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私がロードバイクに乗る理由は大きく3つありました。それは、健康になる、綺麗で面白い写真を撮る、ストレス解消。
“でした”と過去形なのは、昨年の10月、渋峠に行ったため。あの日以来、私がロードバイクに乗る理由に、4番目の渋峠に行くためが、追加されました。
絶景の渋峠を登る事で、健康になり、ストレス解消になり、綺麗な写真は撮れます。わざわざ4番目の項目として追加する必要はないと思われるかもしれません。しかし、私の中で渋峠の絶景ぶりは、今まで挑んだ様々な峠や山を圧倒しており、とても同列に語れるものではありません。渋峠に登るという行為自体が、独立した、ロードバイク乗りとして1つの目的となるほど心奪われ、熱に浮かされているのです。
昨年以来、また渋峠に行きたい、あの絶景の中に存在したい……と思い続けていましたが、冬の間、渋峠は雪に閉ざされてしまいます。どんなに絶景だろうとも、大弛や乗鞍などと同列の、2,000mを超える尋常じゃない峠なのはご存知の通り。軽はずみに行っていい場所ではなく、装備と脚力と経験、挑むための準備をしっかり整えた者だけに許される楽園でもあります。
すなわち、閉ざされた天国への扉が開くまでのあいだ、ただ黙って脚力を鍛え、来るべき帰還に備えるのが私に課せられた義務と言えるのです。
入院リハビリ失敗してさらにデブった肉塊になってもうたww
高尚に構えたところで、所詮はただの白豚。渋峠に焦がれつつも、高カロリーな食事を口に運ぶ手は止められず、肥え太っていくだけ。2,000m級の峠に挑む準備がまったく進まぬまま、渋峠の開通を迎えてしまいました。
しかし、今年の新年会で、のぼうさんの提案で開通間もない4月23日に渋峠に挑むことになっていたのでした。デブってる場合ではありません。
やべえww 登れないオレww
昨年は10月でしたが、今年は4月。季節が違えば難易度も変わってくるでしょう。そして、大きな違いは、雪がまだ残っており、数メートルの雪の壁が見られること!!
新緑や秋の紅葉も美しそうですが、巨大な雪の壁に、自分のロードバイクを立てかけて記念撮影はぜひしてみたいところ。
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