
グルメ系では、ラーメンだの菓子だのアイスだのの話を書いているだけですが、せっかく自転車ブログと化しつつあるのであれば、グルメと自転車を掛け合わせてはどうかと

荒川サイクリングロードはよく行きますが、もっぱら上流専門で、榎本牧場でジェラート食っているだけで、彩湖から下流にはあまり行ったことがありません。ですので、下流方面にある「みはらし茶屋」は初訪問。場所の説明はサガン(左岸)。なんとサイクリングロードの脇にあるので、この超絶シンプルな説明でも左岸を走っていればいつかたどり着けます。
場所はココです。

いやぁ、ホントにサイクリングロード沿いに茶屋というかレストランがあって驚きました。食事処の豊富さでは、多摩湖自転車道が優秀で、多摩川や荒川にはほとんど何もないと思い込んでいましたが、高速道路のドライブインのような建物が登場すると新鮮です。店の前には当然バイクラック完備。一階ではアイスなどが買えるほか、自販機と休憩コーナーも完備。まさにサイクリスト憩いの場です。

お腹が空いていたので、二階にある自然食レストランに移動。平日の昼間だったためか、貸切状態。メニューをふむふむと読むと、ここは足立区の地産地消を推進する自然食レストランなのだそうな。そもそも、このみはらし茶屋自体が、足立区の「都市農業公園」という施設の中にあります。
公園内には小さな水田や温室などが用意されており、そこで農業体験教室が開催され、自然や生き物について学べるという施設。レストランでは、公園で収穫した無農薬・無化学肥料の季節野菜などを使った、ヘルシーなメニューが提供されています。
ロードで激しい運動をすると、カツ丼でも、カレーでも、こってりラーメンでも、何でも食べてOK!! メガカロリーをマイストマックへという気持ちになります。一方で、運動してカロリーを消費したところに、低カロリーで健康的な食べ物を摂取する事で、「今日の俺はなんて健康志向で偉いんだ」という自己満足に浸る楽しみもあります。このレストランは、後者に適していると言えましょう。

とりあえずロード乗りはパスタだろうと、ミートソースをチョイス。ミートの上に茄子とゴーヤがのっているのがワンポイント。奥のポテトサラダも公園で採れたものなのでしょう。味はというと、体に優しい公務員向けの食堂という感じ。胃腸がそれほど強くなく、「ロードでクタクタに疲れて食欲ないけど、何か食べておかないと」という人には、このくらい優しい感じの料理の方がマッチする時もありそうです。
ちなみに、窓際の席に座ると、眼下のバイクラックにある自転車が見えて、安心して食事ができます。こういうのも、自転車と親和性の高いレストランではポイント高いですな。
