TGS開幕を前に、ゲーム関連の発表が相次いでいます。仕事柄(面倒で最近あまり隠す気がなくなってきた)「ニンテンドー3DSカンファレンス 2011」、「SCEJ Press Conference」と渡り歩いていますが、各社考え方に違いがあって面白いです。TGSのブースが大幅に縮小されて日本市場さようならムードのXbox360は除いて……の話ですが。
 


 「モンハン」ばかりが取り上げられますが、3DSの新作ゲームは当然ながら任天堂謹製ソフトが多く、動いている映像を見ると、どれも“面白そうだなぁ”と感じさせる、独特の動きの心地よさがあるのが特徴と言えるでしょう。

 ただ、3DSのゲーム機としてのスペックが低さや、画面の絶対的な小ささが災いし、映像的なインパクトが薄く、一目でとりこにするような映像のパワーや、新しい体験ができそうなワクワク感に乏しいのが全体の印象。「NEWラブプラス」も、従来の「ラブプラス」とビジュアル面で大きな進歩があるかと言われると正直微妙なところです。
 


 対する「PlayStation Vita」のローンチタイトルには、「マリオ」や「モンハン」のような看板タイトルが少なく、数は揃っていますが、「とりあえずこれは買わなきゃダメでしょ」というゲームソフトが見当たらないという状況。昔からそうだと言われればその通りですが……。
 
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 ゲーマーには不評かもしれませんが、私のようなガジェットオタクから見れば、ガジェットとしての魅力は超一級。5型の有機ELにフルブラウザ、TwitterやFacebook、Skypeができて、ニコ動も見れ、動画・音楽も再生でき、デジカメにもなり(解像度低いが)、たまにゲームもできる端末と考えると2万円だか3万円ならば爆安です(Twitter投稿場面は↓動画の3分20秒あたり)。




 IEEE 802.11b/g/nの無線LANもついているので、しばらくしたら「DTCP-IPにも実は対応していてBDレコーダの録画番組が見れちゃいます」、「PS3+torneで録画した番組が見れちゃいます」とかいうアプリが登場する可能性も大。心配なのは、ソニーにおける「iPod touch」になるべく登場したAndroid 2.3搭載ウォークマン「Z1000」が、登場した瞬間にかなりVitaに食われてしまう事ぐらいです。

※写真はヘッドホン装着時(左:ブラック 右:レッド)/(左:レッド 右:ブラック)

 無難な落とし所として発表されたドコモキャリアとプリペイドデータプランは、軽い通信対戦と文字ツイート、「フレンド」機能でのチャット程度ならばこれで十分という判断なのでしょう。ただ、契約更新手続きや、更新しなかった場合のUIMカード再発行手続きなど煩雑なシステムで、子供も手にするゲーム機としての簡便さがありません。不満続出で、1年後くらいには大幅な変更が加えられる予感。今のところGPS機能目当てに3Gモデルを購入し、付属のプリペイドを消費した後は、別のモバイルルータと組み合わせて遊ぶというのが無難な回答のように思われますって、お前はiPadか。

 ハードのことばかりウダウダ言ってますが、ゲームソフトで一番印象に残ったのは、実は3DS用の任天堂ソフト。「ゼルダの伝説 25周年キャンペーン」として、9月28日からDSiウェアでなんと無料で配布されるという「ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション」です。
 


 4人まで協力プレイができるゼルダが、無料で落とせるというのは3DS/DSiユーザーにとって嬉しい次第。あまりにも大量にゲームソフトが発表され、完全に埋もれている気がしたのでピックアップしてみました。3DSのアンバサダープログラムで太古のファミコンソフトを沢山落として、全部5分プレイしないうちに投げ出して放置しているので、このゼルダは忘れないようにダウンロードしたいと思います。