Hangame SPECIALFORCE

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しおいんですけど

ネトゲやPS4、PS Vita、自転車などを楽しむクランメンバーによる合同ブログ。AVA、BF4など、広く浅く楽しみます。さらに、6番目の味覚“しおい”を探求するグルメサイトと、ニーソや絶対領域を探求する求道者の隔離病棟も兼ねています。自分でも何を言っているのかわかりません。基本読まないでください。

2013年08月

多摩湖CRを超え、秩父めんま化ライド:後編

ブログネタ
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 ~ 前回までのあらすじ ~

 めんまに会うため、秩父を目指すしおいんですけどロードバイク部。しかし、彼らの前に山伏峠が立ちふさがる。平坦な都内のサイクリングロードで乗れた気になっているもやしっ子は、果たして本格的な激坂を攻略できるのか、それ以前に40度近い外気温の中で生命活動を維持できるのか!?


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hhound3_s結論:無理でした


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119番をお願いします。圏外ですが


hhound3_sすまん、脈拍がおかしくてお前の声が聞こえない


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汗がエンドレスで流れすぎて前が見えない


 暑さに辟易としながらも、なんとかクランクを回して前に進みますが、キツイ登りを超えた後で休憩は必須。そもそも、テレビで「不必要な外出は自粛しましょう」的なアナウンスをされるレベルの殺人的な外気温の中でヒルクライムをやる事自体に無理があるのではという根本論が頭をよぎりますが、今更なげいても上り坂が下り坂になるわけではありません。

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 それでも夏場のジテツウで鍛えているのんれす氏は、着実に前へと進みます。問題なのは週末ローディーの私。足が回らないわけではありませんが、なんだか脳が沸騰しているのではと思うほど暑く、坂道の斜度がキツイと言うよりも、木陰から出て、日差しの中に行きたくないという欲求が強いしまつ。頭がズキズキと痛く、何やら吐き気もしてきます。

hhound3_sはぁはぁ……中学時代に大会4位の強豪テニス部で主将をやっていたが、夏合宿で具合が悪くなった時と同じ感じがしてきた……


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やばいじゃん。もっと症状を詳しく。



hhound3_s出場校全4校の超小規模大会で第4位を獲得し、試合中に相手校選手の主に顔立ちを揶揄した酷いヤジで大会側から副賞の厳重注意まで頂戴した栄光ある軟式テニス部でなりゆきで部長を担当
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軟式テニスボールにカッターを入れて裏返し、そこに奇怪な顔を描いた物体を御神体と称して、部室に豪華絢爛な祭壇を建立。男子部員全員で毎日独特のポーズで祈りを捧げる新興宗教を立ち上げたところ、ある日、何も知らない女子部員が部室に入って悲鳴を


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見栄を張っていた部活の真相ではなく症状の詳細を


hhound3_s頭痛と吐き気、脱力感、脳に血流が不足していて一度座ると立ちくらみで立てない。視界も色情報が少なくなり、両腕が若干痙攣しはじめているだけだ。どうというとということつとおこことととtこtこっkとっtk。


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今流行りの熱中症じゃん、間違いなく
 

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 こうなると坂道がどうのという問題ではありません。無理して進むと命にも関わります。大人しく、森の奥の木陰に退避。要するにオーバーヒートと血液中の塩分濃度低下が原因。水分と塩分を補給し、身体を冷やす必要があります。スポドリを飲み切るまでがぶ飲みし、のんれす氏にわけてもらい、さらに摂取。ナトリウムが含まれている補給ジェルも無理やり飲み込み、スマホとモバイルバッテリを冷却していた保冷剤を、首筋や脇の下など、血液の流れの太いとこに当ててジッとします。

 これでも補給食や補給飲料には気を配っているつもりでしたが、私が日頃走っているサイクリングロードでの運動よりも遙かに激しく汗をかき、体温も上がっていたのが原因でしょう。自分の予測と準備の甘さを反省するほかなく、余力のあるのんれす氏には「もし先に冷たいスポドリ売ってるとこあったら買って来て」と先に行ってもらいます。

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 しばらくそのまま座っていると、脳の処理能力が回復したのか、視界の色情報が豊かになり、頭がまわってきて「暇だから写真でも撮るか」という気力も戻ってきます。

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 下界を見下ろすと、見事なつづら折れ。ツールドフランスで、この峠と比べられないほど険しく、日陰もほとんどないラルプ・デュエズを凄まじいスピードで一流選手が登っていましたが、同じヒューマノイドタイプとは思えません。血液代わりにニトロでも流れてるんでしょうか。

 頭痛も収まってきて、立ち上がる事はできるようになりました。少しは良くなったかと、自転車にまたがり進みますが、力を入れてクランクを回すと、両足が急にツリそうな気配を感じます。足は疲れていないはずなので、疲労によるものではなく、おそらく塩分濃度低下による熱けいれんというやつでしょう。大人しく自転車を降り、押して歩いて登ります。「あーこっから全部歩かにゃならんのか」とゲンナリしましたが、休み休みでも登って来てはいたので、案外すぐに山伏峠の頂上に辿り着きました。
 
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 歩いて登り切ってしまった手前、ヒルクライムと言うより登山を終えた気分ですが、リタイアして下山する事なく、なんとか登り切る事はできました。しかし、恐ろしい峠だった……というか、恐ろしい日差しだった……。

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 ここから秩父までは、ほぼ全て下り区間のハズ。だいぶ回復はしてきたので、炎天下でジッとしているより、下りで風を受けた方が身体を冷やせそうです。

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 少し下ると、正丸峠という別の峠への分岐点が現れます。そこで、めでたくのんれす氏と合流。1km先の正丸峠でスポドリを買って来てくれてました。ありがたく飲みつつ、ダウンヒルを開始します。いちおう、ヒルクライム区間も1080/60pで動画撮影していましたが、野郎が坂道で「ヒーヒー」言ってる映像しか写っていないので、それよりはいくらか爽快感のあるダウンヒルの模様だけをYouTubeでどうぞ(アップした動画は30pです)。



 ※路面の状態が悪い箇所では、ガタガタと自転車が揺れるせいで映像も振動しています。あまり凝視すると気持ち悪くなるかもしれませんので、ぼんやり眺めてください。


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 映像のように、下りはすこぶる快適。ほとんどクランクを回さなくても勝手に前に進みます。ヒルクライムで苦労したご褒美。個人的にロードバイクとの一体感が非常に強く味わえる下りは大好きです。今後人生全てが下り坂でも構いません。

 しばらく快適に進んでいると、道の脇から「ギャー!! ギャー!!」という不可思議な叫び声が。人間の赤ちゃんが本気で泣いているような声で、「え!? 崖の下に赤ちゃんが!?」と一瞬ギョッとして停車。しかし、声の主は電信柱の上にいたニホンザルでした。アルプスあずみのセンチュリーライドの時もサルに遭遇して、その大自然っぷりに驚かされましたが、都内の家から自走できる範囲でサルに遭遇するとは……。俺は何処まで来てしまったんだという戸惑いと、別の世界に辿りつけたという感激が入り混じります。

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 西武秩父駅到着!! 

 「昼過ぎに到着できるんじゃね?」とか話し合ってましたが、もう午後3時www


 多摩湖自転車道から約80km、獲得標高約1,400m 消費約1,500kcal

 ……とサイコンには出ていますが、ぶっちゃけ暑さによる疲れで、体感消費カロリーは1,500kcalどころではないイメージ。食事処などで冷たいものでも飲んで、ゆっくり何か食べたいですが、その前に観光案内所で「あの花」巡礼マップをゲットせねば。

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 秩父が暑いって事は、先ほど身を持って体感済みです。ちなみにレンタサイクルもやっているらしいので、電車でここまで来て、自転車で巡礼地を回るっての面白そうです。

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 中はご覧のとおり、あの花一色。いこいの場みたいなテーブルも用意されていました。

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 これが巡礼用マップ。1人1部のみもらえます。




hhound3_sのんれす先生、質問が




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なんでしょう


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hhound3_sなんで俺は秩父くんだりまで来て、名物でも、巡礼向けのめんまお手製蒸しパンでもなく、普通のジョナサンでハンバーグ食ってんだ?


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私がこの店に案内したのは、これがあるからだ!!


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hhound3_sこ、これはドリンクバー!?


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おかわり無制限。その気になれば7,824リットル飲める今の我々にドリンクバーこそ至高。ここでアンバサダーを8京回おかわりしつつ、18時間ほど仮眠しないとおむずかります

hhound3_sアンバサダーうめー


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hhound3_s皆様ご覧ください、あの花マップが既にテーブルの上でしわくちゃです。
もはや巡礼する気力ナッシンww



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まあせっかく来たんだし、回れそうな聖地の検証くらいはしよう。マップ広げてよ



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hhound3_sあwwれwww、本人の意志とは無関係に指が震えるwwwなんだこれww


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お前ダメージ抜けきってねえじゃんww


hhound3_sすいませんこのテーブルで18時間寝ますwww






       ~ 約1時間後 ~




 あまり休んでいると日が暮れてしまうので、重い腰を上げ、巡礼開始。

 もはや様々なサイトで巡礼し尽くされている作品なので真新しい情報はありませんが、とりあえず印象深い「定林寺」と、その近くにある「けやき公園」、作品のキービジュアルにも使われる「秩父橋」の3つを巡ります。


hhound3_sおい、あれ、めんまじゃね!? 絶対そうだって


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さっきから、街中にいる薄幸そうな女性を、全部大きめの声でめんま呼ばわりするのやめてください


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 定林寺は思っていたよりも住宅街の中にひっそりと佇んでおり、雰囲気のあるお寺。我々がチャリンコを置いていると、他にも2組の巡礼者が来ていました。

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hhound3_s流石は巡礼地の神社仏閣。萌え絵馬があるな。個人的には、強い決意が感じられて、これが一番琴線に触れるな。


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めんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんまめんま


hhound3_s気持ちが不安定になるのでやめてください


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hhound3_sそこの旅人さん、せっかくだから、あなる達みたいに坊主の看板の隣に座って記念撮影はいかがですか? 私が撮影してあげましょう。


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お願いしよう



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hhound3_s人はここまでドヤ顔になれるのか(感心)


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私も撮ってあげよう。さあ、君も座りなさい。



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せめて座りなさい



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 お次は「けやき公園」をめざします。距離は近いはずですが、住宅街のど真ん中で、細い道だらけで何が何やら。迷っている我々の元に、しおいんですけど聖地特派員こと、秩父コンシェルジュ氏が登場(本名知らない)。ガイドブックを手に、テキパキと案内してくれました。さらに、次の秩父橋への道順も案内してくれるとのこと。ママチャリで颯爽と先頭をひいてくれました。

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 しかし「けやき公園」、公園というより、住宅街の隙間の原っぱという感じでした。

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 イマイチ把握していませんでしたが、秩父橋は、めんまや、私が立っている場所が古い橋で、その奥にある吊り橋が新しい橋という、2つの橋が組み合わさった構造になっていました。昔は古い橋にも車が走っていたそうですが、今では新しい橋がその役目を果たし、古い橋は遊歩道的に整備されています。

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 さらに秩父コンシェルジュ氏が、橋の下を見てごらんと指差します。そこには、橋の橋脚だけが幾つか残っています。氏によれば、古い橋のさらに昔に掛かっていた橋の名残で、現在は橋脚だけが残されているそうな。ラスト付近で、ここにめんまが降りて、じんたんが慌てて森を抜けて川岸に降りるシーンがありますが、それがまさにこの場所らしいです。

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 しかし、この川、ふざけて入ると意外に深そうで危険です。じんたんが慌てたのも頷けます。アニメの真似をするのはやめておきましょう。

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 主要巡礼地を回っているうちに、あたりは夕焼けに。都内の夕暮れと比べると、空の色も情緒的。蝉の声を聴きながら、こんな夕暮れの中を、西武秩父駅に向けてまったり走ります。音や空気の匂いと共に走れるのがロードの醍醐味。ツライ道のりもありましたが、その良さを再確認できるロングライドでした。

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 さすがにこの時間から、再び峠を超えて東京に戻ると、我々の実力では間違いなく即死ですので、今回は大人しく輪行で帰宅。のんれす氏も、実は輪行袋を購入しており、今回が初の実践。手間取っていましたが、なんとか収納していました。嘘です。フロントフォークが地面にモロ当たりしてました。あれが当たらないように前輪をフレームに固定しないとアカンのよ>のんれす

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 私は以前書いたように、外した前輪をホイールバッグに入れ、フロントフォークの末端を100円ショップに売ってるマットのすべり止めでぐるぐる巻きにして補強するという、自己流スタイル。慣れているので5分以内でササッと準備できます。

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 この際、ガムテですべり止めを固定しますが、荷物の軽量化のため、単3予備電池に必要な分のガムテだけ巻きつけて、トップチューブバッグに入れてあります。べんり!! ガムテは万が一タイヤが裂けた時も、裏から補強すれば走れるらしいので命綱としても頼もしい存在です。

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 帰りはレッドアロー号(西武特急)も考えましたが、駅員さんに「この時間だと普通の西武秩父⇢西武池袋線急行と乗り継いで池袋に出てもあまり所要時間変わらないし、空いてるから自転車も乗せやすいよ」と教えてもらい、そちらをチョイス。のんれす氏と2人、半分意識を飛ばしながら都内へと戻りました。

 しかし正丸峠の電車用トンネル、乗りながら「長いトンネルだなぁ」と思っていましたが、検索したら長さ4,811mもあるそうな。なお、我々は今回、自転車で走行するのは危険という事前情報から、道路の正丸トンネルを避けた山伏峠ルートを選択しましたが、秩父には他にもイロイロな行き方があるので、もっと楽な道もあるのでは(荒川CRから攻めるとか)。……なにはともあれ、行きも帰りも、秩父の山の偉大さを実感した旅でした……。

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多摩湖CRを超え、秩父めんま化ライド:前編

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 我々しおいんですけど:ロードバイク部のホームグラウンドである多摩湖自転車道。これまでもこのサイクリングロードに関してのレポを何度も書いていますが、何度も巡回していると、飽きがきます。そうなると気になってくるのが“このサイクリングロードの先には何があるのだろう?” という事。

 方角的にざっくりと言えば“埼玉県がある”という回答になります。関東以外の人にはピンとこないかもしれませんが、もう少し詳しく書くと、多摩湖の隣にはとなりのトトロなどでお馴染み(?)狭山丘陵や狭山湖、そこから航空自衛隊の入間、そして飯能と続き、その先は山深くなっていきます。そして山を超えた先には秩父、さらに山を超え、谷を超えて進めば長野が見えてくる……というイメージ。

 まてよ、秩父……秩父と言えば、映画公開を控えるあの花の聖地巡礼メッカ。つまり、多摩湖自転車道に乗り、そのまま先へと進めば、めんまの国(黄泉)にたどり着くのではないか!! クワッ!!

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 この神託的ひらめきは、お盆休みのロングライド「多摩湖CRを超えて秩父めんま化ライド」企画として実行フェーズへ。都内からは片道90kmと、距離的にはたいしたことはありませんが(!)、秩父にたどり着くには峠を超えなければならないというヒルクライム要素も内包。平地&坂道番長で、坂道を見れば無言で失禁し、自転車を分解して電車に乗り出すしおいんですけどロードバイク部にとってはゴールできるかは五分五分という危険なライドでもあります。

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 多摩湖自転車道の直線区間を抜け、まずは多摩湖のほとりに到着。今日の行程を考えれば準備体操のようなものですが、気温37度あまり、地面からの照り返しも含めれば体感温度40度オーバーの今夏、早くも汗が流れます。

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今日は水分補給が大切だな。


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そう思って、見ろ。俺の新装備を。


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hhound3_sああ! Y's Road 赤坂アウトレット店のダンボールで、200円で売っていたという理由だけで購入したボトルホルダが2個になってる!! そうまでして200円にこだわるのか。そして相変わらずフレームとホルダの色がまるで合ってねえ!!


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よく見ろ、ポカリスエット・イオンウォーター900mlのラベルを。このラベルのカラーとホルダの色がマッチしているんだ。


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そのためだけにポカリスエット・イオンウォーターにしたのかよww


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一番安かったので通販で24本箱買いした。


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やっぱり貧乏くせえ理由じゃねえかww

 

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新装備なら俺のも見ろ。トップチューブバッグに入れた、この銀色の物体を。

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ヒルクライムに備えたヒロポンか。

hhound3_sここにはサイコンスマホとモバイルバッテリを入れてるから、この外気温だとあっという間にスマホが熱暴走して、珍妙な画面になるという話は前にしただろ。あれの対策として、冷凍庫で固めた保冷剤をぶち込んでみた。
 
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保冷剤の表面についた水滴で、モバイルバッテリも何もかもビチョビチョなんだが、これはこれで良いのか?


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なのでいま、保冷剤を投げ捨てようと思っていたところだ。


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スマホ熱暴走ルートわからず炎天下で立ち往生⇢ゲル化英霊化というルートが確定したな。



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hhound3_sあれ? おまえ、サイクルウェアの右肩の部分、なんか破れてるじゃん。虫食いか?



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ああ、これは、ヨブ記に記載されている「環八スプリント途中信号無視老婆飛び出し回避前方宙返りヘッドスライディングエステバンヘルマン事故」の跡だ。


hhound3_sちょww おwwwまwwww そんな大事故の話聞いてねえぞww ロードバイクの事故で右肩が擦れるって、タイヤがロックして前方に投げ出されたレベルなのか。

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いや、そこは華麗に対処した。右肩だけでなく、右の脇腹、右肘、左肘に衝撃を分散する事で


hhound3_s飛び出してきた老婆を回避して、環八でスライディングかましたという結論か

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我が夫となるものは、さらにおぞましきものを見るだろう

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身体に跡が残るほどの傷かよww 今後は安全運転でおながいします。


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あー背中冷え冷えバッグいいなぁ。夏が終わるまでに俺も買わねえと


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 とかなんとかウダウダやっていると、午後の一番熱い時間に秩父ヒルクライムをするハメになるので、とっととスタートします。

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 多摩湖自転車道をまずは西武ドームに向けて進み

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 玉湖神社の手前で、一般道へ離脱。

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 そこから隣の狭山湖へと向かいます。

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 狭山湖のほとりは初めて来ましたが、見晴らし最高。所沢の住宅街を見渡せます。

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 ひたすら入間市を目指してすすみます。所沢入間バイパスなど、大きな幹線道路は走っていてもつまらないので、できるだけ回避。のどかな道を調べておきました。

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 圏央道を超えて進むと、景色がどんどんと変化。

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 狭山茶の茶畑が広がります。多摩湖から1時間程度しか走っていませんが、旅情感バリバリ。雄大な景色は、ちょっと北海道を連想させます。

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 ただ、大きな問題が。雄大な反面、遮蔽物が一切なく、直射日光とアスファルトの照り返しで容赦なく熱せられます。「日陰、ひかげ」と呪文のように唱え、まな板の上の鯉のようにパクパクとしながら走行。

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 ようやく発見したお地蔵さんで一休み。


hhound3_sいやー、サーモスのボトル最高だよ。キンキンに冷たくて生き返る。お前のボトルホルダのポカリ、凍らせてあったけど、もうぬるくなっちまったんじゃない?

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そんな事もあろうかと、バッグにもう1本、凍らせたポカリを入れておいた。タオルで包んでいるので、こっちはまだまだ凍っているぞ。


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おお、用意がいいな。


  ~ 5秒後 ~


 ブシュー!!!!!

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え!?なに!? 熱中症で失禁!?




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騒ぐな。凍らせたため、体積が変化したポカリが一気に吹き出し、俺の股間を冷却しただけに過ぎない。


hhound3_sみwwずwwびwwたwwしwwww



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いやーおかげで走るとひんやりと冷たい。これは発明だ。


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 暑さのあまり、脳がアレな感じになっているのは明白ですが、両名とも元来アレなのであまり影響は無く、飯能へと入ります。しかし、昼に近づくにつれ、気温はグングン上昇。たまらずコンビニに駆け込むシーンも多くなり、それに時間もとられるというジレンマ。

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 飯能の手前で西武線と一時合流。

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 大都会・飯能を抜けて進むと……。

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 入間川とクロスします。この入間川こそ、今回のライドの水先案内人。これに添って、秩父へと遡上していくわけです。

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 先ほどの西武線に添って、299号を使って秩父に行く一般的なルートとは別に、入間川に添って70号⇢53号と乗り継ぐルートを今回は選択。その方が風光明媚で、自動車も少なく、走りやすいのではないか? という想像で決めました。


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 自然たっぷりで風光明媚なのは想像通りでしたが、思っていたよりも自動車の量はあります。ただ、トラックの隙間で縮こまりながら走るようなレベルではなく、走りやすくはあります。もっとも想定外なのは、やはりこの日差しの暑さ。都内で歩いているだけでグッタリするので当然ではありますが、ロードバイクを炎天下で2時間も3時間も漕ぎ続けるのはかなりハードな行為。水分を含む各種補給や休憩を適度に入れないと、シャレにならない事態に陥ります。

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 炎天下、誰に頼まれたのでもなく苦行を続ける2人を、小さな神社が助けてくれました。頻繁に補給するペットボトルも、みるみるうちに空に。がぶ飲み状態で前に進みますが、全部汗になるのでトイレにはまったく行きたくならないという恐ろしい状態。

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 ハンガーノック対策のジェルも定期的に摂取。身体はそれほど疲れていませんが、とにかく暑くて頭が痛くなってきます。

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 クランクに触れて、のんれす氏のふくらはぎに残ったオイルの跡。もはや暑くて小川で洗う気力すら無くなりつつあります。

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 このあたりから、徐々に登りになっていきますが、坂道だと感じるとUターンしたくなるので「平地だね!」、「平地だよ」とお互いに断言しながら前へと進みます。

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 オーバーヒート気味の我々を救ってくれたのが、「武蔵ドライブイン・ゆのた」さんのかき氷。シロップ掛け放題のてんこ盛り仕様。ロードバイクで走行中に食べるものは、たいがい今までの人生で一番美味しく感じますが、汗を200リットルくらいかいた直後にかっ込むかき氷は、筆舌に尽くしがたいうまさ。命を助けるという意味では、美味い不味いを超えた、生命の根源的な喜びすら感じます。

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 あー、あの川に飛び込みてえ……。

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 いったい何処まで来てしまったのやら……。自転車に乗って何時間が漕ぐだけで、本来ならば車や電車を使わねば辿りつけないはずの場所に、自分の足で来てしまえるという、ロードならではの驚きが褪せる事はありません。

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おい!のんれす!鳥居観音の看板だ!


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おお!左前の山の上にある、あれか!


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hhound3_s我が旅のバイブル、都築響一氏による「珍日本紀行」の埼玉編で紹介されたB級スポットの1つ。こうしてお目にかかれるとは。本来ならば、かの「神秘珍々ニコニコ園」にも行きたかったところだが……。

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まさか更地になっているとは。残念だ。


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 あほな寄り道もそこそこに再出発。山はさらに深く、日差しはより厳しくなっていきます。

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 そして遂に、我々の前にラスボス、山伏峠への分岐が表れました。詳しく言うと、名栗と正丸を結ぶ峠で、この山を超え、下った先に秩父があるというイメージ。ここまでゆるゆると200mほど登ってきましたが、ここから10km程度で一気に600mへ登らねばなりません。

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 どのくらいの坂か、Google earthの立体画像でご覧ください。

aaaaaaaaaaaaaaaaa

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 峠への入り口を撮影したら、すぐに日陰に逃げ込んでしまうほどの日差し。しかし、ここまで来て逃げるわけにはいきません。様々なサポートが存在する「アルプスあずみのセンチュリーライド」は完走できましたが、しおいんですけどロードバイク部として、本格的な峠への挑戦は初めて。都内のサイクリングロードをチョロチョロ走って、運動した気になっているもやしっ子が、本当の山道に太刀打ちできるのでしょうか。

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 坂というより、登っていると「壁」というイメージ。ギアの余裕もあっさり尽き果て、インナーローで小野田坂道ライクにクルクルまわし、遅くても前に進むしかありません。というか、こんな坂道が大好きって、どんな精神構造なんだ。

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 おーっとおー!!

 3つ目か4つ目のカーブで、のんれす氏のバイクが
 ガードレールに放置されている!!
 これはどうしたことだー!! 


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 あーこちらには、立てかける気力もなく投げ出されたPINARELLOの姿が!!!

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起こしてくれ、3年後に。




 ~多摩湖CRを超えて秩父めんま化ライド:後編に続く~ 


(C)ANOHANA PROJECT

夏祭りにおける、うろ覚えの美学


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 夏祭りの露店で、ゲーム機の当たりくじを入れず、テキヤが逮捕された話も記憶に新しいところ。「そもそも当たりが入っているわけがない」、「でも詐欺は詐欺だ」、「いや人生経験だ」などイロイロ意見があるようですが、確かにある種の風物詩という雰囲気も。もちろん詐欺には違いなく、たわけた話ではありますが、「残り物には福がある」から洒落で派生した福袋に「良いモノが入っていなかった」と怒る人を見ているような違和感が漂うのもまた事実。夏の夜の魔力なんでしょうか。

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 本場の仙台とは比ぶべくもありませんが、東京にも七夕祭りがあり、その程よくチープな雰囲気に魅せられ、人の多さに辟易しつつも毎年撮影に行きます。近隣駅では阿波踊りも開催されており、ある種のライバル関係を想起させます。

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 アーケードの天井から吊るされるのは、織姫を意味する吹き流し。その合間に、その年に流行ったキャラクターが顔をのぞかせるのがこの祭の定番。

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 もちろん、流行りモノだけでなく、老若男女がそれとわかる普遍的なキャラクターもいます。

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 吹き流しの狭間に現れるアクセント的な存在ですが、被写体としてはむしろ主役。両脇にある店舗の店主やその家族が、友人知人の助力を借り、汗と塗料にまみれてどうにかこうにか作り上げるくまモンやら、ふなっしーやらルフィやら……。

 私が足を運ぶ最大の理由は、普段愛らしいキャラクターの事など歯牙にも掛けず仕事にはげむオッサン店主が、「アレだろ? 今、ふなっしーってのが流行ってんだろ? 今年はそれにしようぜ」というトーンで生み出すのであろう、危うさを内包した造形物達。食玩でもガチャガチャでも、フィギュアの造形レベルが世界一の頂点を突き抜け、テキヤの親父が詐欺で逮捕される現代日本において、未だ残る“うろ覚えの美学”が満喫できるからに他なりません。

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 ブランド品リサイクルショップが手がけた梨の妖精には、シャネルのバッグを愛用しているという勝手な後付けキャラ設定。

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 その妖精の後方に薄っすらと、得体のしれない海のバケモノの影。

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 髪の色を見て、どうにかリトルマーメイドを生み出したかったのではなかろうかという仮説が立てられるものの、「近所のスポーツジムで運動もせずしゃべってばっかだったオバちゃんの顔に似てるな」と気付くと、その仮説に急速に自信が無くなる禍々しさ。未就学時なら泣いていたやもしれません。

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 そうしたまっとうなオブジェの影に、こっそりと挿入される趣味人の犯行。本人たちはこっそり飾っているつもりかもしれませんが、愛ゆえに、他と比べるとクオリティの高さが頭ひとつ抜けている事が多く、むしろ目立つという現象が。デスラー総統、切れ長の目がクリソツです。


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 誰だガルパン吊るしたやつぁ!!

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 微笑ましい「ドラえもん」や「ふなっしー」、「くまモン」、エスプリの効いた破廉恥クマ「テッド」、リメイクで若者にも知名度がありつつ幅広くしられた「ヤマト」、それと例えば「けいおん!」や「進撃の巨人」レベルであれば、なんとか空間濃度的バランスがとれますが、ガルパンは明らかにぶっちぎっておられます。

 子供は「あれなにー」と首をかしげ、母親も返答できず、アニメをかじった若者が「あれ、あれじゃね? 戦車の。名前出てこねえ」と半笑いで通り過ぎ、アニオタだけがこのオブジェの下で長時間居座り、明らかに他よりも多くシャターを切り続け、さながら毛細血管内のコレステロールよろしく動脈硬化を引き起こす、のはまずいと足早に通り過ぎ、しかし杉並くんだりまでせっかく来たのだからとしばらくしてまた引き返して通り過ぎる。という感じの人が2人くらいいました。お前らこそ幸せになるべきだ。私は直立不動で流れを乱しましたが。

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 24口径7.5cm砲、機銃のディテールも再現。

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 西住殿の造形も、背後から見て破綻は無し。

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  大洗女子マークも。

 ……おかしい、俺は“うろ覚えの美学”を堪能しに来たのに、このクオリティの高さはどうしたことだ……。

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 そうそう!! この、何かを吸◯したのではなと心配になる目つきの配管工! この感じ、この感じが欲しいんだ。

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 今年の(も)、MVPは去◯されたのではと心配になる感じの不安定なしんちゃんに決定しました(俺の中で)。わたあめを手にした右手を描いた後、左手を描く際に急速に集中力が途切れた感じがゾクゾクします。ああもっと、日本にもっとうろ覚えな夏祭りを!! 


 
【血の味ランキング】

29
大弛峠※激坂十傑集
28.5 乗鞍ループ※激坂十傑集
28 風張林道※四天坂
27 箱根ループ※激坂十傑集
24 渋峠・毛無峠※激坂十傑集
22 埼玉のラルプ・デュエズ
21 乗鞍※激坂十傑集
20.5 子ノ権現※四天坂
20 有間峠/白石峠
19 苦労坂(東都飯能CCの激坂)
19 成木峠
18.9 鋸山林道
18.3 和田峠※四天坂
18 渋峠※激坂十傑集
18
榛名山
12 鶴峠(全区間)
11.8 都民の森※四天坂
11 風張峠(奥多摩周遊道路)
10 ヤビツ峠
9.6 仁田山峠
9.5 牧馬峠
9.2 梅ノ木峠
8 入山峠/碓氷峠/不動峠
8 山伏峠
8 雨降林道
7.5 名栗湖坂/龍崖山脇
7 鶴峠(甲武トンネルまで)
7 穴川林道
6.2 裏尾根幹
6 梅ヶ谷峠
4 大垂水峠
4 物見山
2.7 いろは坂/亜美ちゃん坂
1 東村山のラルプ・デュエズ
敗退 鳥居観音
敗退 奥武蔵グリーンライン

【短距離激坂集】
程久保の激坂/ガスト坂/百草園/別所坂

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クランメンバー(現在3人)
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自転車/アニメ/カメラ/ゲーム/オーディオ好き。名刺の肩書きは編集・記者で時折カメラマン。愛機D3/α7/RX100M3他。 愛車PINARELLO ROKH/DAHON MuP8。インナーロー教団主祭神 兼 生贄のピザ豚

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売りスレからAVAに最近リハウスしてきた。趣味はドッグタグ収集と戦車の真後ろで野グソ。退役JSです。職業は売春婦です。のんれす

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生理学的味覚である甘味、酸味、塩味、苦味、うま味に続き、新たに発見された第6の感覚。解明が進んでいないが、クランメンバーは唯一その絶対量を正確に判断する舌を持っている。唐揚げやラーメン、タルタルソース、フリトレーの菓子、粉チーズなどに多く含まれているが、塩分過多を示す感覚ではなく、ひらがな表記となる。また、「しおいんですけど」は否定的な意味ではなく、「シェフを呼べ」を上回る現代ブサイク食界で最上級に値する賛辞を意味する。唯一拒否反応を示すのは脂肪肝ぎみの肝臓だが、内蔵の悲鳴を黙殺して箸を進めざるおえない“背徳的かつ圧倒的な味覚の快楽”が、現状最も適した説明である。「しおいんですけど」に続く言葉の意味は、その味覚に目覚めた者しか知る事はできない。たまにネトゲ「AVA」をプレイしています。

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