そろそろ夏本番、
海やプールに出かける機会はリア充どもにまかせて、
精神的ニートの我々には、怖い人に湾に沈められる危険性が増す時期。
よって、水中でもセルフ遺影をいつでも撮影できるように準備をせねばなりません。
自衛隊でも「備えよ」と教えられますので、疑念の余地はございません。
実はこれでも3割3部8厘くらいはカメラでメシを食っている身でして、
いつもは軽トラより高価なデジタル一眼レフを振り回しておりますが、
水中撮影はまったくの門外漢。
しかし、商売道具の本気モードカメラを水中撮影に対応させようとすると、
水中撮影用のハウジングという50万円くらいするイカツイケースが必要になり、
とてもお遊びで手が出せる分野ではございません。

そこで今回は、メモ代わりに使っている「HX5V」という
ソニー製コンデジを水中撮影に対応させてみました。

購入したのはディカパックの「WP-610」。
まあ、ビニールケースに毛が生えたようなもので、サイズはいろいろ。
数千円で買えます。
要するにカメラが濡れなければなんでも良いわけで、
ジップロックでもサランラップでも良いと言えば良いのですが、
1つだけ問題になるのが、
「透明度の低い素材でレンズを覆うと写真がボヤボヤになる」
ということ。

こうした専用ケースでは、透明度の高いポリカーボネイトなどが保護レンズとして
装着されており、画質の劣化を抑えた水中撮影を可能にしています。

まあコンデジなので、もともとたいした写真が撮れるわけでもありませんが、
解像感の低下はそれほど無いように見えます。

カメラを出し入れする部分はジッパーと、二重ベルクロによる鉄壁のガード
・・・・・・だそうですが、水に入れてみるまでわかりません。


パックに入れた状態でも、シャッターボタンやダイヤルは操作可能。
背面ディスプレイの確認もできます。
問題はパックのレンズガードでワイド端では若干ケラレること(周囲に黒いものが写る現象)。
これは、わずかにズームする事で防げます。
しかし、HX5Vを含めてコンデジの多くは、電源を一度OFF/ONすると
電源を切る前の焦点距離に自動的に戻る機能は備えていないので、
電源をONにするたびにケラれない焦点距離までズームする必要があります。
ま、めんどかったらケラレたまま撮影して、後で真ん中だけ切り出しゃ良いんですけども。

と、言うわけで
海にチャレンジする前に、風呂場でテスト。
安物コンデジとは言え、電化製品を湯船につける背徳感じに足の裏がざわつきます。

う、浮いてやがる・・・・・・

空気が含まれているので浮くのは当たり前ですが、
海ではカメラがマリアナ海溝まで沈むとしゃれにならないので、
“浮くこと”が紛失を防ぐ重要な要素でもあるようです。
では、いざお湯の中へとダイナミックエントリー!!!

だれか風呂入ってやがる

水の影響で若干甘めになりますが、
まあそれなりに写ります。

気をつけないと、防水パックのストラップがゆらゆらと写りこみます。

なんとか泡を出して、水中感を出そうと、熊五郎をゆすっているところ。

劇場版綾波的な
ちなみに水に突っ込むと画角が狭くなったように感じますが、
水と空気の屈折率の違いによって、実際に狭くなっているようです。
・・・
結論:まあ、お遊び水中撮影くらいはできそう
実際、海にもぐってみないとわかりませんが、
解像感低下も少なく、作りもシッカリしているのでそれなりに遊べそうです。
取り出したコンデジには、水滴1つ無し。

テストして感じたのは、
おそらく水中撮影では、防水パックよりも
カメラ側に求められる条件が幾つかありそうだなという事。
水中でISO感度をいじくったり、絞りやシャッタースピードを
あれこれやる余裕は少ないと思われるので、
・ISOオートで撮影できる事
・高感度撮影に強い素子を搭載している事(裏面照射型など)
・自動でマクロモードに切り替わる事
・ホワイトバランスが変えられる事
(RAWで撮れるハイエンドコンデジが理想だが、無ければ晴天やら、蛍光灯やら
青が綺麗に出るモードを使いたい。安いコンデジはオートホワイトバランスがタコな
事が多いので、そのまま撮影すると汚らしい色になる)
・上手くいかなかったら動画でごまかすためのフルHD動画撮影機能
あたりができると良いかなと。
ちなみに一昔前に流行った「HX5V」は、現在中古カメラ屋で1万円台前半とかいう
冗談のような値段で売っているのでおススメです。
GPS、フルHD動画撮影、ワイド側アクティブモード手ブレ補正、
夜景手持ち撮影(JPEG連射のコンポジット合成をカメラ内でやっちまう機能)などなど。
フルマニュアル撮影がしたい人は「HX9V」をどうぞ。
1080/60pのプログレッシブで動画が撮影できるので、
動画から1枚切り抜いた静止画も高画質。
アクティブ手ブレ補正もより強化されているよーです。
夏に水辺に行く人は、お決まりの旅行写真に1つ、
水中写真を加えてみても面白いかもしれません。
海やプールに出かける機会はリア充どもにまかせて、
精神的ニートの我々には、怖い人に湾に沈められる危険性が増す時期。
よって、水中でもセルフ遺影をいつでも撮影できるように準備をせねばなりません。
自衛隊でも「備えよ」と教えられますので、疑念の余地はございません。
実はこれでも3割3部8厘くらいはカメラでメシを食っている身でして、
いつもは軽トラより高価なデジタル一眼レフを振り回しておりますが、
水中撮影はまったくの門外漢。
しかし、商売道具の本気モードカメラを水中撮影に対応させようとすると、
水中撮影用のハウジングという50万円くらいするイカツイケースが必要になり、
とてもお遊びで手が出せる分野ではございません。

そこで今回は、メモ代わりに使っている「HX5V」という
ソニー製コンデジを水中撮影に対応させてみました。

購入したのはディカパックの「WP-610」。
まあ、ビニールケースに毛が生えたようなもので、サイズはいろいろ。
数千円で買えます。
要するにカメラが濡れなければなんでも良いわけで、
ジップロックでもサランラップでも良いと言えば良いのですが、
1つだけ問題になるのが、
「透明度の低い素材でレンズを覆うと写真がボヤボヤになる」
ということ。

こうした専用ケースでは、透明度の高いポリカーボネイトなどが保護レンズとして
装着されており、画質の劣化を抑えた水中撮影を可能にしています。

まあコンデジなので、もともとたいした写真が撮れるわけでもありませんが、
解像感の低下はそれほど無いように見えます。

カメラを出し入れする部分はジッパーと、二重ベルクロによる鉄壁のガード
・・・・・・だそうですが、水に入れてみるまでわかりません。


パックに入れた状態でも、シャッターボタンやダイヤルは操作可能。
背面ディスプレイの確認もできます。
問題はパックのレンズガードでワイド端では若干ケラレること(周囲に黒いものが写る現象)。
これは、わずかにズームする事で防げます。
しかし、HX5Vを含めてコンデジの多くは、電源を一度OFF/ONすると
電源を切る前の焦点距離に自動的に戻る機能は備えていないので、
電源をONにするたびにケラれない焦点距離までズームする必要があります。
ま、めんどかったらケラレたまま撮影して、後で真ん中だけ切り出しゃ良いんですけども。

と、言うわけで
海にチャレンジする前に、風呂場でテスト。
安物コンデジとは言え、電化製品を湯船につける背徳感じに足の裏がざわつきます。

う、浮いてやがる・・・・・・

空気が含まれているので浮くのは当たり前ですが、
海ではカメラがマリアナ海溝まで沈むとしゃれにならないので、
“浮くこと”が紛失を防ぐ重要な要素でもあるようです。
では、いざお湯の中へとダイナミックエントリー!!!

だれか風呂入ってやがる

水の影響で若干甘めになりますが、
まあそれなりに写ります。

気をつけないと、防水パックのストラップがゆらゆらと写りこみます。

なんとか泡を出して、水中感を出そうと、熊五郎をゆすっているところ。

劇場版綾波的な
ちなみに水に突っ込むと画角が狭くなったように感じますが、
水と空気の屈折率の違いによって、実際に狭くなっているようです。
・・・
結論:まあ、お遊び水中撮影くらいはできそう
実際、海にもぐってみないとわかりませんが、
解像感低下も少なく、作りもシッカリしているのでそれなりに遊べそうです。
取り出したコンデジには、水滴1つ無し。

テストして感じたのは、
おそらく水中撮影では、防水パックよりも
カメラ側に求められる条件が幾つかありそうだなという事。
水中でISO感度をいじくったり、絞りやシャッタースピードを
あれこれやる余裕は少ないと思われるので、
・ISOオートで撮影できる事
・高感度撮影に強い素子を搭載している事(裏面照射型など)
・自動でマクロモードに切り替わる事
・ホワイトバランスが変えられる事
(RAWで撮れるハイエンドコンデジが理想だが、無ければ晴天やら、蛍光灯やら
青が綺麗に出るモードを使いたい。安いコンデジはオートホワイトバランスがタコな
事が多いので、そのまま撮影すると汚らしい色になる)
・上手くいかなかったら動画でごまかすためのフルHD動画撮影機能
あたりができると良いかなと。
ちなみに一昔前に流行った「HX5V」は、現在中古カメラ屋で1万円台前半とかいう
冗談のような値段で売っているのでおススメです。
GPS、フルHD動画撮影、ワイド側アクティブモード手ブレ補正、
夜景手持ち撮影(JPEG連射のコンポジット合成をカメラ内でやっちまう機能)などなど。
フルマニュアル撮影がしたい人は「HX9V」をどうぞ。
1080/60pのプログレッシブで動画が撮影できるので、
動画から1枚切り抜いた静止画も高画質。
アクティブ手ブレ補正もより強化されているよーです。
夏に水辺に行く人は、お決まりの旅行写真に1つ、
水中写真を加えてみても面白いかもしれません。