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しおいんですけど

ネトゲやPS4、PS Vita、自転車などを楽しむクランメンバーによる合同ブログ。AVA、BF4など、広く浅く楽しみます。さらに、6番目の味覚“しおい”を探求するグルメサイトと、ニーソや絶対領域を探求する求道者の隔離病棟も兼ねています。自分でも何を言っているのかわかりません。基本読まないでください。

2017年01月

ロードバイクマンガはもっと自由でいい「はやめブラストギア」


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 相変わらず人気の「弱ペダ」、アニメ化も実現したお馴染みの「ろんぐらいだぁす」、そして今期は「南鎌倉高校女子自転車部」のアニメが放送中……と、ロードバイクに関連する作品が花盛り。

 サッカーや野球のように……とまではいきませんが、ロードバイクやロードレースというスポーツ&趣味の世界の認知度は、ここ数年で大幅に高まったと言えるでしょう。

 ジャンルが成熟していくと、そこで発表される作品のタイプも多様になっていきます。例えば、ミリタリー趣味が成熟し、史実を紹介したり、歴史のIFを描くだけでなく、美少女が戦車に乗ってドンパチやるアニメが登場するように。

 ロードバイクでもそれは同様。ロードバイクってこんな乗り物ですよ、こんな風に楽しむんですよ、ロードレース競技ってこんな世界ですよ、という"紹介的”な作品が多かった中、異彩を放っているのが昨年末に発売された竹山祐右さんの「はやめブラストギア」(少年画報刊)です。


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 俺の知ってる風張峠が世紀末ゾーンにwwwww

 主人公は、ロードバイク好きの美少女・円城寺はやめ。彼女は今日も峠を楽しくヒルクラしますが、知らずと踏み込んでしまったのはロードバイクの闇の世界、デストライド。

 要するに、”野良レース”でバトルし、負けた方がスプロケなどのパーツを奪われてしまうという物語。敗者は自走不能になってしまうので輪行で帰るほかないのですが、その際には勝者のロゴ入り輪行袋(ルーザーズバッグ)に入れて帰らねばならないという屈辱のオマケ付き。

 な、なんてバカなマンガだ(最上級褒め言葉)

 俺今度から、輪行袋の事ルーザーズバッグって呼ぶわ

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 ロードバイクの魅力初心者向けゆるふわなどのワードを銀河の彼方に葬り去るこの勢い。たまりません。

 もちろん、レースの内容もおバカの極地。タイヤで石をはじいて攻撃したり、壁を走ったりと、「んなバカな」の連続。

 しかし、そんなおバカな設定やバトルを、熱量たっぷりに描く絵の力と、ムチャクチャだけどどこか憎めないキャラクター達の動きでグイグイ読ませます。やはりおバカは貫いてこそ華。ああ、私の愛するロードバイクの世界にも、こんなマンガが登場するようになったんだと、勝手に誇らしい気分になったりします。なぜ「ばくおん!!」のようなイカれた熱いマンガがロードには無いんだと羨ましく思っていたので、胸のつかえがとれたようです。

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 一見、世紀末覇者なノリだけで決まっているような"パーツを賭けたバトル”も、冷静に読むと、よく考えられています。ご存知の通り、ロードバイクは機材スポーツでもありますが、細かなパーツのグレードアップは、本当にロードバイクが好きな人でないと読んでいて面白くなく、マンガにしにくい面があります。

 例えば弱虫ペダルで、坂道くんが合宿で死ぬ気で努力し、実力がUPするパートは誰が読んでも熱いですが、自転車屋に出かけて「こっちのホイールの方が400g軽いから今泉君買ってよ」とか「ハンドルまでカーボンにしたら御堂筋くんに勝てるぞ」みたいな話が展開してもシラケてしまいます。

 けれども、パーツをグレードアップしてより速いバイクに進化させていく事や、パーツを変えた事で走りが変化するという部分は、まぎれもなくロードバイクの魅力の1つ。そんな要素を、物語の中にうまく取り込み、前に進む大きな原動力としている部分が巧みです。

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 取引されるパーツ、舞台のチョイス、繰り出される必殺技など、随所に作者のロードバイク愛が垣間見えるのもポイント。ムチャクチャな物語ではありますが、”しっかりとロードバイクしている”ので、ローディーが読んでも「なんか違う」と首をかしげることなく、むしろ「なんだこれはww」と笑いながら読み込んでしまうことウケアイ。

 実際に野良レースバトルをするわけにはいきませんが、チェレステのロードとウェアで風のように走り、ライバルを倒していくはやめの姿からは、”ロードバイクマンガはもっと自由でいい”という声が、聞こえてくるような気がします。



 

かき醤油を使った味付のりでヒルクラがどんどん遅くなるふしぎ

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 セブンプレミアムとAmazonパントリーで生きているへるはうんどです、こんにちは。

 セブンプレミアムはさておき、“Amazonパントリーって何”という方に簡単に説明すると、Amazonプライムの会員が利用できるもので、日用品を手軽に1つから購入できるもの。例えばAmazonでコーラを頼もうとすると、12本や24本など、大量でないと注文できない場合があります。

 Amazonパントリーの場合は、1本、1つから購入でき、まるでスーパーのカゴに入れるような感覚で「コーラ1本と、ポテチ1袋と、歯磨き粉1つと、缶詰2つと……」というようにポチポチしていけるわけです。

 ポチポチしていくと、1つのダンボールに“商品が入っている専有スペース率”がUP。調子にのってポチポチし続けると、100%を超えて、2つ目の箱になっていく……という感じ。

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 ここに1つの罠が。ポチポチして70%、80%、90%と増えていくと、芸術的に99%にしないと負けた気がして、別に必要もないガムとかを追加してしまうのです。そんな“隙間衝動買い”で、最近ヒットだったのがアサムラサキの「かき醤油味付のり」。

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 テーブルの上に置いておく「味付けのり」の一種なのですが、その名の通り、味付けに広島県産のかき醤油を使っているのが特徴。普通の味付のりは“甘い醤油味”ですが、この海苔はふんわりと牡蠣の風味や甘みが口に広がり、“よりリッチな味付けのり”という塩梅。白米に乗せると体重増加が止まりません。

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 72枚入りで約580円と、普通の味付けのりと比べると高価ですが、目玉が飛び出るほど高いというわけではないので、ちょっとした贅沢です。

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 すっかり気に入って、同じメーカーの海苔ではなく、“かき醤油そのものを買ってみたらどんな味だろう”とポチリ。

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 かつお、こんぶ、しいたけの3種類のだしと、広島県産かきの旨みをギュッと詰め込んだような味で、深みがあり、刺し身や焼き魚、豆腐などにもバッチグー。

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 卵かけご飯にも良いですし、禁断の白米に醤油だけちょこっとたらしても十分美味しく食べられ体重増加と塩分過多が止まりません。










 

日本列島縦断ブルベから変態カメラまで、冬コミ同人誌をチェック


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 商業誌から同人誌まで、自転車乗りがニヤニヤする漫画を紹介してきた「自転車乗り向け漫画紹介」カテゴリ。

 新たなネタを補給するため、昨年末に開催された冬コミ(2日目)も、行こうと考えておりましたが、ライドを優先して不参加。しかし、同人誌自体は入手済みですので、注目の新刊をザザっと紹介。欲しくなったら、COMIC ZINなど、委託販売を行っている書店で購入可能です。

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 まずはお馴染み「LONG RIDERS」の新刊。このブログでもずっと取り上げてきましたが、はやいもので、もう「7.0」。その間、コミックになり、アニメ化もされ、まさに怒涛の展開です。

 しかし、7.0になっても「距離の長い短いに関わらず、ローディーそれぞれにとってのロングライドをレポートする」という根幹は変わっていません。

 象徴的なのが、「小さなランドヌールが挑戦! 初めてのパン屋さん23.1km」。小学生の娘さんとの、23.1kmのライドをレポしたもので、距離は短いながら、中身は立派なロングライドレポ。体の痛み、前に進まない向かい風、折れかかる心を美味しいグルメで奮い立たせ、「あとちょっとで着く」という先輩ローディー(パパ)の口車に騙されながらの大冒険。微笑ましいだけでなく、”なぜ自転車で大変なライドをするのか”というプリミティブな楽しさを思い出させてもらえます。

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 「LONG RIDERS」と言えば、定番の木崎湖へのライド。死ぬまでにいつか、自走で木崎湖に行こうと決めている私には、参考になるライドレポです。今回のルートは、東京の立川から、飯能方面に進み、高崎を経由して碓氷峠から長野方面へ……というもの。私は荒川CR→利根川CRを考えてばかりいたので、このルートも新鮮です。しかしながら、木崎湖への旅はやはり一筋縄ではいかないようで……。

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 一方、私が逆立ちしても走破不可能な異次元ライドのレポも。「連続10日間! 日本列島縦断ブルベ2400km完走の記録」というタイトルを読んだだけで、ふくらはぎが痙攣しそうです。あまりライドレポを目にした事がない、金沢や北陸、新潟あたりの海岸線ルートがどのような感じなのか、資料としても興味深い内容です。

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 こちらもお馴染み、最近ではナイスな輪行袋を作る人としても知られるPEKOさんの「腐ったオタクの自転車ライフ4~オトメチャリ旅編~」。もはやタイトルに「オトメチャリ旅編」などと書いてあっても、「こんなのはオトメ旅じゃねえ」と言うツッコミを入れる準備は万端。そしてページをめくると、その予想が斜め上に当っていくエクストリームライドが満載です。

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 大阪~広島ライド、紀伊半島一周、四国旅など盛りだくさんの内容。PEKOさんの本は、ルートや景色などよりも、スタート地点への行き方、宿泊施設、旅先でのトラブル、出会った人などに重きをおいてレポートしているのが特徴。まるで自分もその場にいるかのように「ひえーどーすんだこれ」と頭を抱えたり、「いやぁー助かった」と胸をなでおろしたりできます。旅の醍醐味と言えば、地元の人との出会いや触れ合いですが、ロードバイク旅でもそれは同じなのかもしれません。

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 大塚志郎さんの「びわっ子三姉妹自転車旅行記佐渡ロングライド2016完結編」。佐渡ロングライドに挑戦した、ご存知・びわっ子三姉妹の奮闘を描くコミックも最終巻。

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 大野亀から両津港、そしてゴールまでが描かれます。私の中の「佐渡ロングライドのキツさ情報は」、かの有名な"Z坂”くらいしかないのですが、どうやら地獄はそれだけではないようで……。

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 自転車とは関係ないのですが、カメラ系の人たちの間で話題の同人誌が「飛び込め!! 沼」。「NieA_7」や「リューシカ・リューシカ」の安倍吉俊さんが、カメラ趣味というか、シグマ愛を炸裂させています。

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 高校生の少年が、先輩であり、カメラ屋の娘でもある女子高生に「本格的なカメラが欲しいのですが」と相談。しかし、この先輩がマニアックなデジタル一眼「sd Quattro H」の発売を待ち望む変態求道者であったため、始まったばかりのカメラライフが、いきなり怪しげな沼へと突入していくという内容。

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 私もかつてFoveonセンサーのカメラを持っていましたが、カメラの良し悪しはセンサーや解像感だけで決まるものではありません。うまく言えませんが、シグマのカメラを愛用するためには、欠点も愛せる懐の深さが求められるわけです。

 そんなシグマ愛あふれる先輩は、解像感の高さを実感できる錆びた自転車や、葉っぱの葉脈撮影に余念がなく、もはや手遅れ状態。

 しかし、「ボディ内手ブレ補正」など、最近のデジカメに搭載されている「失敗しないための便利な機能」に頼る事を良しとせず、そうした便利機能が無いシグマのカメラこそ、撮影の基礎が身につくカメラなのだという姿勢には謎の説得力があるのでたちが悪くて最高です。

 ロードでもカメラでも、沼は飛び込んでこそ華なのかもしれません。
 
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【血の味ランキング】

29
大弛峠※激坂十傑集
28.5 乗鞍ループ※激坂十傑集
28 風張林道※四天坂
27 箱根ループ※激坂十傑集
24 渋峠・毛無峠※激坂十傑集
22 埼玉のラルプ・デュエズ
21 乗鞍※激坂十傑集
20.5 子ノ権現※四天坂
20 有間峠/白石峠
19 苦労坂(東都飯能CCの激坂)
19 成木峠
18.9 鋸山林道
18.3 和田峠※四天坂
18 渋峠※激坂十傑集
18
榛名山
12 鶴峠(全区間)
11.8 都民の森※四天坂
11 風張峠(奥多摩周遊道路)
10 ヤビツ峠
9.6 仁田山峠
9.5 牧馬峠
9.2 梅ノ木峠
8 入山峠/碓氷峠/不動峠
8 山伏峠
8 雨降林道
7.5 名栗湖坂/龍崖山脇
7 鶴峠(甲武トンネルまで)
7 穴川林道
6.2 裏尾根幹
6 梅ヶ谷峠
4 大垂水峠
4 物見山
2.7 いろは坂/亜美ちゃん坂
1 東村山のラルプ・デュエズ
敗退 鳥居観音
敗退 奥武蔵グリーンライン

【短距離激坂集】
程久保の激坂/ガスト坂/百草園/別所坂

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ロードで長野県まで行けるか!? なつまちライド

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多摩湖CRを超え、秩父めんま化ライド

チャリで木崎湖への道 ~AACR 120kmに挑戦


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アヴァ子ちゃんの躁鬱

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クランメンバー(現在3人)
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自転車/アニメ/カメラ/ゲーム/オーディオ好き。名刺の肩書きは編集・記者で時折カメラマン。愛機D3/α7/RX100M3他。 愛車PINARELLO ROKH/DAHON MuP8。インナーロー教団主祭神 兼 生贄のピザ豚

:morrissey48
:stillill48
売りスレからAVAに最近リハウスしてきた。趣味はドッグタグ収集と戦車の真後ろで野グソ。退役JSです。職業は売春婦です。のんれす

:Vrinks526



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生理学的味覚である甘味、酸味、塩味、苦味、うま味に続き、新たに発見された第6の感覚。解明が進んでいないが、クランメンバーは唯一その絶対量を正確に判断する舌を持っている。唐揚げやラーメン、タルタルソース、フリトレーの菓子、粉チーズなどに多く含まれているが、塩分過多を示す感覚ではなく、ひらがな表記となる。また、「しおいんですけど」は否定的な意味ではなく、「シェフを呼べ」を上回る現代ブサイク食界で最上級に値する賛辞を意味する。唯一拒否反応を示すのは脂肪肝ぎみの肝臓だが、内蔵の悲鳴を黙殺して箸を進めざるおえない“背徳的かつ圧倒的な味覚の快楽”が、現状最も適した説明である。「しおいんですけど」に続く言葉の意味は、その味覚に目覚めた者しか知る事はできない。たまにネトゲ「AVA」をプレイしています。

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