レポートするとマズそうなので黙ってましたが、「ガンダムオンライン」のαテストに参加していました(PS3版の方ではなく、PC版の方)。知らない人もいると思いますので、とりあえず公式動画をどうぞ。


 簡単に言えば、ガンダムのモビルスーツが50 VS 50で入り乱れて戦争をやるという、大規模対人ゲーム。もっとぶっちゃければ、ファンタジーアースゼロ・モビルスーツ版という感じ。グラフィックを見ればわかりますが、低スペックのPCでも100人バトルができる程度のグラフィッククオリティに抑えられています(FEZよりはマシ)。

 良い点は、やはり大人数が入り乱れてドカンバキンと戦うカオス感。また、モビルスーツも強襲型(ジム・ライトアーマー/陸戦型ガンダム他)、重撃型(初期型ジム/デザートジム)、狙撃型(ジム・スナイパー)、砲撃型(量産型ガンタンク/ジムキャノン)、支援型(ジム・トレーナー/陸戦型ジム)などに別れていて、役割分担が可能。



 例えば、前線で戦うジムを、ガンタンクが迫撃砲で後方から支援し、支援型のジム・トレーナーが修理ビームで修理。ジム・スナイパーは丘の上で狙撃……といった具合。それぞれが役割をキチッとこなせば強い軍隊になりますが、たいていの大人数ネットゲームでは、皆が好き勝手に戦ってバラバラになるのがオチです。

 そこでこのゲームでは、100人のバトルに加え、バトルには参加せず、3人一組の小隊に、次の攻撃目標などの指示をひたすら出す司令官というポストも用意。その指令に従う事で統率のとれた進軍や、部隊間の連系がとれる……というのがウリ。バトルフィールド2のシステムと似たようなものです。また、司令官はエースパイロットというAIも投入でき、アムロやシャアなど、誰もが知っているガンダムのパイロットが敵&味方として登場します。

 全体として「やはりガンダムはミリタリー物なんだ。戦争は戦略と数(経済力)だ。IGLOOこそ至高」みたいな人が喜びそうな感じですが(にしては色調が軽すぎるけど)、ゲームとしてイマイチだなぁと感じた点は、モビルスーツの機動力が全体的に低く、モッサリしているトコロ。実際、バトルフィールドが宇宙空間ではないのでモッサリしていても重厚感があってガンダムゲームとしてはリアルで良いのですが、ガンタンクで湖に水没して這い上がろうともがいたり、前線に近づこうと延々と移動している時に「なんでこんなにオセエんだよ」と毒づきたくなります(MSの改造・改良が進めばまた変わるのでしょうけど)。

 また、ビーム兵器があたりまえのガンダムでFEZのようなバトルをやるわけですから、当然ながら遠距離戦が基本。交戦距離としてはFPSのスナイパーの距離というイメージ。FEZで弓矢や魔法職が強化されると「(熱い近接戦闘が減って)遠距離ゲー化してつまらない」とボヤかれる事がよくありますが、ガンダムオンラインはまさに究極の遠距離ゲー。ビームサーベルで格好良く敵に斬りかかる前に、ビームの雨で蜂の巣になります。

 リアルに再現すりゃ、当然そうなりますが、そこだけリアルにしてどーすんだという気もします。FEZの前衛職(両手斧など)では、飛び交う魔法攻撃をテクニックで避けながら一気に敵陣に踏み込み、大ダメージを与えて離脱する事もプレーヤーの腕次第で可能ですが、このゲームでも“上手くなればそういうプレイができる”可能性をどこまで増やしていけるかという印象。遠距離でビーム撃ちあうスナゲーはつまんないので。

 ちなみに、モッサリガンタンクで移動中にシャアが現れた時の絶望感は異常(まわりに味方おらず)。為す術もなくボコられると「シャアぱねえwww」とテンション上がります。あと個人的にMSはどうでもいいので、ヒルドルブ乗りたいです。