3月24日に東京・プリズムホールで開催された「AVAれ祭 2012 -春の陣-」に、我々AVA界を伏し目がちに代表するコミュ障クラン「しおいんですけど」も参加してきました。

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 今回は初の有料参加イベントとなったわけですが、結論から言うと、これまでの大規模オフラインイベントの中で、最も完成度の高いイベントだったと個人的に感じています。チケット制により、そもそもの来場者数が制限され、座席が最初から確保。これにより、長時間の行列や、不自然な姿勢で長時間鑑賞する肉体的・精神的苦痛から開放されたのは非常に大きいと実感できるイベントでした。

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 また、イベント進行もスピーディで無駄が省かれていたのも好印象。来場者が参加できるマッチも用意されており、スター選手のプレイを眺めるだけという印象のイベントから、グッと身近になったような気がします。唯一気になったのは、EUとNRFの赤と青の色分けと、赤組応援席、青組応援席の色分け入れ違いになるゲームがあった事。赤組応援席に座っていたので、ゲーム画面で赤いチームを応援していたら、逆だったという事があり、「わかりにくいなぁ」と感じた程度です。

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 今回のイベントでは、入場口のすぐそばに、「パートナーを見つけてガチャコインゲット」企画用に、“パートナー見つけ場所”が用意されていたのも新しい点。ライフルマンならばライフルマンゾーンに行って、勇気を出して話しかければ、相手が見つかりやすいというわけです。

 ただ、勇気が出せるならコミュ障になってはいません。そんなトゥーシャイシャイボーイな人に向けて、我がクランのオフィサー、のんれす先生が「無言でもオーラでパートナーを見つけられる方法」を指南してくださいました。

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 これが江戸時代からコミュ障技として伝えられる"脇差し(わきざし)”というテクニックです。胸元に挿し込むことで、当人は視線をキョドらせた状態であっても、「ああ、この人はNRFのスナイパーを探しているのだな」と、相手に理解させる事が可能です。

 しかし、コミュ障は無意識に、自らの周囲0.8mに、AHTフィールド(あの人なんか近寄りたくないフィールド)を展開してしまうのは御存知の通り。”脇差し”でもパートナーが現れない人は、次の御業、「プラチナカードホールディング」を試す時です。

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 これは、先生が看板・プラカード持ちのバイトから編み出したと推察される高等テクニック。相手の視線の位置にキャラクターカードを提示できるため、視線誘導率が上昇。鼻息と舌使いで小刻みにカードを揺らすことで、さらなる注意喚起も可能です。なお、先生は、我がクランで最も遅くパートナーが成立し、「なにやってんだよ」、「おせえよ」と祝福されておりました。

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 パートナーを見つけてコインをゲットした後は、応援メッセージでさらなるゲットを目指します。スター選手の活躍を応援する事も重要ですが、AVAの面白さを広くあまねくスイーツ層にも知らしめる活動も怠るわけにはいきません。

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 コインを入手したら、後の混雑を予想し、早めにガチャを回しましょう。先生のように観察眼が鋭いプレーヤーは、カプセルの色と、紙の透け具合からシリアルの中身が見通せるとのこと。ガチャコーナーに、プロのパチンカスが釘を読む時のような緊迫感が漂います。カプセルの色とシリアルに関係性が無い事が判明するのは、この3分後の事。

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 ゲームプレイもガチャまわしも、勢いが大切な面がありますが、勢いだけではカプセルを取り落とします。ここにも一つの人生訓があります。

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 想像力と判断力もオフイベでは重要です。凡俗には、単なる空きカプセル捨て場に見える事でしょう。 しかし、誤ってカプセルと一緒にシリアルの紙も捨ててしまっている人がいるかもしれない。 

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 はえええwwww

 オフイベも体力勝負。一息ついたらランチです。メニューは当然、神世の駅弁・「牛肉どまん中」。当然ドームやプリズムホールに駅弁なんて売っておりません。米沢からの持ち込みです。

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 フハハハハ!! 見事なブロンズよ!!!

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 おい、誰だシュウマイ喰ってんの

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 イベント内容はUSTのバックナンバーあたりをご覧下さい。なんか俺のツイートが紹介されている気がする。

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 結局、赤組応援席に座った私は、追加でもう3枚のガチャコインをゲット。Detonator様、UST視聴者様、場内から参加したエキシビションマッチのプレーヤー様、ありがとうございました。まあ、当たった武器などの話は、また今度ゆっくりと。

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  イベント終了後は、恒例(?)のシリアル交換会が。欲を言えば、交換場も用意されていると最高でしょうが、そこまでワガママ言うのも無茶でしょう。ビッグサイトなど、より広い会場であれば、少々たむろっていても迷惑にはならないと思います。わらしべ長者よろしく、シリアルを肴に、知らない人と話すのも楽しいものです。コミュ障クランが言う事ではありませんが。なお、先生はダブった「P90 Harimau」を、ダブったままお持ち帰り。クラメンの鑑と言うほかありません。「デスモと交換しても良いという人は、Twitterかコメント欄か何かでご連絡をおねがいします」とのことです。

 参加されたみなさん、運営の皆様、お疲れ様でした。