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しおいんですけど

ネトゲやPS4、PS Vita、自転車などを楽しむクランメンバーによる合同ブログ。AVA、BF4など、広く浅く楽しみます。さらに、6番目の味覚“しおい”を探求するグルメサイトと、ニーソや絶対領域を探求する求道者の隔離病棟も兼ねています。自分でも何を言っているのかわかりません。基本読まないでください。

2013年12月

ロードをカッコよく撮影しよう 第2回:シャッタースピードで動きを出す

ブログネタ
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 太古の昔、「ロードをカッコよく撮影しよう 第1回:降りたまんまアングルからの脱却」というのを書いたんじゃよ。その時に偉そうに“第1回”とか銘打ってのぅ、もちろんその後忘れとったんじゃ。思い出したんで続きを書いてみます(すみません)。

 ようするに、ロードバイクから降りて写真を撮る時にゃ、ポジション、アングル、フレーミングにこだわると面白というような話をウダウダ書きました。白いキャンバスを前に、「どんな絵にしようか」と考えてからシャッターを切ろうぜと、まあそんな話です。

 構図を決めたら、シャッターを切って撮影終了。

 もちろんそれでも構いませんが、アングルやプレーミングにこだわったのに、その後を全部カメラにまかせにしてしまうというのも味気ないもの。そこで、第2回目はロードと相性の良い「スローシャッター」に挑戦。躍動感のある写真を撮影してみます。 

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 ロードバイクの魅力の1つは「スピード」。ママチャリとは違う、スピード感のある爽快な走りができますが、それを写真に残すのは、動画でもない限り難しいもの。使えるテクニックの1つがスローシャッター。つまり、シャッターが開いている時間を長くするという事。機構的に言うなら、撮像素子に光を当てる時間を長くするという事。日本語でok。

 日本人にわかりやすく言うと、印鑑みたいなもんです。朱肉にぺたぺたやった後で、紙に印鑑をググッと押し付けます。朱肉が薄いと、紙にじっくり押し付けないと綺麗な印になりません。逆に、ものすげえタップリ朱肉がついていたら一瞬紙に当てるだけで、綺麗な印が残せます。紙に印鑑を押し付けている最中に、下の紙を引っ張ったら、朱肉が横に流れた赤い線のようになってしまいます。

 朱肉を“光”、紙を“撮像素子”と考えると、スローシャッターがよく理解できます。

 光をじっくり長時間当てて、ゆっくり写真を描こうぜ=スローシャッターというイメージ。風景やマネキンなど、動かない被写体をスローシャッターで撮影しても、動いていないので高速シャッターとさほど変わらない写真ですが、新幹線やF1カーなど、高速で移動するものを撮影すると、電車や車のような形をした何かの残像が、尾を引いて横切るような写真になります。

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 例えば時速300kmオーバーで走行する新幹線の窓ガラスにカメラをくっつけ、1/8秒の遅いシャッタースピードで撮影したのが上の写真。田舎町の森や田んぼ、家が写るはずですが、光を受けて撮像素子が絵描いている間に、カメラ(on 新幹線)が時速300kmで右へスライド移動しているので、絵が横に流れています。

 一方で、窓ガラスに付着している白い汚れは、カメラと同じ方向に時速300kmで移動しているので、止まって写っています。

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 この現象を逆手にとると、シャッターをあけている間に、動いている被写体を追いかけるようにカメラを動かすと、“動いている被写体を止めて、まわりの風景だけを流す”という写真が撮影できます。例えば上の新幹線は、右から左へ走っていますが、その速度に合わせてカメラを右から左へ水平に振りながらシャッターを切る(1/30秒)と、新幹線はピタリと止まり、周囲の風景は右へ流れるという写真に。その結果、静止画ですが新幹線が走ってるぜ! というスピード感のある写真になります。俗にいう、流し撮りというやつです。

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 新幹線やF1などのレースカー撮影など、挙動が先読みしやすく、奥行き方向への移動が少ない(AFが追従しやすい)動的被写体において、流し撮りは手軽で、楽しい撮影方法です。逆に言えば、予測が困難で、三次元的に動きまわる……例えば虫とか小鳥などを流し撮るのは困難です。

 動きへの追従がある程度やりやすいロードバイクの場合、走っている人の流し撮りは、慣れればわりと簡単に可能。なおかつ、“まさに走ってる”という、迫力のある写真が撮れます。何人かでロングライドをしている時、休憩のコンビニでカメラを構え、先に出発する仲間を流し撮りしてから後を追う……なんて感じで使うと、旅の写真に少し変化が生まれるでしょう。

 また、このようなブログで旅のレポを掲載する時に、被写体以外の風景や周囲の人間をブラして、誰だかわからなくできるスローシャッターは、プライバシーや肖像権保護の面からも使えるテクニックです(後で顔にボカシを入れまわらずに済む)。

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 ただ、他人の走行シーンの流し撮りは、当然ですが誰かとロードで出かけていないと撮影できません。

 じゃあボッチにゃ使えないのかと言うと、そんな事もありません。何も、カメラを左右や上下に振って撮影するだけがスローシャッターではありません。例えば、シャッターを開けたまま、前に進むだけでも、景色は後ろに流れていくのでスピード感のある写真が撮影できます。

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 例えば上の写真、”走っている目線”でカメラを構えて撮影していますが、すべてがピタッと静止しているので、走っている感じはあまり受けません。

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 次に、1/10秒や1/15秒など、走行しながらスローシャッターで撮影してみると、風景が後ろに流れ、たいしたスピードを出していなくても、凄いスピードで走っているような爽快な写真が撮れます。

 ただ、問題は"走りながらどうやって撮影するのか”という事。首からカメラを下げて、片手でシャッターを切るってのも可能ではありますが、片手運転は危険です。アクションカメラを取り付けているハンドルバーマウントに普通のカメラを装着するという手法もあります。

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 すげえ馬鹿っぽいwww 万が一カメラが落下しようものなら、被害総額約20万コースなので、カメラのストラップをハンドルに巻きつけています。もちろん、こんなアホな状態で延々と走行するわけではなく、「ここはスローシャッターで撮影すると面白そうだな」というポイントでセッティングして、10mか20mくらいノロノロ走って撮影し、「1枚くらい使えそうなものがあるな」と確認してカメラを仕舞う……という感じ。

 「1枚くらい使えそう」ってのはなんの話かというと、カメラのドライブモードをセルフタイマーに設定。「10秒後に5枚連写する」などの設定をした上で、シャッターを押し、セルフタイマー撮影のカウントダウンが始まった状態で自転車を前へと走らせ、両手はハンドルを握ったまま、カメラが勝手に5枚パシャパシャと撮影。停車して、「綺麗に撮れたかな?」とチェックするわけです。

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 綺麗な路面で、綺麗な流し撮りができる確率は、10枚撮って1枚あるかないか。ここでいう綺麗な写真は、「上下のブレがなく、移動方向にのみブレ(流し撮り)が生まれているもの」という意味。つまり、シャッターが開いている間に、道路の細かな凹凸などでカメラが上下に動くと、上下にも、前後ろにもブレが発生した、ゴチャゴチャの写真になってしまうというわけ。それゆえ、できるだけ一定の速度で、自転車を上下に揺らさずに撮影するのがコツです。もちろん、ノロノロと走るとまわりの迷惑になるので、誰もいない時にやる必要があります。

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 また、この写真のように、開けた場所では、流し撮りによって流れる被写体がほとんど無いため、流れていても、止まっているように見えてしまうので意味がありません。

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 道の脇の草や看板など、何か流れるものがあるところで使うと効果的です。

 ちなみにフルサイズのミラーレスなんぞをわざわざハンドルに取り付けて撮影するアホは私くらいだと思いますが、ようするにシャッタースピードを指定して撮影できるカメラであれば、コンパクトデジカメでも構いません。逆に、重量や、落下した時の金銭的ダメージなどを考えるとコンデジの方が適任でしょう。

 ハンドルにもともとアクションカメラを取り付けているのだから、それで撮れば? と思われる人もいると思いますが、アクションカメラは基本的にビデオカメラで、静止画機能はオマケな機種が多く、シャッタースピードを指定して撮影できるような機種はほとんどありません。日が暮れて暗くなった場合でも、シャッタースピードを遅くするとブレ写真を量産するだけになってしまうので、ノイズを増やしてでも増感してシャッタースピードを落とさないように頑張るのがアクションカメラの一般的な仕様です。

 動画は要所要所だけにして、静止画の表現を追求してアクションカメラではなく、マニュアル撮影が可能なコンデジを車載カメラとしてあえてチョイスするってのはアリだと思います。中古とかなら、アクションカメラとあまり値段も変わりませんし。

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 ちなみに肩からストラップで下げた状態で、セルフタイマー連写をすると、カメラはあさっての方向を向いて、勝手に撮影するわけですが、意外に面白い写真が撮れている事もあります。

 おまけ。

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 ハンドルバーマウント無いからカメラを自転車に取り付けられないよという場合、走らなくても、走ってるっぽい流し撮りをする事ができます。ズーミング流し撮り、ズーム流し撮りなどとも呼ばれる、鉄道写真向けのテクニックですが、ようするに、シャッタースピードを遅くして、シャッターが開いている間にズームレンズでワイド端からテレ端へなど、ズーム操作を行なうというもの。百聞は一見にしかず。

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 なんのへんてつもないベンチの写真が、ズーム流し撮りをすると……。

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 ライトスピード!!!!!

 まぁ、自転車で走ってる感はまったくありませんがww 使えなくもないテクではあります(ルミナリエみたいな光のイルミネーションでやるとまさにライトスピードな写真になります)。

 シャッタースピードをいじると、ロードの爽快感を静止した絵の中に取り込めるという話。くれぐれも安全運転の範囲内で、カメラの落下にもご注意を。

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Androidスマホをロードバイクでサイコン代わりにする際の注意

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 これまでのiPhone生活からAndroidになり、念願だったNFC機能を獲得。とりあえずモバイルSuicaに加入してみました。これで私も、駅の自動改札で携帯をピッとかざして通ったり、コンビニでピッと支払いができるようになったわけです。

 取り急ぎ、定期と3000円をチャージ。テストとして自販機で何か買ってみます。

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 おっ、対応自販機発見。

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 男ならマウンテンデューを。

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 ピッ!!  ガコン!!

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 すげええええええええええwww
 23世紀wwwwwwwwwwwww


 サービス自体7、8年前からスタートしていた気がするが

 iPhoneずっと使っていると、こういうザ・国産サービスから阻害される事が多く、逆ガパラゴス的な感じだったので新鮮です。まあクレカにEdyチャージして似たような事はしていたんですが、カードよりスマホかざす方が未来っぽくてテンション上がりますな。

 ロードバイクで移動中にコンビニで補給する事は多いですが、いちいち小銭入れを出すのがおっくうなので、電子マネー的なツールをポケットに1枚入れて対応する人が多いですが、こういう便利さを体験すると、心理的にも補給がしやすくなる気がします。 

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 お、ちゃんと100円減りました。

 ちなみに、私のロードにはトップチューブバックにiPhoneを入れ、自転車にWahoo FitnessのBluetooth対応ケイデンス/スピードセンサー「Blue SC」を取り付け。そこからの情報をiPhoneで受け取り、スマホに表示・記録しながら使っています(詳細は過去の記事で)。そのスマホをiPhoneからAndroidに変更したので、当然今後のサイコンもAndroidスマホになります。

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 ただ、使っているサイコンアプリの「runtastic Road Bike Pro」には、iPhone版もAndroid版も両方存在するので、使い方などが大きく変わるわけではない……はず。

 とりあえず、トップチューブバックに入れてみます。

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 まず、これが従来のiPhoneを入れたところ。

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 Z1に入れ替えると……デカっ!!! トップチューブバックのビニール部分、ほぼすべてがスマホの画面という感じ。実際、上下も左右もかなりギチギチですが、入らない事はありません。……良かった良かった。

 と思ったら落とし穴が。

 ギチギチ過ぎて、モバイルバッテリから電源供給するためのUSBケーブルが刺さらねえwww

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 そこで、Z1の電源クレードルに取り付ける、マグネット付きのスリムな充電ケーブルを用意。

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 これならなんとかなるでしょうか?

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 おお!! なんとか入った!! でも振動でしばらくしたらマグネット外れそうだけれど……。やはり5インチは無理があったか……しばらく試用してみます。

 と、思ったらさらなる問題がっ!!

 ケイデンス/スピードセンサーの「Blue SC」を認識しねえww 相性とかの問題ではなく、アプリに「Bluetooth心拍計」の項目しかないww

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 公式サイトを調べてみると、確かに対応機器の中にAndroid端末がナッシンでした。でもBluetoothなんだから、対応端末もクソもあるかいなと思わずにはいられません。もうちょい調べてみると、どうやら対応を進めている状況のようで、Wahoo純正アプリのベータ版がapkファイルで配布されている模様。うまくいけば、runtasticアプリでも対応してくれるとは思いますが……トホホ。

 しばらくは手元に残ってるiPhoneをサイコン専用に使い、通信機能が無いのでオフライン地図(runtasticの機能)で運用。Z1のテザリングなどと組み合わせて使っていこうかなと。ああ面倒くさい……。


 
【血の味ランキング】

29
大弛峠※激坂十傑集
28.5 乗鞍ループ※激坂十傑集
28 風張林道※四天坂
27 箱根ループ※激坂十傑集
24 渋峠・毛無峠※激坂十傑集
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18
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4 物見山
2.7 いろは坂/亜美ちゃん坂
1 東村山のラルプ・デュエズ
敗退 鳥居観音
敗退 奥武蔵グリーンライン

【短距離激坂集】
程久保の激坂/ガスト坂/百草園/別所坂

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自転車/アニメ/カメラ/ゲーム/オーディオ好き。名刺の肩書きは編集・記者で時折カメラマン。愛機D3/α7/RX100M3他。 愛車PINARELLO ROKH/DAHON MuP8。インナーロー教団主祭神 兼 生贄のピザ豚

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