夏のオフイベに続き、後楽園ホールで行なわれた「AVAれ祭2011 -冬の陣-」に参加してきました。


しかし、座席券も11時前に配布終了。会場キャパ1500人を遙かにオーバーするプレーヤーが集まったようで、会場使用料が高価な都内で、無料イベントとして開催するのが、そもそも難しくなっているような気がします。客層は高校~大学生あたりの男子グループが多いですが、家族連れもかなりいて、息子+母親なんて組み合わせもチラホラ。くれぐれも若い頃のネトゲは計画的に。

ちなみにこの後楽園ホール、ビルの5階にあり、ボクシングやプロレスの聖地として格闘技ファンにはお馴染み。階段にはファンの落書きがビッシリで、昭和の匂いと歴史を感じさせます。ただ、5階の会場に登るためにはこの階段を使うしかなく、1,500人が詰めかければスムーズな入場は当然困難。結果、座席券を貰うための整列よりも長い時間並ぶというトホホな事に。座席は東西南北の4ゾーンに別れているので、ゾーン毎に入場時間をズラすなどの工夫があると、スムーズに入れたかもしれません。

北側の席でしたが、到着して驚いたのは座席が椅子ではなく、単なる木の板。よく言えば“歴史を感じさせる設備”ですが、この硬い板に4時間だか5時間だか座るのはかなり苦痛。姿勢を崩したくても、来場者は防寒対策にモコモコした分厚い上着を着ているので、左右との隙間もほとんど無く、おしくらまんじゅう状態。

おまけに、以前のイベントで誰かが甘いジュースなどをこぼし、それからモップがけをしていないのでしょう。それが乾いてベタベタになっており、靴が床に張り付いて脱げそうになります。「靴の裏まで、ベタベタが移っちゃうんじゃないの?」と、のんれす氏の靴の裏を見るとジュースどころか画鋲が。別にあなたの不幸体質をチェックしたかったわけではありません。

ウダウダ文句を言っていますが、イベント自体は非常に面白いものでした。試合の模様は既にUSTREAMでライブラリ配信されていますが、特に爆破トーナメント決勝戦は手に汗握るドラマチックな展開で、必見の内容。容易に真似ができないAIMや反射速度、立ち回りなどを抜きにしても、敵がいると予測しての決め撃ち、スモークの中の敵を察知した際の撃ち方、グレネードの投げ方など、参考になる場面が多々ありました。
ただ、4時間あまりのイベントで、爆破と護衛の決勝戦だけというのはちと寂しいところ。全体的に進行が遅く、休憩も挟まれるため、もう少しキビキビ展開したり、休憩中もメインステージを活用すれば、エキシビションマッチなどもできたのではないかなと思います。例えば来場者同士が戦ったり、有名プレーヤーと対戦できたりなど……。ボクシングやプロレスで、観客がリングに上がるのは不可能ですが、集まった観客一人一人が、バトルに参加できる兵士でもあるのがAVAイベントの特徴。そこを活かさないのはもったいないと思います。家でUSTREAM中継を見ているのと、どれだけ違いを打ち出せるのかが、オフイベを行なう意義にも直結しています。
そんな“来場兵士達”にとっての戦場は、当然ながらリアルガチャ。1500人が、ロクな出入り口も無い会場から出て、映画館のロビーよりも遙かに狭い入口スペースを通り、通路先のガチャスペースに行くわけですから、まともに動けるわけがありません。満員電車よろしく通路でもみくちゃにされた後、ようやくガチャの列に並ぶも、「休憩時間が終わりますので席に戻ってください」の無情アナウンス。これも席のゾーンごとに「ガチャ時間」を分ける工夫が(最初から)欲しかったところ。

また、満足に移動できない場内では、“兵種カードが同じ人を探して追加ガチャコインをもらっちゃおう企画”そのものが困難です。声をかけてガチャ会場にたどり着くまでにタイムリミットになり、せっかく見つけた相手と、遠い席に泣き別れる事になり、「申し訳ないですが、電話番号を教えてください……」なんて光景も。まあ、友達を作るという意味では良いのかもしれませんが。

そんなこんなでようやくゲットしたガチャの中身はこんな感じ。レア武器が無いのが残念ですが、近接武器が初期ナイフのみという状態でしたのでそれなりに満足。クリス・スーパーVは
