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 届いた、BLE対応ケイデンス/スピードセンサー「Wahoo Fitness スピード・ケイデンスセンサー Blue SC for iPhone」。パッケージを開封すると、このようなパーツが出てきます。形状だけ見るとよくわかりませんが、これがケイデンスとスピードを両方計測するためのセンサーです。

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 センサー自体はボタン電池で動作しますが、そうそう電池は無くならないようで。

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 センサーの受信部分はレンチで角度を微調整できるようになっています。

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 ホールド用のゴムバンドと、補助用の結束バンド。これを使って、チェーンステーにセンサーを固定します。

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 こげな感じに装着完了。

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 次に取り出したのは小さな金属製のパーツ。中身は単純な磁石です。

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 これを後輪のスポークに取り付けます。 

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 チェーンステーに装着したセンサーの横を、スポークの磁石が通過するような位置に微調整します。この磁力を検出する事で、後輪の回転数が計測でき、正確なスピードが測定できるという仕組み。GPSよりは正確でしょう。

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 お次に、ペダルレンチを用意。その名の通り、自転車のペダルを外すための工具です。

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 最近は六角レンチ(アーレンキー)で取り付けられるペダルもあるようですが、締め付けトルクを強める意味でも、ペダルレンチを使ったほうが良いと思います。走行中にペダル外れるとヤヴァいので。

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 ペダルを外して、こちらにもバンドタイプの磁石を取り付け。

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 今度は、センサーの表側に、ペダル側の磁石が通過するように調整します。

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 これにより、ケイデンス(ペダルの回転数)が得られます。1つのセンサーで、ケイデンス/スピードが両方計測でき、極めて合理的でナイスです。

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 アプリは「Wahoo Fitness スピード・ケイデンスセンサー Blue SC for iPhone」に対応しているものの中からチョイス。評判を参考に、runtasticの「ロードバイクPRO」をチョイスしてみました。

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 iPhoneでBluetoothをONにして、アプリの設定メニューに入ると、シッカリとケイデンス・スピードセンサーが認識されました。心拍数センサーはまだ買っていないので、とりあえずこの2つとリンク。

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 実際に走りながらスクショを撮影してみましたが、上部左側を見るとわかるように、スピードやケイデンスがしっかりと表示されました。スピードはGPSのみでも計測できましたが、今回のセンサー方式と比較すると、反映が即時で、より高精度だと感じます。GPSのみですと、自車位置を掴みそこね、再度衛星を補足した瞬間に超高速で移動しりしますが、そのような事は今のところありません。

 また、このアプリには「スピードがゼロになったらログ記録を一時停止する」機能があり、正確なスピード計測と組み合わせるとかなり便利。立ち止まって写真をとったり、休憩したり、誰かと話をしている間は、ライド時間から除外してくれるので、「◯☓時間かけて、◯☓km走った」という測定が、より実際に近い数値になりました。

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 runtasticの「ロードバイクPRO」は、ディスプレイに表示したい情報を自由に選択配置でき、下部に地図も常時表示可能。サイコンアプリの中では見やすい部類だと思います。ユニークな機能としては、走行位置情報をWebページでリアルタイム配信し、友人に知らせる事が可能です。ブラウザで観戦(?)している友人が「声援ボタン」を押すと、「頑張れ!」、「イエーイ!」的な声援が、走行中のiPhoneから流れるという、面白い機能も備えています。ニコ生みたいに、オンラインで寄せられたメッセージを合成音声で読み上げる機能とかあれば、より面白そうです。

 というか、前回紹介した、単体サイコンの最新モデルGARMIN「EDGE 810」が実現している機能と、まるっきり同じです。EDGE 810の場合、サイコン自体には通信機能を備えていないので、Bluetoothを使ってスマホとサイコンを接続。スマホの通信機能を間借りして、ネットに自分の位置をアップロードする仕組みのようです。

 連携にはBLEを使っているようなので、スマホ側のバッテリ的な負担を抑えつつ、自車位置中継を可能にしているとのこと。とどのつまり、「スマホ+サイコンアプリ」VS「高機能単体サイコン+スマホ」で、同じ事ができるというか、機能差が無くなりつつある……今がまさに、サイコンからスマホへの”過渡期”なのだと実感します。

 数年後、IGZO液晶採用で長時間バッテリが持続できる、防水スマホが当たり前になった時に、単体サイコンがどのような姿になっているのか……。値段勝負の低価格モデルだけになっているのかもしれません。

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 もちろん、Webページでライド情報を後からチェックする時も、ケイデンスなどの情報が確認可能。「あのツライ坂のところでは、こんなにケイデンス落ちてたんだな……イカンイカン」とか、後から見直すのもなかなか楽しんです。