大型オフラインイベント「AVAれ祭2011 大阪-夏の陣-」が終了。大阪に行く時間がなかったのでオンラインで見ていただけですが、会場も秋葉原の時より広く、大盛況だった模様。二階席や、何より椅子があるのが長時間イベントとしては良さそうでした。

avaosaka
 
 どの戦いも面白かったですが、やはり韓国最強クラン「Astrick」 VS 日本選抜チームのスペシャルマッチが燃えました。

 立ち回りの良さ、AIMの正確さ、撃ち合い時にリロードする時の遮蔽物の使い方の上手さに加え、撃ち合っている敵を倒す事に固執せずに一旦引いて敵の死角に移動したり、チームが勝利するために別ポイントに移動するなど、合理的な判断が素早く、的確にできる事の重要さがよくわかりました。


(イベント動画のライブラリ配信がまだのようなのでAstrickが
地元で活躍している適当な動画を張る。こんな大規模な大会
いっぱい出てるなら場慣れもしてるわけだなぁ...)
 
 また、Astrick側の視点で見ていると、基本的にツーマンセル(2人1組)で動いている事がわかります(ネットカフェ太郎さんが試合中に解説しています)。当然ですが“2人 VS 1人”で撃ち合えば、2人の方が圧倒的に有利。銃から弾丸は2方向に同時に飛ばないので、1人に向かって撃っている時に、別の角度から敵に撃たれたらひとたまりもありません。さらに、1人同士が撃ち合い、決着がつかずに一旦引っ込んでリロードしている瞬間に、間髪いれずに2人目が敵の懐に突っ込んで倒すというシーンもありました(3-2になった序盤、Astrick.sB選手が仲間の打ち合いを予測して階段に登るのをやめてジャンプ撃ちで突っ込むシーンなど)。
 
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(前にいる味方が、右側から建物内に突入しようとしているのを見て...)
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(階段登るのをやめ、バックアップにまわる)
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(撃ち合った味方と合流。味方はリロード中。当然相手もリロード中とふみ)
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(味方をすり抜けて突撃)

 広い範囲を守ったり攻めたりするために仲間が1人ずつ散って配置につく...というのはよくあるシーンですが、Astrickは殲滅力の高いツーマンセルユニットが、カバー範囲の少なさを補うために縦横無尽に移動しているイメージ。死角のカバーやバックアップなどの目的で2人1組での行動は戦場での基礎とも言えますが、“基礎の徹底が強い”事を再認識させてくれるプレイでした。