初心者ライドの翌日、午後に外出する予定があったので、昼頃にアキバに寄って「やっちゃばフェス」を覗いてきました。
会場となっているのはレトロな通運会館という建物。ちょっとした同人誌即売会とか、オーディオ系イベントなんかに、ちょくちょく使われている事があり、仕事でも1回訪れた事があります。おそらくPCゲーマーには「arkの隣」と言えばわかるでしょう。
やっちゃばフェスは、自転車&飲食オンリーな即売会イベント。今回で第2回目です。
コミティアやコミケのレポでも何回か書いていますが、最近のマイブームが「自転車関係の同人誌集め」なので見逃せないイベントです。というか、参加サークルさんはほとんどコミティアとかとかぶってる印象です。
おお!! いきなりグッスマレーシングの初音ミクカラーミニベロがお出迎え。ワンフェスにもあったやつですな。緑のリムに、ピンク色のスポークが目立ちます。明るくなったビアンキのチェレステみたいで、鮮やかでカッコイイです。女の子が乗ったらピッタリだろうなぁ。
アウローラさんのブースには、蒼き鋼のアルペジオのサイクルウェアが多数展示。個人的に、アニメ版のアルペジオは、チョロインなタカオが間抜けな感じで好きです。でも、ジャージになるとデザインがスタイリッシュなので、チョロインっぽさは微塵も感じられません。
キャラの顔がカラーでドカーンという痛ジャージも腹をくくった感じがして個人的には良いと思いますが、こういうパッと見痛ジャージに見えなウェアってのも今後は増えそうですな。
そういえば、昔温泉地のお土産で、湯呑みの側面に美女が描かれていて、お湯を入れると大事なところを隠していた湯気とか岩とかが消えて裸になるというアホな土産物がありましたが、「人目の多い都心で走りだした時は普通のジャージだけれど、頑張って漕いで体温が上がって汗をかいて峠に到着した頃には絵柄が浮き出て痛ジャージ化している」とか、「夜間に光を反射した時だけイラストが浮かび上がる」とか、そういった時間軸方向に変化する痛グッズも見てみたいところ。
当ブログではもうおなじみ、ろんぐらいだぁすのジャージ。これも面白いデザインで、前から見ると白い十字が印象的で中性的なイメージですが、背中側には可愛い羽根が生えるなど、どちらかと言うと女性向けっぽい雰囲気。男女どちらにも似合うという印象です。
おお、Tシャツも。
……と、写真を撮りに行ったわけではなく、あくまで目的は同人誌の購入。今回も大漁大漁。
女性ならではの視点&エピソードが興味深くて面白い、Scotch(小姐さん)の「ろーでぃっ!」。新刊はローディーのあるある話をかるた形式で4コマ化しています。平日ヘトヘトになるまで働き、土日にロードで爆走し、ヘトヘトのまま月曜日に突入するマゾい一週間ネタに「わかるわかる」と頷かずにはいられません。自分でもなぜこんな生活を繰り返す事になったのはかさっぱりわかりません。次のイベントでは買い逃している過去作も買わせていただきたく。
HEP(カンノさん)の「自転車はじめました」は、その名の通りロードバイク購入に至るまでの漫画。徐々に自転車知識を増やし、最初は「何十万円の自転車なんてありえないよ」と思っていたはずなのに、見比べていくうちに金銭感覚がおかしくなり、「10万円台なんてエントリーじゃん」とか言い出してしまう変遷が非常に共感できます。クロスバイクを買うと余計にロードが気になるのも、小径車で似たような経緯をしているのでわかるなぁ。
くるくる自転車ライフでお馴染み、連載中の「かわうその自転車屋さん」も可愛くて面白いこやまけいこさん。以前コミケで買ったサコッシュが我が家で活躍しておりますが、今回はポストカードを頂きました。「かわうその自転車屋さん」も含め、次の自転車系単行本も期待しております~。
うどん系の同人誌でお馴染み、うどん会さんも自転車系の同人誌を出されています。まさに自転車&飲食イベントのやっちゃばフェスを体現しているような一冊。
こちらもお馴染みシクロポリスさん、やっちゃばフェスに合わせて作られた番外編。毎回独特の視点のレポが面白いと同時に、読んでいるとシクロクロスとかバンク走行がやってみたくなります。近場の競輪場の公開イベントを調べてみようかなぁ。
北条晶さんの「自転車女子、はじめてみたらね、 しまなみ自転車一人旅」も第3弾に。いやぁ、読めば読むほどしまなみ海道を人生で一度は走ってみたくなります。最近、しまなみ海道のメディア露出が活発で、関連する記事やニュースをよく目にしますが、橋や景色の素晴らしさだけでなく、自転車で地域を盛り上げようと、”自転車乗りに対するウェルカム具合”が素晴らしいとのこと。行ってみたい気持ちのは強いのですが、休みがなんとかとれれば……。
ちなみにお台場のカルチャーカルチャーでのイベントがまた開催されるそうな。6月8日予定だそうです。
他にもいろいろ自転車系の同人誌買いましたが、キリがないのでこのへんで。
もちろん、コミティアの時に紹介したタルタルソース本など、食べ物系も幾つか興味あるのを買ってきました。
中でも特にためになったのが、CROSSNEXTさんの「駅蕎麦探訪」。その名の通り、駅そばの食べ歩き、データ集です。
第1弾は京急、今回の新作は山手線内。あじさい系列は味が似ているので除外し、それ以外の駅そばをいろいろと紹介されています。手軽に済ませられる食事ではありますが、どの店が一番美味しいのかとか、変わり種のメニューは? などと調べてみると、かなり奥が深くて面白い世界です。そういえば太古の昔このブログでも、蘇我駅のやよい軒で唐揚げそば食ったレポ(?)しましたな。あれも変わり種の一種と言えます。
バイクラックがある、もしくはサイクリングロードに近い食事処のレビューまとめみたいな同人誌って無いのだろうか……。