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ロードバイク に参加中!

 大規模な自転車の祭典、サイクルモードインターナショナルが11月2日~4日、幕張メッセで開催。我々しおいんですけどロードバイク部も昨年同様参戦して来ました。

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 思い返せば、DAHONの折りたたみ自転車購入をキッカケに自転車にハマり、「ロードバイクてのはどんなもんだろうか」と、昨年のこのイベントに参加。その軽さ、速さ、快適さにぶったまげて、購入を決意したという感慨深いイベントでもあります。

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 基本はモーターショーの自転車版みたいなもので、各メーカーが様々な自転車を展示。それだけでなく、会場内にコースも設け、興味のある自転車に試乗できるのが特徴です。モーターショーでスポーツカー眺めても、そのまま会場内を乗り回す事はできませんが、自転車ならそれができてしまうというのが、奇妙で楽しいポイントです。

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 もちろん自転車だけでなく、ホイールなどのパーツ、ウェアやバッグ、小物なども豊富に展示。ステージイベントではトークショーやら何やらも開催。ゲームショウなんかと比べると、ブースが爆音を出すような派手さはありませんが、自転車に興味があればわりと楽しめるイベントだと思います。ただ、年々、大手メーカーの出店が減っているのが気になりますが……。

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 試乗をするためには、住所や氏名などを登録し、リストバンドをもらう必要があります。試乗時は各メーカーで希望の自転車を選び、バンドを見せつつ、自転車を借りるという流れ。

 昨年ミニベロで会場まで行きましたが、今年は自転車のないクラメン(Vrinks)も含めた3人で参戦したのと、雨がぱらついていたので素直に電車をチョイス。服装も動きやすくも、普通の服を選択しました。そういう人も多いと思いますが、チェーンカバーの無い試乗車が大半なので、ズボンの裾をまとめるバンドを持って行くと良いと思います。

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 ふと思ったんですが、試乗の登録をした人にリストバンドを装着するのではなく、フットバンドに変更してズボンの上から巻けば一石二鳥なんじゃないでしょうか。乗る前に足を見せるみたいな。フットバンドがチェーンに巻き込まれたら意味ないですけど。

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 会場ではさっそく愛馬のメーカーであるPINARELLOにご挨拶。2014年版のROKHもカッコイイですな。

 最初の試乗は、前から乗ってみたかった「PARIS」をチョイス。レーシーでキビキビしてて良いっす。乗ると買いそうになって怖いのでDOGMA様は遠慮。ブースには展示もされていました。チームム・スカイカラーのDOGMAカッケエ……。クリス・フルーム選手のサインも見られて眼福です。

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 もう1つ、特に女性から注目を集めていたのは、ファッションブランドのポール・スミスとコラボしたDOGMA 65.1の特別モデル。Di2 11速とか高級コンポが入って、50台限定、お値段165万円とかなんとか。まあこれは論外として、女性にもPINARELLO人気らしいので、現実的な価格のラインナップの中に、より女性受けしそうなカラーのモデルを増やすとかしても良いんじゃないですかね。

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 次は何に乗ろうかなとウロウロしていると、モンスタートラックみたいなマウンテンバイクキター!! konaの「WO」という自転車で、インパクトを狙っているわけではなく、雪原や砂漠とかをパワフルに走破するためのバイクなんだとか。

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いやぁ、こういう自転車、日本だとどういう人が乗るんだろうねぇ?


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ちょっと乗ってくる



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 hhound3_sちょwwwwwwwww



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6a00ac12ヒャッハー!! この転がり抵抗尋常じゃねえwww



 その後、会場内の凸凹悪路ゾーンでズンドコ跳ねるのんれす氏。これはこれで楽しそうです。

 こうなると他の個性派自転車も気になります。昨年は「ロード買うぞ!!」と、ロードの試乗にばかり躍起になっていましたが、今年は精神的に余裕があるようです。

 次に目をつけたのは、折りたたみ乗りとして以前から気になっていた「CARRY ME」。もともと、こやまけいこさんの漫画で知って「折りたたみ自転車も突き詰めると棒になるんだな」と驚いたもんですが、折りたたみ⇢自転車へトランスフォームするスピードも凄まじいものがあります。そうした特徴は知っていましたが、乗ったことはありません。乗り心地はどんなもんなんでしょうか?

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 なんとタイヤサイズ8インチ! ちょっとしたブックシェルフスピーカーのウーファと同じようなサイズと言えばオーディオ・ヲタにはわかりやすいでしょうか。なんつうか、スーツケースのコロコロをちょっと大きくした程度というイメージ。

 ホントに走るのか? これ……。走ったとしても、子供用自転車を大人が無理やり漕ぐみたいな「結局歩いた方が速い」みたいな事にならないのか? そんな不安が頭をよぎりつつ、試乗させてもらうことに。

 いざまたがってみると……。

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 すげえwww 普通に走れるww
 しかもけっこう速ええwwww


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 確かにホイールは小さいのですが、ジオメトリがシッカリしているためか、それほどフラつかず、ペダリングも窮屈でなくスムーズにクランクを回せます。ただ1点だけ怖いのは、ハンドルを切ると急激に曲がるので、体を傾けて弧を描くように曲がるのですが、“どこまで傾けてもグリップし続けてくれるのかタイヤの能力がよくわからない”という点。

 しばらく乗って、このタイヤの特性をキッチリ把握できればこの不安は無くなるのでしょうが、前を走るのんれす氏のハングオンを見るにつけ「倒れんじゃね!? ズルッと滑るんじゃね!?」と心配に。しかし、かなり傾けてもまったく問題はありませんでした。

 ……いやぁ、こんなに可愛いくせに、結構走りますこの自転車。のんれす氏が「慣れれば10kmくらい余裕なんじゃない?」と言ってましたが、私も同意見。旅先の駅から、数駅の範囲を自由に散策する時なんかに便利ではないかと。激坂ヒルクライムとかは無理だと思いますが、ぶっちゃけ坂道や階段は、パッと畳んで歩いてクリアしちゃえば良いんですし。

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 折りたたみと言えば、DAHON(MU P8)購入時にライバルとして悩んだ、BD-1やブロンプトンも気なるところ。BD1は試乗したことありますが、ブロンプトンには乗ったことがなく、初めて試乗してみました。

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 MU P8はどちらかというとスポーティーで、軽く、キビキビした走りですが、ブロンプトンは乗車の姿勢やサドルのクッションの具合、全体的な振動の少なさなどが組み合わさり、まさに“ジェントルでエレガントな乗り心地”。これはロングライド気味なポタリングに向いてますなぁ……。ギミックも良く出来ていて、熱烈なファンがいるのも頷けます。

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 ……と、まったりした乗り物に乗り過ぎたので、ロードに乗って気を引き締めます。

 次にチョイスしたのは、これまた今まで乗ったことのないBOMA(ASK TRADING)。ガールズケイリンはちょいちょい見ていたので、なんとなく“質実剛健”、“レーシーでカタめ”なイメージを勝手に抱いていたのですが、乗ってみてびっくり。めちゃめちゃ滑らかで、乗り心地バツグン!!

 のんれす氏も「Madoneに似てて、乗り味良くてスムーズで、しっかり作ってあるバイク」と評価。2人ともロードデビューから1年も経ってないのに乗り味とか何様だという話ですがw なんとなく違いはわかる男になった気になる時期なんだと思います。

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hhound3_sいやぁ、BOMAイイね。PINARELLOとかBianchiとか、他の大きなブースと比べるとちょっと人少なめだけど、バイクは負けてないね。


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お、TTバイクもあるな。

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hhound3_sツールのタイムトライアルとかトライアスロンでよく見る、平地直線番長バイクか。フォルムが中二心をくすぐるね。これカンチェラーラばりにガシュガシュ漕いで、華麗なコーナリングを来世で決めてみたいもんだけど、まともに曲がらないとか、慣れないと怖くて運転できないって話も聞くね


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じゃ乗ってくる


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hhound3_sちょwwwww


 ________________ 続く