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 多摩川の俺的ロングライド成功に気を良くして、40km程度の他のサイクリングロードを物色。輪行なんで何処でも行けちまいますが、まあ都内からそれほど遠くないところで...と、各種webやロングライダーズ(同人誌)をながめていると、「つくばりんりんロード」なる全長約40kmのサイクリングロードを発見。

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 場所は土浦から水戸線の岩瀬という駅までを繋ぐもの。なんで川沿いでも海沿いでもない平野のど真ん中にサイクリングロードが? と疑問を抱きましたが、なんでも、昭和62年に廃線になった筑波鉄道の廃線跡を、サイクリングロードのしたとのこと。つまり廃線跡をズーッとサイクリングできるというわけ。

 廃墟好きかつ鉄道好きでもあり、千葉はご存知鎮守の森好きの聖地。これは行かないわけには行きますまい。

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 というわけで秋葉原からつくばエクスプレスに変形型轟天号を持ち込み、終点のつくばを目指します。始点は土浦だろという話ですが、乗り換えが少なく辿りつけるのでつくばチョイス(輪行は乗り換えが多いとウザい)。土浦から5kmくらい上った地点になってしまいますが、まあいいんじゃね?

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 つくばエクスプレスの駅では、サイクリングロードの冊子もらえます。

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 午前中でガラガラのつくばエクスプレスに揺られ、半眼でじょしらく見てるあいだに到着。交番前で轟天号をトランスフォーム。噂のハリケンらーめんを途中で食おうと画策していますが、予定が狂った時に死なないように、コンビニで補給物資としてウイダーインゼリーと、我が血液いろはすみかん味を2本で買っていざ出発。

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 当然土地勘ゼロなのでiPhoneのいいなりで20、30分程度田舎道を進むと目の前ロードレーサーの一団が。りんりんロードに到着したようです。(↓ 9km地点あたりでりんりんロードに合流)

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 廃線跡だけに恐ろしく直線で、勾配も少ないのが特徴。坂道嫌いには最高です。視界が広すぎて、都内からここに来ると、目玉に魚眼レンズはめたような気がします。多摩サイよりもライダーの数は少なく、散歩の人もほとんどいないので、道を独り占めという感じ。

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 しばし直線を堪能。ふと背後を振り返ると、黒い雲が迫ってくるのが見えます。「これはもしや……」と思い、ちょうど目の前にあった常磐自動車道の高架下に避難。


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 ちょwwwwwwwwwww スコールwwwwwwww

 高架下は、あたりを走っていたライダーの緊急避難場所になり、しばし談笑。地元の女子高生がそのまま雨宿りせず突っ切って行って驚いたりしましたが、10分もすると晴れ間が。

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 というわけで、巡航再開。

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 しゃべっていたり、写真撮ったりしていたら、予定よりもだいぶ遅くなったのでスピードを上げます。ど直線がほとんどで見通しが良く、脇道もほぼゼロなので安心して走れます。

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 と思ったらニホンカワウソが!!! (おそらくイタチ)

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 いやー会社をやめる理由には十分な開放感

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 時たま、駅のホームが現れ、ベンチやトイレが出現。ここが廃線跡である事を思い出させてくれます。ホームの上にチャリンコで到達できる不思議感。休憩所が定期的に現れるという意味では、初心者にも安心なサイクリングロードと言えそうです。

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 田んぼと筑波山が風景の基本ですが、時折、林があったり、鎮守の森を通過したり、千反田家レベルの豪農の豪邸があったりと、意外に景色も楽しめます。

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 素晴らしく走りやすいんですが、たまに車道とクロスするポイント(元踏切?)があり、そこでは一時停止などしなければならないのが面倒。また、写真を見ればわかると思いますが、おそろしく周囲に飲食店が無く、自販機もほとんど無いので事前準備が重要です。

 気持ちいーと走っていたら、ハリケンらーめんとっくに過ぎてしまったので、飲食店をiPhoneで検索。検索結果1件www 道路沿いの「ラーメン北条」に到着。

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 家系の醤油で、腹が減っているというのもありますが、普通に美味しいです。ウィダーインゼリー持ってますけど、まあ温かいものが食べたいですし。

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 焼き畑の煙にまかれつつ、食休みを兼ねてのんびり再スタート。

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 いきなり撮影ワンポイント講座。北海道などに行って記念撮影する時もそうですが、雄大な平原を撮影する時は、カメラを目線の高さに構えて撮影すると、あまり雄大さが出ません。

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 そんな時は中腰で見上げるようなアングルで、空の面積を多くとると、あらふしぎ 深呼吸したくなる感じの写真に。手前に、空を見上げている人間とか、自転車とか自動車とか、ペットボトルとか、なんでもいいので、誰もがサイズを知っている被写体を配置するのも、比較対象になり、景色の雄大さを印象づける事ができます。

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 しかし、都内から1時間ちょっと電車に揺られ、適当にチャリに乗ってるだけでこんな風景が味わえるとは。良い場所ですな。

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 筑波山もだいぶ近くなってきました。

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 もう一つの見所である、鎮守の森ですが、ありすぎです。というかサイクリングロードの横にあるレベル。

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 岩瀬駅まで頑張って行かずに、周囲をポタリングして戻るっていう旅もアリでしょうな。

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 もったいないので飲む。

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 途中、またポツポツ雨が来て、千反田家の軒先で雨宿りさせてもらったりとハプニングもありましたが、真壁に到着。古い町並みが見所のよう。チャリでぐるぐる観光もしてみました。良い場所なんですが、人っ子ひとりおらず、観光地としては成立していない様子。個人的にはそこがたまりません。

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 とかなんとか遊んでいるうちに夕方に……。疲れた足を叱咤しつつ、スピードアップして岩瀬駅へ。

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 到着!! この素朴さがたまりません。自分の足でこんな場所まで辿り着けたという達成感も味わいながら、しばし周囲を散策→何もねえww→ 折り畳んでいると地元の人に補足→折りたたみ自転車の説明&実演(実は本日3回目)→「いいわねぇ、このへんだと何処で売ってるの? 」、「いやーこのへん今日初めて来たので」、「あらそう」、「兄ちゃん電車来てんぞ」、「ちょwwwwww」

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 そんなこんなで岩瀬駅のホームへ。小山行きは反対ホーム……エレベーターが無えwwwww クタクタですが、仕方なく自転車抱えて階段で反対ホームへ。あとはまあ湘南新宿ラインで都内へ。小山から新幹線というオモシロワードも浮かびましたが、新幹線ホームは思いつきで逆方向に乗ってそのまま辞表をメールで送りつけて無職になる危険性もあるので我慢。

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 結論として気軽に行けて、コジャレた感じの多摩サイも良いんですが、補給ポイントが少ないつくばりんりんロードは、オシャレ感をゼロにして、自然の雄大さも味わえるアドベンチャー要素を多めに盛った感じ。山道をうねうね進む冒険ロードとはまた違う独特の雰囲気で、小湊鉄道のような平地のローカル線が好きな人は、ああいった雰囲気の場所をチャリンコで延々と進める楽しさがあります。いやぁ、全国サイクリングロードめぐりってのも楽しそうです。

 全行程48.76km、時間は寄り道雨宿りいろいろ含めて約4時間。消費カロリーは約1,500kcal

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