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しおいんですけど

ネトゲやPS4、PS Vita、自転車などを楽しむクランメンバーによる合同ブログ。AVA、BF4など、広く浅く楽しみます。さらに、6番目の味覚“しおい”を探求するグルメサイトと、ニーソや絶対領域を探求する求道者の隔離病棟も兼ねています。自分でも何を言っているのかわかりません。基本読まないでください。

2014年11月

さよならトップチューブバッグ計画:第3回スマホバッテリ問題の救世主!? STRADA SMART

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 今まで私のライドを支えてくれたトップチューブバッグからお別れしようという計画。これまでの第1回ではCO2ボンベを、第2回ではアクションカム用のバッテリをバッグから取り除く事に成功しました。

 残る課題は、最大にして最難関、スマートフォンをバッグから取り除きます。

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 ここでおさらい。

 ローディーは、GARMINの専用サイコンを使っている人が多いですが、私はスマホをサイクルコンピュータとして使っている派です。今現在、どのような構成になっているかというと、以下の3つのハードウェアを組み合わせています。

  • スマートフォン(Xperia Z1) + サイコンアプリ「runtastic Road Bike Pro」
  • Wahoo Fitness スピード・ケイデンスセンサー Blue SC
  • Wahoo Fitness 心拍計 Blue HR

 スマートフォンにはGPSが搭載されているので、走行ルートのログ記録や、位置情報の変動からおおよそのスピードの計測は可能です。しかし、厳密なものではなく、ケイデンスや心拍数も計測はできません。そこで、ホイールの回転からスピードを計測、ペダルの回転からケイデンスを計測、さらに心拍数を計測する器具を追加。それらのデータをスマホに送り、アプリの「runtastic Road Bike Pro」で表示。記録も行なう……というカタチになっています。

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 ここらへんの話は、以前ウダウダ大量に書いているので、詳しくはそちらを御覧ください。また、これらの機器とスマホの通信には、消費電力を抑えながら機器間のデータ通信ができるBluetooth Low Energy(BLE/通称:Bluetoothスマート)という技術が使われています。

 このスマホをサイコンに使う方法……、専用機器のサイクルコンピュータを購入するより、安上がりで済むという利点がありますが、2つの大きな問題がついてまわります。それが、スマホのバッテリが保たないという事。そしてスピードやケイデンス、心拍の確認をスマホの画面で行なう必要がある、という事です。

 せっかくの各種データを確認するためには、視界の中にスマホを設置しておく必要があります。ですから、ハンドルに固定したり、トップチューブバッグに入れたりする必要が生まれます。また、バッテリが保たないため、モバイルバッテリからの給電も必要になる……、私がトップチューブバッグを使い続けていたのは、スマホをサイコンとして使う際の、この2つの問題から逃れられなかったからと、言い換える事ができます。
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 そもそも、なんでそんなにスマホのバッテリが消費されるのでしょうか?

 GPSや速度、ケイデンス、心拍データを逐次記録し続けているから……というのもありますが、最近のバッテリ容量が増えたスマホにとっては、そこまで致命的にバッテリを食う処理ではありません。最大要因はやはり、もっともバッテリが消費される部分、ディスプレイです。

 一時期「バッテリが3日持つぜ」とか、シャープが一生懸命CMで宣伝していた「IGZO(イグゾー)液晶」、ソニーが開発した「WhiteMagic」などの技術により、大画面のスマホでも、かなりの長時間利用が可能になってきました。これらは中身は違いますが、ディスプレイの消費電力を下げたり、同じ消費電力を使った場合に画面をより明るく見せたりするもので、バッテリ大食いのディスプレイをなんとかしようぜという目的は共通です。 

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 その証拠に、試しにスマホをサイコンとして使いながら、ライドの途中で一回もディスプレイを表示させず、つまり、スマホの画面は真っ暗なままでライドを終えると、いつもは20%程度まで消費されているルートでも、70%くらい残っていたりします

 じゃあ画面消しとけよ
って話ですが、走行中にスピードとかケイデンスとか心拍を確認したくてイロイロ買い集めたのに、まったく画面表示しなかったら意味ねえじゃんと、フリダシに戻るわけです。
 
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 そこで登場するのが、第3回の主役。猫目から販売されている、「STRADA SMART」(ストラーダスマート)です。

 なにこれ、単なる安くて小さい、機能最低限の、よく2,000円くらいで売ってるサイコンじゃん? と思いますが、実はなかなか高機能なシロモノ。何をするものかというと、下の図で一目瞭然です。

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 Bluetoothスマート通信で、スピード/ケイデンスセンサー、心拍センサーから情報を受け取り、表示・記録するスマホ。そのスマホから、スピード/ケイデンス/心拍などの、走行中に必要となるデータを、Bluetoothスマートで送ってもらい、表示するための小窓、それがSTRADA SMARTです。

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 よーするに、これさえあれば、スマホは背中のポケットに仕舞って、画面をOFFにしたまま、走行中に必要なデータだけを、ハンドルに取り付けた小窓で確認できる……。難しく言えば、「Bluetoothスマート経由でサイコンアプリの情報を表示する小型外部モニタ」のようなものです。


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 画面上にあるアイコンでわかりますが、普通のサイコンが表示できる情報に加え、スマホへの着信とか、メールが届いた事を知らせる表示もあります。他にも、アベレージの数値や、現在時刻、累積走行距離なども表示が可能。

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 本体裏にボタンが隠れていて、ハンドルなどに取り付けたストラーダスマートを、上からボタンのように押し込むと、カチカチと、各種表示が切り替わるようになっています。

 実際にステムに取り付けてみると……

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 超見やすいwww

 今までトップチューブバッグに入れたサイコンは、位置が自分に近すぎたり、スマホのディスプレイを覆うビニールのカバーが光を反射して見難くて、まともに各種データが確認できませんでしたが、コレはもうちょっと目を下に動かせば確認でき、快適そのもの。というかこれがサイコン専用機の一般的なスタイルなので、ようやくGARMINとか使っている人と同じようなスタートラインに立てたと言えるのかもしれません。

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 スマホはずっと背中のポケットの中。コンビニ休憩などで、ストラーダスマートとスマホが離れ離れになると、ストラーダスマートはデータを受けられず、スリープモードに。しかし、自転車に戻ってから、一度本体をポチッと押し込めば、「接続相手のスマホはどこかいな」と再び探しはじめ、背中のスマホを見つけて、再度、スマホから発せられている各種データを表示してくれるようになります。

 もちろん、背中のスマホは走行中、一切ディスプレイは表示していないので、私のスマホ(Xperia Z1)の場合、100km近いライドをした後もバッテリは30%程度残っています。精神衛生上よろしくないという場合は、背中のポケットに、前回アクションカム給電用に紹介したANKERのミニモバイルバッテリをもう1本忍ばせているので、コンビニ休憩などでスマホと接続。背中にスマホを入れたまましばらく充電してやれば、まったく問題ありません。

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 すばらしい!! すばらしいぞストラーダスマート!!

 まさにバッテリ問題に悩むスマホサイコン愛用者の救世主!!

 ……と、褒めちぎりたいところですが、3つほど気になる点があります。

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 1つ目は、ストラーダスマートとスマホを連携させる時に必要な専用アプリ、「Cateye Cycling」。このアプリは、Wahooのスピード/ケイデンス、心拍センサーから受け取った情報を記録すると共に、ストラーダスマートに再送する役目をしています。つまり、ストラーダスマートを利用する時は、このアプリで走行データの記録を行なう必要があります。

 記録したデータは、CAT EYEが展開しているサービスの「CAT EYE Atlas」にクラウド保存できるほか、STRAVAと、TrainingPEAKSというサービスにもアップロードできます。しかし、私が愛用している「runtastic Road Bike Pro」には対応していません。

 そこで、「runtastic Road Bike Pro」アプリと、ストラーダスマートを同時に起動。2つのアプリでログを録るというやや強引な手法を使う事に。まあ、これはこれでもイイのですが、何故か、2つのアプリを動かした状態だと、私のスマホでは「runtastic Road Bike Pro」側が心拍センサーを見失う事が多く、データとして不完全なものが記録されてしまいます。同じく、ストラーダスマートを使っている茶川探検隊のakikiさんは、問題なく2つのアプリが使えているそうなので、これは私のスマホとの相性の問題だと思われます。

 待っていればいつかは、「Cateye Cycling」が記録したデータのアップロード先に、「runtastic」も追加されるのではないかという期待も抱いていますが、最近では「しょうがないなぁ」と思いながら使いはじめたSTRAVAの方が、runtasticよりも面白くて(他人の記録と競争できたりする)、これからSTRAVAを使っていけばいいやと思うようになってきましたww

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 2つ目は、ストラーダスマートのディスプレイにバックライト機能が無く、日が暮れると、何が表示されているのかサッパリ見えなくなる事ww まあ、これはストラーダスマート自体の消費電力の少なさなどに関係してきますが……。とはいえ、バックライト搭載型が出たら、そっちに乗り換えたいような気もします。

 3つ目は、スマホの地図や、ナビアプリが当然ストラーダスマートの画面では見えないので、行ったことのない道を、地図やナビを頼りに進むという使い方ができない事。ある意味、これが一番の問題と言えます。逆に言えば、「知ってる道が大半」、「前日にPCや地図でしっかり予習する」、「道の確認はたまに背中からスマホを出せばOK」という人であれば、さほど問題にはならないかもしれません。

 いちおう、これをなんとかできるのではないかというアイデアはありますが、まだ実行に移すかどうかは未定です。

 ……こうした様々な取り組みを経て、現在、トップチューブバッグとバイバイして、ライドを楽しむ事ができるようになりました。100km前後のライドであれば、基本的にはこのスタイルで。地図やナビを頼りに、超遠距離の冒険をするというような場合は、トップチューブバッグと大型モバイルバッテリを復活させて対応するという、2ウェイパターンで運用していく所存です。

 ここまでアレコレ試行錯誤やってきた結論としては、はじめからGARMINのナビ付き専用サイコン「EDGE 800J」とか買っておけばそれでシンプルに済んだんじゃねーの? (TдT)>俺

 まあ、過程を楽しむのが趣味ですし……ねぇ……。

 ちなにみ、ストラーダスマートと類似の製品としては、「Wahoo Fitness サイクルコンピュータ RFLKT」や、PanoComputerなどがあります。※こうした機器を利用する場合は、組み合わせるスマホやOSのバージョンがBluetoothスマートに対応しているかなども、キチンとチェックする必要があるのであしからず。







 

さよならトップチューブバッグ計画:第2回アクションカムへの給電をどうするか

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 10月のあたまにスタートした、「トップチューブバッグを外そう」計画。探検隊のロングライドレポートが続いたので、すっかり間が空いてしまいましたが、その合間にも着実に進展していました。

 第1回の内容を簡単に振り返ると、「トップチューブバックって邪魔じゃね? ロード撮影時も無い方がカッコイイし。無しでもダイジョウブなように工夫しよう」という内容。しかし、そのためには現在トップチューブバックが担っている、以下の役割を、他の場所に分散する必要があります。

  1. サイコンアプリを動かすスマホの収納場所&充電場所
  2. アクションカメラへ給電するモバイルバッテリ入れ
  3. パンク時のCO2ボンベ入れ
 この中の3個目、CO2ボンベは、第1回で書いたようにシートポストに移動できました。

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 今回とりかかるのは、ライドの様子を撮影しているアクションカメラへの給電問題。よくブログに動画を貼ってますが、アレを撮影しているカメラです。

 アクションカメラは、内蔵バッテリで2時間、3時間程度の撮影が可能なので、ここぞという時に撮影するような使い方であれば、ぶっちゃけモバイルバッテリからの給電は不要です。

 しかし、私のようにロングライドのスタート時から最後まで、ほぼ全ての行程をズーッと撮影しているような使い方をすると、とてもバッテリはもたず、途中の給電は欠かせません。
 
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 今までは、ソニーの「サイクルエナジー CP-F2LSAVP」という、7,000mAhという大容量のモバイルバッテリを使っていました。このバッテリは、USB給電のポートが2つついており、アクションカムへの給電だけでなく、トップチューブバッグに入れたスマホの充電も担当していました。

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 一泊旅行での充電まで任せられるような、頼りがいのある大容量バッテリですが、サイズが大きくて重いという難点が。それゆえ、トップチューブバッグを無くしてしまうと、アクションカムが存在するハンドルの周辺にこのバッテリを収納する場所が無くなってしまいます。

 そこで、今回の計画では、モバイルバッテリを別のものに変更。小型化する事にしました。同時に、アクションカム充電用のバッテリと、スマホ充電用のバッテリを別々にする計画です。

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 選んだのは、安くて容量がそこそこ大きく、なおかつ小さいという事で人気のある「Anker Astro Mini 3200mAh」。7,000mAhと比べると、容量は半分以下になってしまいますが、もともとアクションカムのバッテリはたいした容量ではないので、3,200mAhもあれば十分過ぎます。

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 1,500円かそこらの安いバッテリですが、ケースも可愛く、筐体の仕上げも質感が高く、コストパフォーマンスは良好。ピンクやブルーなど、イロイロなカラーバリエーションが用意されているのも特徴ですが、ロードに取り付けるので、目立ちにくい黒を選びました。

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 機能はシンプル。バッテリを充電するためのUSBポートと、バッテリから各機器を充電するためのUSBポートを備えているだけ。

 サイズとしては、短めのマジックペン程度ですので、ハンドルのどこかに固定できそうです。

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 固定用に用意したのが、円筒型のライトを自転車に固定するためのベルクロ製のホルダ「スマイルキッズ なんでも ハンドルホルダーII AHO-02」。筒状のバッテリを選んだのは、この形状であれば、ライト固定用の器具でハンドルに取り付けられるのでは? と考えたわけです。

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 こんな感じで、ベルクロでハンドルとマウントを、マウントとライトを固定します。

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 ただ、ベルクロと、ツルツルしたバッテリの組み合わせだと、すべってしまって、バッテリがツルンと抜け落ちてしまいそう。そこで、こんな加工をしてみました。

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 以前、ケイデンス/スピードセンサー用に、スポークにネオジウムマグネットを取り付けた時に使った、ブチルゴムのテープです。

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 ゴム巻きなのですべり止め効果は抜群。3回ほどロングライドで取り付けたまま走ってみましたが、ベルクロからまったくズレずに使うことができました。

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 実際に使用している様子はこんな感じ。アクションカムとバッテリの間のUSBケーブルは、長いと邪魔になるので、短めのものを選んでいます。

 そろそろアクションカムのバッテリが無くなりそうだなぁと思ったら、信号待ちなどでケーブルをササッと接続。あとは給電&充電しながら、エンドレス撮影を継続する……という感じです。

 今回はアクションカムのバッテリとして使っているわけですが、ハンドルバーにスマホを取り付けているという人の場合、スマホの充電用バッテリとしても使えそうです。

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尾根幹先のシシ神の森で再びクロワッサンライド、だが登坂速度がおかしい

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 ~今回のライドの総集編動画(画質設定から720/60p、1080/60p鑑賞がオススメ)~



 都内のロード乗りに練習場として人気の尾根幹こと、尾根幹線道路。それを走り終えた先には何があるのか? というライドが、以前、へまさんに連れられ、私とゆっこさんで出かけた「シシ神の森でクロワッサンライド」でした。

 簡単に言えば、町田方面へ尾根幹を走りきり、戦車道を通って、城山湖へ登りダムを見学。そこから津久井湖に抜けてパンを食べて、尾根幹を戻ってくる……というもの。起伏に富んだ挑戦しがいのあるルートですが、考えたへまさんは「パンを食べた後で、尾根幹を単に戻ってくるのはツマラナイ」と感じていたようで、「違うルートを考えたので走ってみない?」という話になりました。ロード乗りも、ある一定のレベルを超えると「楽なルート」ではなく「面白いルート」という一般人にはやや理解不明な言葉を口にするようになっていくので注意が必要です。



 ルートラボで新たなコースを見ながら、「ここで言う面白いルートというのは、坂に喘ぎながら酸欠で脳がアレになって何もかもが面白くなるという事なんだろうなぁ」と覚悟を決めていると、Twitterで茶川さんほか、いつものメンバーが「オレも」、「オレも」と参加希望。あっと言う間に、へまさん、茶川さん、Deroさん、のぼうさん、けるさん、ゆっけさん、盗撮魔の合計7人になりました……って

 やべえwww Deroさん、のぼうさん、けるさんと、登れる3人がいる時点で、まったりモードで坂を登っている場合ではなさそうな予感。

 しかしながら、往路は既に一度走っているコースなので、ロード乗りの法則「一度通った道は、難易度が75%になる」が適用可能。「な、なんとかなるだろう」と朝9時にベースキャンプへと向かいました。

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 まずは多摩川へ。そして矢野口から尾根幹へ。

 実は、ゆっけさんが、尾根幹挑戦初とのこと。

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-5xqteuTアレおかしくないっすか!?
住宅街のど真ん中に垂直の壁がありますよ


e3e05b84あれ尾根幹のウエルカムフルーツだから



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-5xqteuTいきなり意味わかんないくらいキツイんですが



e3e05b84しばらくして右にカーブしながらバーミアン坂(命名オレ)が出てくるんだけど、その坂が左にカーブしはじめたら先を見ないのがコツだよ


-5xqteuT何のコツ?



e3e05b84いきのこるための


-5xqteuTやべえええええwww



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 何度か走っているので偉そうに講釈たれていますが、何度走ろうがキツイ事に変わりはありません。ここでハッスルし過ぎると、尾根幹を超えた本番区間で大変な事になるのは目に見えているので、無理をせず、上り坂も早めにインナーに入れてなるべく脚に負荷をかけないようにクリアしていきます。

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 尾根幹は、坂を下ったところに信号が配置されているので、タイミング悪く信号につかまると、ゼロスピードから上り坂をはじめなければならないというトラップ付きなのが厳しいところ。

 信号で停車中に、ふと後ろを振り向くと……

e3e05b84あれ、後ろにいたはずの隊長がいない……



-5xqteuTああ!! 
坂の上で下らずに仁王立ちしている人影が!!



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uqH5o6yW_normal小僧、教えてやる。下りで加速し、凄いスピードのまま次の坂を登り切るのが尾根幹攻略の基本だ


-5xqteuTズルいwwwwww


e3e05b84ようするに、みんないきこのるために必死なんだ
一部の例外を除いて


-5xqteuTさっきのバーミアン坂、Deroさん、意味わかんないスピードで登って行きましたよ

e3e05b84Deroさん、バーミアン坂でオレ抜いていった時にアウターだったよね?



OK-NBhMo



e3e05b84ほら、コンビニとバーミアンがあるさっきの坂……



OK-NBhMo尾根幹だったら基本的に全部アウターだから



e3e05b84どwこwのw惑w星wのw話www

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 尾根幹クリアしただけで汗だくになり、もうアイス食って帰って終わりでイイような気もしますが、まだ今回のライドは前菜すら終わっていない状態。

 南多摩斎場入り口の信号で、尾根幹とオサラバ。尾根緑道へ入ります。

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e3e05b84やぁ、ごらんよ、紅葉がとても綺麗だ



-5xqteuTすいません、前方に両手離しで片足ペダリングしてる人が見える気が



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e3e05b84あれは違う惑星の人なので見なかったことにしてください



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 カンダタの塔を越えると、異世界に入ります。さっき都内で自転車にまたがったはずなのに、野焼きの煙に包まれているふしぎ!

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 田舎と住宅裏が交互に現れるワンダーワールド。

 みんな「ここ何処!?」と聞きますが、オレにわかるわけがありません。

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 そうこうしていると、緑がさらに深くなり、今回のメインディッシュの1つ、穴川林道の入り口が見えて来ました。ここからが、本格的なヒルクライムのスタートです。

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 ちょ……

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 ちょ…… まっ……

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 まってwwwwwwwwwwww

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 案の定、登れるへまさん、Deroさん、のぼうさん、けるさんの4人は、ヒルクラがスタートするとスピードが上がります。意味がわかりませんが、平地のままのスピードで登っていくのですらなく、むしろ加速していくという物理的に理解しがたい現象が目の前で展開。

 なかなか伝わりにくいですが、徒歩ですら「まだ続くのかよ」と悪態をつきたくなるような坂道で、ゆるゆると脚をつかずに登り切るだけ、普通ならば息も絶え絶えになるような道です。先頭集団を追える気にすらならないというか、無理して追おうとするとそこで脚が終わってマタギに転職する必要があります。

 ヒルクライムは他人のスピードはどうでもよく、とにかく自分のペースとリズムを維持する事が第一。そのためには集中して、心を乱さず、自分と向き合う必要があります。

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-5xqteuTひいい! 路面に激坂の象徴である出てきちゃいけないタイプの、丸い模様がwww

e3e05b84やめろ!! 見るんじゃないww 心を乱すと死ぬぞ!!


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e3e05b84ハァーハァー
イ、イノシシが……


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-5xqteuTあれ犬だからwwwww


 騒ぎながら、なんとか穴川林道を脚つき無しでクリア。前回も脚つき無しでクリアはできましたが、2回目の方が、気分的にも、疲労が25%程度少なかったような気がします。

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 ただ、ダムの前にはもう1つ激坂おかわりが。これも、覚悟ができていれば、なんとかなります。

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 隊長も無事クリア。しばし息を整えて、ダムを見学に行きます。

 以前は自転車を置いて、徒歩で向かいましたが、高台にある見晴らしスポットまで自転車で行けるという新情報を元に、今回はさらに上へと走ります。

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 色づく山肌と、蒼い湖面のコントラストが美しく、まさに絶景。

 いやぁー、キツかったですが、登ってきた甲斐がありました。

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 湖畔で愛車撮影祭り。のぼうさんのキャノンデール、今回はCAAD10ではなく、新車のSUPERSIX EVO!! コンポはDi2!! いいなぁー。キャノンデールは、ダウンチューブ側面のロゴがとても目立つデザインが特徴ですが、のぼうさんの黒赤カラーは、良い意味でロゴが目立たず、シンプルで飽きの来ないデザイン。ダウンチューブは太いですが、シートステーは細くて、ちょっとクラシカルな雰囲気なのも個人的に好きなフォルムです。

 CADD10との乗り心地を聞いてみると、やはりカーボンの方がロングライドでは疲労が少ないとのこと。でも、踏むとスグに反応が戻ってくるアルミのCAAD10も、乗っている時の楽しさが魅力だそうで……。カーボンにしか乗ったことがないので、素材によって異なる乗り味を楽しむ事に憧れます。

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 Deroさんはこの日、デ・ローザのKINGで参加。チタニオやクオータは今まで見たことありましたが、KINGは初めて!! 浮かれてパシャパシャ。
 
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 しかもホイールがZIPP(202)。

 当然、後ろを走りながら聞き耳を立てましたが、ZIPPのブレーキの音とか、風切り音とかいいわー。ヒュインヒュインゆってるわー。マビックのエグザリットのナイトライダーみたいな音もイイけど、これもいいわー。欲しいわー。

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 ひとしきりダム見学を終えると、楽しいダウンヒルタイム。津久井湖に向けて、一気に下っていきます。

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 落ち葉の激坂ゾーンも慎重にクリア。

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-5xqteuT山脈が凄く近く見えて、鮮明だ……ここ何処なんですかマジで



e3e05b84タカマガハラ


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 とか言いながら坂を下ると、道路の右手から見覚えのある赤いロードに、赤いジャージの人影が。

 なんと!! しけたかおさんでした。コンビニで休憩中に遭遇ではなく、普通の交差点で、バッタリ出会うという超偶然。道志みちの方に行っていたそうですが、斜度がキツいので、行くのはいいけど、帰り道が辛そうだと引き返してきたところ、我々と出会ったとのこと。


uqH5o6yW_normalじゃ、しけさんもこのライドに合流で



okQXQAwYいま、この坂を下ってきたところなんですがwww



uqH5o6yW_normal合流で



okQXQAwYはい



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 拉致合流したしけさんを加え、総勢8人で冒険再開!!

 いやぁ、みんな同じようなところを走っているので可能性としては無くはないんでしょうが、偶然出会って一緒に走れるというのもロードの面白いところ。

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 津久井湖がとても綺麗に見えます。見えますが、なかなか湖畔にたどり着かないのが、へまさんルートの特徴。これから、津久井湖脇の山肌を通りながら、吊り橋へと向かいます。

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 またもや千と千尋の神隠し的なゾーンにwww

 「楽しいい!!」と言いながら加速していくのぼうさんに、なんとか食らいついて進みます。

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 これアレでしょ、森の中にある奇妙な風呂屋に入って出てきたら、ロードにツタがからまって18年経過してるやつでしょ、オレ知ってるよ。

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 神隠しにあう前に、カーブミラーで記念撮影! 

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 いやぁ、ヒルクラと、シクロクロスと森林浴が一緒に堪能できるような凄いトコロです。

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 津久井湖畔のゼブラに到着。以前は店内にロードを置かせてもらいましたが、今日は人数も多いので、愛車の横で、テラスで食事するとしましょう。

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 このまえ、一般サイズの2倍はあろうかというクロワッサン1つでお腹いっぱいになったので、皆に「ここのクロワッサンは大きいから注意ね!」と伝えつつ、今回はツナバジルのパニーニをチョイス。クロワッサンほどではありませんが、これもかなり食べごたえがあります。美味美味。

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 サイクルウェアを着込んでいるので寒くはないですが、これから戻りのライドもあるので体の温度を下げないでおこうと、ホットチョコレートもオーダー。今日はカロリーをかなり使っているので、気兼ねなくウマウマ。

-5xqteuTへるさんの言うとおり、クロワッサン1つでかなりお腹いっぱいになりますね。これ食べきれるかなぁ。



e3e05b84こないだもそうだったけど、ゆっけさん少食だよね。ロングライドした後、疲れて食欲が出ないタイプなんじゃない?


-5xqteuTそうですね、カロリーは欲しいけど、油物とか重いものは食べたいけど食べられないみたいな感じすね。



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e3e05b84そして、そんな会話をしているオレの前に、お肉入りクロワッサンと、マーマレードのクロワッサンと、バナナブレッドを一人で食べている人がいるわけですが。


-5xqteuTどこの惑星の人ですかww



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 楽しく食事をして、後は帰るだけ……のハズですが、おかしい。

 山を登っている

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 従来ルートは、パン屋さんから、町田街道に出て、尾根幹を戻るシンプルなコースでしたが、ここからが今回のNEWコース。宮ヶ瀬方向へとグルリとまわり、城山の脇を抜けて、小倉橋を渡り、町田街道へと戻るというルートのようです。

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 景色は最高ですが、なかなかあなどれないヒルクラの連続。前方から「ひえええ」という声が聞こえると、先を見なくても「ああ、坂があるんだな」とわかるようになってきました。

 売り切れかかった脚に、地味な坂の連続が相当キます。ただ、パンを沢山食べた手前、頑張って消費せねばなりません。

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 息も絶え絶えに、最後のヒルクラゾーンもなんとか脚つき無しでクリア。

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 町田街道のオアシス、キュートピットに無事戻ってきました。

 あとはもう尾根幹の復路だけ。口から抜けかかっている魂をなんとか吸い込んで、ピルクル的な飲料も補給。再び愛車にまたがります。

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 そんなこんなで、キツいですが、変化に富んだロングライド無事終了。4,000キロカロリーほど消費していて、名栗湖ライドに匹敵するタフな旅となりました。上りで合計1,125mとなっているので、無理もありません。それにしても、奥が深いぜ尾根幹周囲。まだまだ不思議なゾーンが隠れているのかもしれません……。

 ただ、最近ヒルクラライドばかりになってきた気もするので、そろそろぬるめの平地主体ライドが恋しいところ。

okQXQAwYおかしい……600mくらい登って、この先は無理そうだなと戻ってきたハズが、終わってみたら1,000mを余裕で突破しているww

 
e3e05b84ゴメンしけさんwww

 


 
【血の味ランキング】

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28.5 乗鞍ループ※激坂十傑集
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18 渋峠※激坂十傑集
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9.5 牧馬峠
9.2 梅ノ木峠
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8 山伏峠
8 雨降林道
7.5 名栗湖坂/龍崖山脇
7 鶴峠(甲武トンネルまで)
7 穴川林道
6.2 裏尾根幹
6 梅ヶ谷峠
4 大垂水峠
4 物見山
2.7 いろは坂/亜美ちゃん坂
1 東村山のラルプ・デュエズ
敗退 鳥居観音
敗退 奥武蔵グリーンライン

【短距離激坂集】
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自転車/アニメ/カメラ/ゲーム/オーディオ好き。名刺の肩書きは編集・記者で時折カメラマン。愛機D3/α7/RX100M3他。 愛車PINARELLO ROKH/DAHON MuP8。インナーロー教団主祭神 兼 生贄のピザ豚

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売りスレからAVAに最近リハウスしてきた。趣味はドッグタグ収集と戦車の真後ろで野グソ。退役JSです。職業は売春婦です。のんれす

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生理学的味覚である甘味、酸味、塩味、苦味、うま味に続き、新たに発見された第6の感覚。解明が進んでいないが、クランメンバーは唯一その絶対量を正確に判断する舌を持っている。唐揚げやラーメン、タルタルソース、フリトレーの菓子、粉チーズなどに多く含まれているが、塩分過多を示す感覚ではなく、ひらがな表記となる。また、「しおいんですけど」は否定的な意味ではなく、「シェフを呼べ」を上回る現代ブサイク食界で最上級に値する賛辞を意味する。唯一拒否反応を示すのは脂肪肝ぎみの肝臓だが、内蔵の悲鳴を黙殺して箸を進めざるおえない“背徳的かつ圧倒的な味覚の快楽”が、現状最も適した説明である。「しおいんですけど」に続く言葉の意味は、その味覚に目覚めた者しか知る事はできない。たまにネトゲ「AVA」をプレイしています。

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