でBCAA摂取の有無を体感してみると結構ちがうもんです。

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 補給食食べ比べの時もチロッと書きましたが、BCAAは、血液や筋肉の中にあるアミノ酸3種類の事。筋肉が動く際には、これをエネルギー源としているそうで、血液の中のBCAAを優先して消費するそうです。

 ただ、それが無くなると、「無くなったよ」と口で言えばいいものを、よりにもよって筋肉を分解してBCAAを取り出し、消費してしまうそうで、その状態が長く続くと筋肉の動きが鈍くなったり、損傷したり、翌日まで筋肉へのダメージが残り続けたりするそうです。つまり「前もって飲んでいれば疲れにくく」、「運動中のも飲めば調子よく運動が持続でき」、「終わってからも回復がはやい」という魔法の飲料っぷり。



 最初は「ホントかよ」と思って飲んでいましたが、ロードで長距離走った時に、足に疲れがたまって攣りそうになる感覚がいつまでたっても来ない。「たまたまだろ」と思って他のスポーツドリンクに切り替えたら、足が痙攣。「ホントに効果あったのか、あれ」と再開すると、足が攣らない……みたいな事を数回繰り返した結果、もはやロードに乗る時には手放せなくなっています。

 もちろん、毎回足が攣るほど長距離乗っているわけではないのですが、短距離でも疲れにくさが違うのがわかります。「なんか今日はあっという間に疲れるな、なんでだろ」というパターンが減るイメージ。まあ、これは前日に食べたものとかも関係していそうですが。

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 BCAAが配合されている飲み物やジェルは他にもありますが、私はアミノバリューってのを飲んでいます。毎回ペットボトルを買うのも不経済なので、パウダータイプを少し多めの水で溶かしています。ペットボトルと味は変わりません。

 アミノバリューが気に入っているのはBCAAに効果があるという事に加え、「味がしつこくない」点も評価しています。スポーツドリンクって、標準の濃さだと甘かったり、塩辛かったりして、冷たいと美味しいのですが、ロングライドで生ぬるくなった状態だと、ベトついたり、甘すぎて口の中がたるくなるのが個人的に我慢なりません。よって、「サッパリ具合」も重視しています。

 以前は、定番っぽい黄色いパッケージのグリコ「クエン酸 & BCAA」てのを水に溶いて飲んでいたのですが、これが私の舌には味がイマイチ。酸っぱ過ぎて、冷たいとまだ飲めなくもないのですが、ぬるくなると「なんでこんな味の水を飲まなきゃならんのだ」と我に返るほどツライ。箱買したので無くなるまでは我慢して飲んでいましたが、無くなった途端アミノバリューに鞍替えしてしまいました。

 アミノバリューはポカリとかと似た「ふつーのスポーツドリンクの味」ですが、その中でも薄味なのが気に入っています。

 このあいだ書いた塩分補給の件も含め、運動に適した補給を、好みの味で行なうってのは、結構奥が深いです。

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